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先日久々の梅田おでかけの際に、見てきましたー
会員証の更新もあったんで・・・
ブルーノのしあわせガイド
Scialla!(2011年イタリア)
監督:フランチェスコ・ブルーニ
脚本:フランチェスコ・ブルーニ
あらすじ
ローマに暮らす元教師のブルーノ( ファブリッツィオ・ベンティボリオ
)は、
ゴーストライターの仕事のほかに家庭教師のアルバイトもしながら
自由でお気楽なひとり暮らしを楽しむ独身中年男。
ところがある日、ブルーノが教えている高校生ルカ( フィリッポ・シッキターノ
)の
母親マリーナ( アリアンナ・スコンメニャ
)から、衝撃の事実を知らされる。
半年間家を留守にするという彼女は、ブルーノにルカを預かってほしいと
願い出るのだが、当然のように預かる理由が分からないブルーノに対し、
マリーナは自分が15年前に一晩だけ過ごした相手であることを打ち明け、
ルカはその時に授かったブルーノの息子だというのだった。
あまりのことに困惑しつつも、マリーナとの約束で自分が父親であることは
秘密にしたままルカと一緒に暮らし始めるブルーノだったが
呼び出された学校でルカが進級できないだろうと聞かされ、
父親として生活を改善することを決意する。
この映画でデビューの男の子。映画がヒットして、本国では
一躍アイドル的人気を博したそうです。
そりゃそーだね、整った顔立ちしてるし、笑うとカワイイところもあるし。
ブルーノは、洗濯物外に干しっぱなしにして
畳むことが出来ないくらいにバキバキにしちゃったり、
補習の個人家庭教師もちょっと適当っぽくて、
気ままな独身って感じなんですが、もと教師だけあって
本気で教えると文学や芸術に明るい、というのがわかります。
そしてそれが後で大きな意味を持つのだ。
ルカの母親で、昔ブルーノと一夜を過ごしたことがある、というマリーナと
元鞘になるわけでもなく、ルカも学校では人気者の反面、
女の子とからみがあるわけでもなくて男友達とつるんでばかり、
というのが、余計な恋愛ドラマナシで見ることが出来て良かった。
ブルーノは、自伝を手伝ってるポルノ女優のティナ( バルボラ・ボブローバ
)と、
最終的にはいい感じになりますが、それも結構あっさりしていて、、、
ルカとブルーノの関係がメインだから、余計な男女関係がないのは
アメリカ映画と違っていて好きな部分。
学校は行ったと思ったらすぐ抜け出したり、授業中は音楽聴いていたり
とにかく不真面目なやんちゃ生徒。
ジムに出入りする、ボクサーくずれみたいな男に気に入られて
一緒に出かけたりするんだけど、つきあってみたら実はヤバそうなやつ、
というのはわかったようで、彼に連れて行かれた
詩人( ビニーチョ・マルキオーニ
)と呼ばれる男の家で、クスリと大金をみつけ、
なんだか知らんけど盗んじゃったんだよねー
それがばれて詩人を怒らせ、
もう命で償うしかないぞ、くらいな状況になっちゃうんですね。
その件は、え、こんなヘビーな話になっちゃうの???
って、最初の雰囲気と違う話だったのかな・・・って思うんだけど。
どーでもいいけど、詩人役のビニーチョって、最初見たときは
イタリア版ジュード・ロウ!?って・・・(髪だけ?)
その絶体絶命の状況に居合わせたブルーノ、
やってきた詩人は実はかつての教え子だった、といすごい展開で、
結局助かって、詩人は捕まっちゃうんだよねー
結構などんでん返しで、ホッとしたやら笑えるやら。
とにかく、
この一件でいろいろ反省したルカ、
腰を痛めていたブルーノをバイクに乗せて走ったり、
しだいに関係性が変わっていきます。
ブルーノのサポートもあって、短期間とはいえ勉強頑張ったんだけど
試験の結果を見に行ったらどうやらダメだったらしく、
ブルーノは先生のところに怒鳴り込むんですね、
短くても努力したことを認めてくれ、と。
そしたら先生いわく、留年はルカの希望なんだとか。
ずっとちゃんと勉強してきた同級生に申し訳ないし、
自分はもう一度きちんと勉強するべきだと思う、という申し出だったらしく
随分成長したなー、と感心するブルーノなのでした。
そうそう、このベッドカバーの色使い、
壁の模様や色、家具、ホントカッコイイ。
日本人の感覚ではありえないですよねー、家の中見てるとね。
男二人で外に食べに行ったり、本編とは別に、そういう生活部分を
いろいろ見ることが出来るのが楽しい。
いやーー、久々に映画見たよ、映画館で・・・
何ヶ月ぶりだろう???
で、すごく迷ったんです、同じ劇場でやっていた きっとうまくいく
(インド)と。
ただあまり遅くならずに帰りたくて、上映時間の長いインド映画(170分)は
そのうちDVDかWOWOWで、と思って諦めた。
久々だったから、軽い感じで見たかったし
そういう意味では、イタリア映画って
なんか小さいことで悩んでもなあー、ちょっとつまずいても
人生楽しいほうがいいよなーって前向きになれるというか。
まあ、日本人には無理な感覚も多々ありますがね
ちょっとハッピーで嬉しい見終わり感でした。
ちなみに、久々に行ったお気に入り映画館で、
見たいなーって思う映画のチラシ、大量ゲットです
これ、結構いい資料になるんだよね~~