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2006.02.18
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【芭蕉に影響を受けた歌詞?】
生前のジョン・レノンはこの曲の歌詞が特に気に入ったと見えて、「僕が書いた最高の歌詞」と自画自賛している。
この曲は芭蕉の影響を受けているとも語っているが、ヨーコが英語で芭蕉の細かいニュアンスをどこまで伝えていたかは不明だ。また、ジョンが具体的に歌詞のどの部分を指しているかも微妙だ。
ただ一つ言えるのはこの歌詞は、ザ・ビートルズの全曲を通しても最高峰に位置すると言っても過言ではない。ジョンの世界が全面的に展開されている上に、ロック音楽の歌詞というより「一つの詩、文学的短編詩」と言っても充分通用すると私は思っている。この最高の歌詞に神秘的な旋律が一体となって、この名曲を構成しているので詩と曲の両方の持つ意味を噛み締めて聴いていただきたい。
因みにこの曲のクレディットは当然ながらレノン=マッカートニーの両名だが、ポールがこの曲に関わったとの情報は一切無い。
【異なる4つのテイク】
この曲が最初に録音されたのは良く知られている「レット・イット・ビー」での収録より前の1968年2月である。この初期の録音バージョンは「アンソロジー2」に収録されている。ここではシタール、ギターを中心としたシンプルな演奏だが、既に完成品に近い形で出来上がっている。
そしてこの曲が最初にリリースされたのは世界野生動物基金(WWF)チャリティ・アルバムの1曲目に収録されたバージョンである。このテイクは長い間幻のテイクとされていたが、LP時代に「Rarities」に収録され、更にCD「Past Masters Vol.2」に収録されている。このバージョンは別名「鳥バージョン」とも呼ばれるが、曲の冒頭とエンディングに鳥の泣き声と羽ばたく音のS.E.(効果音)が入る。テープのピッチを上げたうえに、スタジオ見学に来ていた二人の女性ファンをポールが招き入れてコーラスに参加させた。4つあるテイクでポールと女性コーラスが入る唯一のテイクでもある。
一番有名な「レット・イット・ビー」収録バージョンは、この鳥のさえずりなどのS.E.を廃しテープのピッチを落としオーケストラとコーラスをフィル・スペクターが加えた。
最後に「...Naked」バージョンはフィル・スペクターが配した装飾を取り外した。そこでアコギの音色とジョージ演奏のタンブーラ(インド楽器)が前面に出てきた。エンディングではエコーが掛かって、まるで魂が天に昇っていくかのような印象を受ける。
【カバーについて】
ジョンのこの名曲には当然カバーも存在する。基の曲が持つ神秘的なメロディ・ラインと歌詞の美しさを、原曲のイメージを損なうことなく表現するのは難しい作業でもある。


the beatles(let it beNakedpast masters vol.2anthology 2

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3.Britney Spears/Greatest Hits:My Prerogative
4.Bobby Caldwell/August Moon





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Last updated  2006.02.19 23:39:13
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