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2010.01.27
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カテゴリ: アメリカ映画
10-3.(500)日のサマー
■原題:(500)Days Of Summer
■製作年・国:2009年、アメリカ
■上映時間:96分
■字幕:古田由紀子
■鑑賞日:1月23日、シネクイント(渋谷)

スタッフ・キャスト(役名)

□監督:マーク・ウェブ
□脚本:スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー


◆ズーイー・デシャネル(サマー・フィン)
◆ジェフリー・エアンド(マッケンジー)
◆クロエ・グレース・モレッツ(レイチェル・ハンセン)
◆マシュー・グレイ・ガブラー(ポール)
◆クラーク・グレッグ(ヴァンス)
◆レイチェル・ボストン(アリソン)
◆ミンカ・ケリー(面接の女性)

【この映画について】
脚本、監督、主演、すべてに男の目線が貫かれる画期的なこのラブストーリー は、ミュージック・クリップやCM、短編作品で高い評価を集めるマーク・ウェブの長編映画デビュー作。
恋することの高揚感に加え、誰もが知る失恋の惨めさを見事に描いて映像作家としての実力を発揮する。
エキセントリックに見えて実は極めて真っ当な感覚を持つ現実的な サマー役のズーイー・デシャネル と、愛の幻想に振り回される愚かだけれど愛おしい 主人公トムを演じるジョセフ・ゴードン=レヴィット も適役。
イケアで新婚夫婦ごっこに興じ、『卒業』を観て暗雲垂れ込める展開や、傷つき学び成長してゆくトムにエールを送るようなエンディングも心憎い。
(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】
建築家を志しながらもグリーティングカード会社でライターの職に甘んじている トムは、運命の恋を夢見るロマンチスト。いつか素敵な恋人に出会えるはず と信じていた。
トムと違って、サマーは真実の愛なんてものを、これっぽちも信じていなかった のだ。

28日目、カラオケパーティの席で、トムとマッケンジーの二人はサマーに「彼氏はいるの?」と質問しノーの答えと「恋人なんか欲しくない」の返事が返ってくる。帰り際に 「友達になって」とサマーは言ってきた。
それからトムとサマーは社内で二人になった隙にキスをした。それからの二人はデートを重ね楽しい日々を過ごし、 トムはサマーにお気に入りの公園のベンチで、自分の夢は建築家になって自分の理想の街を築くこと だと語った。

しかし、関係を発展させたいトムと「誰かの所有物になるなんて考えられない」と考えるサマーとの溝はトムの熱意だけでは埋まらなかった。

しばらくして、 トムはサマーが会社を辞めたことを知る。 悪友のポールやマッケンジーの勧めに従い、新しい恋人をつくろうとするトム。だが、トムは誰とデートをしてもサマーが忘れられない。

その後、トムは会社を辞め、夢だった建築家の道へ進むべく就職活動を始める。お気に入りのベンチに座って、未来の自分を想うトム。と、そこにサマーが現れた。長かった“500日の夏”がようやく終わろうとしていた……。

この映画のラストは、トムのお気に入りのベンチで街をぼんやりと眺めていると、そこに偶然にも生涯の伴侶を見つけたサマーと出くわして終わる。結局、 トムに取ってサマーとの500日は何だったのか?を問いかけるように、そして、彼の将来にエールを送るように終わる。

ストーリーの展開としては、可愛いサマーに一目惚れしたトムに対して、 恋人未満友達以上の関係を維持したいサマー。 トムは彼女の関心を引こうと努力するが、サマーに振り回されるだけで関係は一方的に終わりを告げる。
どことな頼りなさが感じられる演技 と、他の女性とはどことなく違う 不思議な雰囲気を醸し出し掴みどころのないけど、何故か男性を引きつける魅力 を持ち合わせるズーイー・デシャネル。

ズーイー・デシャネルは女優としての活動と並行して音楽活動もしているそうで、この映画では、そんな彼女の為に?カラオケパーティで唄うシーンもあり、 ストーリーの中でも音楽が重要な役割を果たしている。
トムが乗っていたエレベーターにサマーが同乗してきて、トムが聴いていた音楽がヘッドフォンから漏れて来て、サマーが「私も(トムが今聴いている)ザ・スミス」が好きなの!って語るシーン。ここから二人の関係が事実上始まるの。
また、途中で、サマーとの付き合いが上手く行き始め有頂天になるトムが、街の中で急に踊り始めると、周りの無関係の人たちも一緒に踊り始め、まるで ミュージカルのワン・シーン(予告編の29秒~30秒に一瞬挿入されます)が展開

でも、次の恋人と予感させる女性が「オータム」とはね...。

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Last updated  2010.12.29 14:27:13
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