美作的日々

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スナフキー @ Re:ソラチ派(04/22) おはようございます。成吉思汗たれの日が…

美作dongdong@@ Re[1]:サザエさん♪(10/05) 通りすがりさんへなるほど、そうでしたか…

通りすがり@ Re:サザエさん♪(10/05) 失礼いたします。日本初のカラー放送さ…

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きらめく星座で冬冬と会話した人@ Re:頑張れ金曜(10/15) 2008年くらいからこちらのブログ拝見して…

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2025.10.01

長編デビュー作小説

テーマ：映画館で観た映画(8806)

カテゴリ：好き好き！映画

先日（2週間近く前だが）ダブルヘッダーで映画見てきたときの
レイトの方です。

遠い山なみの光
（2025年日本・イギリス・ポーランド合作）
監督：石川慶
脚本：石川慶
原作：カズオ・イシグロ

あらすじ c-book0593

ニキは、大学を中退し作家を目指している。ある日、彼女は執筆のため、異父姉が
亡くなって以来疎遠になっていた実家を訪れる。そこでは夫と長女を亡くした母・悦子が、
思い出の詰まった家にひとり暮らしていた。かつて長崎で原爆を経験した悦子は
戦後イギリスに渡ったが、ニキは母の過去について聞いたことがない。悦子はニキと
数日間を一緒に過ごすなかで、近頃よく見るという夢の内容を語りはじめる。
それは悦子が1950年代の長崎で知り合った佐知子という女性と、その幼い娘の夢だった。
ニキは母の語る記憶に食い違いがあることに気づき、その秘密を紐解いていく。

　現代パートはイギリスの大きな家に一人で暮らす、
悦子のところに次女のニキがきて、過去の話を聞いていくところで、
その過去の話を回想した過去シーンが戦後の長崎になるのだが、、、

昭和の時代の、とても便利とは言えないが　

きちんと丁寧に暮らしている団地のシーンが懐かしくもアリ、、、

女性の佇まいがとても馴染んでいた気がします。

　彼女の記憶の中の佐知子と娘の万里子の存在を
そのまま思い出の中の不思議な親子・・・と思って見ていたけど
途中からあれ・・・？？という感じになり、
でもなんかモヤモヤしたまま、ずっと不穏な感じもしながら、な終盤。

見てた時は、結局確信が持てないままで。　　

悦子は、佐知子と出会ったとされる当時、ニキの姉にあたる景子をみごもっていたことになり、
相手は当時の夫の二郎との子なんだが、穏やかな夫婦生活に見えたけど実はすれ違いがあり、、、
その後、悦子は再婚した英国とともにイギリスに移住するものの、景子が異国の地に馴染めず、
ニキが小さいときに自殺していた、と言うのが中盤でやっとわかります。
そのへんが不穏な感じの一因とも思えますが、

実際は悦子と景子のことだった、、、というのが、観て帰っていろいろ調べてから
やっと確信がもてたことで。

愚行録の石川監督なのですが、やっぱカズオ・イシグロの作品が
私には浮遊感があるというか霞がかってる感じがして、
難しいのだよね・・・