元ロンドン新(米)所長→現ハノイ所長日記

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2011.05.31
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カテゴリ: フットボール

さーて、そろそろ、社会派ネタに戻ろうかと思っていたんですが、昨日も今日もイギリスのTVのトップ・ニュースはFIFA(国際サッカー連盟)関連ですね。

FIFAの賄賂疑惑については、以前、「 サッカーの母国イギリスが本気で怒っちゃった。」 に書きましたが、こともあろうに、渦中のカタール代表のハマム理事(アジア連盟会長)について、彼が買収によって、ワールドカップ開催の権利を得たことを示唆するメールの存在が明らかになり、紆余曲折の末、彼は、FIFA会長選への立候補を取りやめ、更に、FIFA倫理委員会によって、(暫定的)活動停止処分を受けるに至ってしまいました。

これにより、FIFAの会長選への立候補者は、現職のブラッター会長のみとなり、再選が確実となったのだが、話は、ここで終わりません。FIFAの腐敗に異を唱え、今回の会長選への投票の棄権の意思を表明していたイングランド・サッカー協会(FA)が、会長選挙の延期を求める声明を出したのです。さあさあ御立会い!!・・・古っ!

実際に会長選が延期される可能性は低いとは思うのだが、イギリスの主張は至極真っ当ですね。実際、FIFAの権威は地に落ちた感があり、功成りえて悠々自適の高齢者であるブラッター会長よりも、今は、改革にまい進出来る未来志向で、かつ求心力のあるリーダーを選ばなければいけないように思う。

まあ、ことの真偽は分からないが、カタールがワールドカップの開催地に選ばれたことは、"経済力"が、その要因であることは間違いあるまい。もとより、招致活動に金を使うことは許容されており、迂回的な賄賂のようなものを含めれば、これまでに汚職がなかったとは誰も思っていないだろう。

フットボールというスポーツ自体が、審判の目を盗んで反則したり、わざと転んで反則をもらったりすることをよしとする、騙し合いの要素を含んでいることもあり、清濁併せ呑むことで、これまでは大きな問題とはなっていなかったのだと思う。

ただ、フットボールが、ここまで大きなビジネスに発展したからには、それに応じたガバナンスを再構築するしかないだろう。クリーンさなら定評のある日本は、こういう場面でこそ、大きな役割を発揮できるのではないかと思ったりもするのだが・・・。

お読み頂き有難うございます。スマイル
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Last updated  2011.06.01 04:49:54
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