美作的日々

で、一番最近、先週木曜日に読み終わった本です。

今日からWOWOWでドラマもスタートする、その原作ですね。

震える牛　　　　　　
相場英雄

なんだろ、とにかくいろんな意味で怖かった・・・
ファミレスや居酒屋、惣菜、加工食品・・・肉の形が見えない食品が
怖くて食べにくくなったぞ
いや、多分品質チェックは通っていても、大量の添加物入りの食品は
世に広く出回ってるだろうし、かなり事実だと思うんです。
でも、食品会社と、そこに出入りする加工肉を作る会社、
地方政治とのしがらみや警察、警察内のいがみ合いと、さらに
中央の政治家との癒着・・・
これまたいっぱい、いろんな闇があって、怖いコワい・・・

加工肉の工程も気持ち悪くなっちゃったけど、
なんたって最後の最後の意外などんでん返し・・・
えーーーーっって・・・
なんか、いろんなことを調べ上げてどうにか解決したいと思っていた田川に
本当に同情してしまった。
ちゃんと理解してくれる同僚や後輩、そしてネット上のペンの力で
真実を暴こうとしている女性記者、少しでも味方がいるから
きっと真実を告発してくれるだろう、、、、

という予感で終わってしまって・・・
これは読み応えもあったし、コワかったし、
消費者として考えることも大でした。


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社会派ドラマの原作になりそうな作品ばっかですね～
どれかもう１作品くらい、読んでみようかな・・・