0分15秒~3分22秒:ここからトレバー・ホーンのボーカルが入る。彼の声はこの曲のタイトルにあるように、まるでラジオのスピーカーから流れてきているように少し曇った感じの声を表現している。彼のボーカルにバックの女性コーラスが所々加わる。女性の声はOh,Ohの部分とVideo Killed The Radio Starのコーラス部分を担当している。澄んだ声の女性とトレバー・ホーンのどこか曇った声が対照的で面白い。途中の間奏では各楽器のパートがはっきりと聴こえるのも細かいがしっかりとしたアレンジがなされている。ジェフリー・ダウンズのキーボードがバックで華やかさを曲に加えている。 3分22秒~ラスト:一端ボーカルパートがF.O.(フェードアウト、徐々に音が小さくなっていくこと)されていく。そして再び今度はF.I.(フェード・イン、さっきの逆)されてシンフォニーの様な演奏があって、女性の声のOh,Ohがこだましていきながら曲は終わる。 △曲の構成は大まかに見れば上記の様になるが、細かく聴いているとこの曲は非常によく構成されている。メロディー・ラインがしっかりしていて、とてもポップで華やかな部分と陰な雰囲気が見事に重なり合っている名曲である。 ▲この曲の歌詞はその通りで、ラジオスターがビデオ(後のMTV)の普及で出番が減った事を嘆いている。今だったらビデオではなくてDVDかネットかな?。 この曲の最後の部分はこんな歌詞で締めくくられている。