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2005.07.01
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カテゴリ: 音楽
人気blogランキングへ(音楽コーナーでは87位に登場しました、これからもお願いします)

『THE DUDE』(邦題:愛のコリーダ)(試聴出来ます)
Quincy Jones
発表年/1981年 プロデューサー/クインシー・ジョーンズ

【クインシー・ジョーンズの近況】
クインシー・ジョーンズの新譜は長い間遠ざかっているが、彼の長いキャリアを振り返る企画盤はCDショップを常に賑わせている。
プロデューサーとしての活動も最近ではあまりニュースにならないところを見ると、年齢的なこともあり活動のインターバルが長引くのもやむを得ないのだろうか?
【このアルバムについて】
1981年に発売されたこのアルバムは、前作の「スタッフ・ライク・ザット」から3年のインターバルの後に発売された。前作も私のお気に入り盤で甲乙を付けがたい名作である。
本作ではクインシーの広い顔を生かして多くの著名ミュージシャンやスタッフが集結した。アルバムの邦題は1曲目の Ai No Corrida(愛のコリーダ) で、これをリアル・タイムで聴いていた私としては連日FMでオンエアされていたのをはっきりと記憶している。最近では山田優ちゃんがカナダ・ドライのジンジャーエールのCMで、つるはしを担いでいるバックに流れている曲なので注意して聴いて欲しい。1曲目らしく当時流行のディスコ・ビートが利いてリズム感抜群の曲で、これで一気にグッとリスナーをひきつける。
2曲目はこのアルバムの原題である The Dude はクインシーの秘蔵っ子ジェームス・イングラムの低音のヴォーカルと、クインシーやマイケル・ジャクソンやパティ・オースティンらのバック・ヴォーカル隊が絡む曲。
ジェームス・イングラムのヴォーカルがフィーチャーされているのは、他に3曲目の Just Once One Hundred Ways でどちらも美しいバラードだ。後者はグラミー賞の最優秀R&Bヴォーカル賞を授賞している。
パティ・オースティンのヴォーカルがフィーチャーされている曲は、4,5,6,9曲目の合計4曲で、それ以外の曲でもバック・ヴォーカルで絡んでいてジェームス・イングラムの男性らしいヴォーカルと対をなしてアルバムに華やかさを加えている。
唯一インスト・ナンバーの8曲目 Velas はクインシーの盟友であるトゥーツ・シールマンスのギターとハーモニカと口笛がいい味を出している。このアルバムの中でもっとも「ホッと」出来るナンバーで、ジャズの雰囲気を醸し出している。
曲作りでは2、5,6,9曲目でロッド・テンパートンが参加しているが、クインシーと彼のコンビは当時多くの曲を取り上げている。マイケル・ジャクソンのアルバムにも多く提供していて、アルバム「オフ・ザ・ウォール」「スリラー」ではそれぞれのタイトル曲を含む6曲を提供している。『ロック・ウィズ・ユー』『スリラー』は彼の曲だということをご存知だろうか?他にはパティ・オースティンがヴォーカルを取る4曲目の Betcha‘ Wouldn’t Hurt Me では、スティーヴィー・ワンダーがステファニー・アンドリュースとの共作で曲を提供している。
【参加アーティスト】
クインシーのアルバムには彼の幅広い人脈を証明するかの如く、超一流がフィールドを越えて参加した。スティーヴィー・ワンダー、ハービー・ハンコック、スティーヴ・ルカサー、デヴィッド・フォスター、マイケル・ジャクソン、アーニー・ワッツ、グレッグ・フィリンゲンズ、ルイス・ジョンソン、エイブ・ラボリエルなどまだまだ書ききれないほどの人たちがこのアルバム制作に関わった。





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Last updated  2005.07.02 22:20:13
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Re:私の好きなアルバム4~クインシー・ジョーンズの『愛のコリーダ』(1981)(07/01)  
アネマジロ  さん
愛のコリーダは クィンシー・ジョーンズでしたか。

彼の曲は 沢山聴いているはずなのに これ!という思い当たる曲を言えないアネマジロです。

相変わらずの記憶力。
羨ましい限り!
(2005.07.02 08:13:57)

Re:私の好きなアルバム4~クインシー・ジョーンズの『愛のコリーダ』(1981)(07/01)  
kintyre  さん
>アネマジロさん、こんばんは。
山田優ちゃんのCMの映像と音楽はマッチしていないけど、この曲が流れてくると思わず見てしまいます。
この曲は本当に当時流行りましたよ。
今回紹介したアルバムと『スタッフ・ライク・ザット』もいいアルバムですよ、是非お持ちでなければお買い求め下さいね。
(2005.07.02 23:10:51)

初めまして  
たろ さん
こんにちは。
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。
こちらからもコメント&トラックバックを失礼致します。

僕もこの作品は、1978年 発表の『SOUNDS...AND STUFF LIKE THAT(スタッフ・ライク・ザット)』と共に好きなアルバムです。
アルバム『THE DUDE(愛のコリーダ)』には、才能溢れる音楽家 ロッド・テンパートン氏のマジカルな楽曲の他にも、その後のクインシー・ジョーンズ氏のソロ・アルバムやパティ・オースティンさんのアルバムでも取上げられる事になるブラジルのイヴァン・リンスさんの素晴らしい楽曲がカヴァーされていますね。

そして、幣ブログでも取上げました編集盤 『愛のコリーダ2000 ~ザ・ベリー・ベスト・オブ・クインシー・ジョーンズ(THE VERY BEST OF QUINCY JONES)』(‘00年)に収録曲で、レオン・ウェア氏が参加しているので気にはなりながらも恥ずかしながら初めて聴いた アルバム『BODY HEAT(ボディ・ヒート)』(‘74年)の楽曲が素晴らしかったので近々購入を考えております。

また遊びに来させて頂きます。
今後共、よろしくお願い致します。
ではまた。
(2005.08.07 12:52:57)

QJ御大関連  
porsche1 さん
CMに触発され、愛のコリーダが聞きたくなり、
二時間がかりで古い荷物を探したのですが、
このブログで視聴できたのですね・・

同時期のDO YOU LOVE ME? PATTTY AUSTINなんかも聞きたいなぁ~
BROTHERS JOHNSON
MICHEL JACKSONのQJ絡みも聞きたい。

この時期ってブラコン系ダンスの全盛期で、
楽曲の素晴らしさは、ピカイチですよね~ (2005.08.13 11:17:44)

Re:私の好きなアルバム4~クインシー・ジョーンズの『愛のコリーダ』(1981)(07/01)  
kintyre  さん
>posche1さん、こんにちは。
山田優ちゃんのあのCMは確かにインパクトの強さを感じますね。
あの曲は当時はFM曲で連日オンエアされていましたが、ご指摘どおりブラコン系ディスコサウンドは流行っていましたね。Qの才能発掘能力とアレンジは誰にも負けていないと私は思います。「スタッフ・ライク・ザット」も良いですよ。 (2005.08.13 11:38:35)

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