サラダ 0
レース編み 0
全2件 (2件中 1-2件目)
1
沈丁花のツボミが、ここまで大きく膨らんでいますよ。 大げさに言えば、号泣したくなるくらいのニュース。小学一年生の男の子が、親の虐待の末、死んだ・・・。この子は、いったい何のために、この世に生まれてきたのだろうか。 2005年の芥川賞受賞作品、中村文則作 「土の中の子供」 を読み終えたばかりだったので、余計に心にぐっときてしまいました。親に捨てられ、親戚をたらい回しにされ、すさまじい暴力の中で育った私。私は、何度殴られ、蹴られたか分からない。幼かった私は、打ちのめされず、殺されることなく、生活をやり過ごすことだけが希望だった。 成長して、親が会いたいと言っていると聞いたとき、「僕は、土の中から生まれたんですよ。だから親はいません。」私は人の流れの混沌の中を、ゆっくり歩いた。この最後の一文に、彼の再生の予感がするのです。 生きてさえいれば、この男の子も、自らの力で、再生できたのに。可哀そうでなりません。もう一度、優しいお父さんお母さんのところに、生まれてくるんだよ。
2010.01.26
コメント(12)
「花の切手」を見ると、お母さんに送りたくなります、お友達への便りに使って、と優しい手紙を添えて、お嫁さんから小包が届きました。前にも送ってくれた「ふるさとの花」シリーズの切手です。もったいなくてなかなか切り離せないけれど、でも、こんな切手が貼ってあるともらった人は嬉しいから、使わせてもらおう! ありがとう そして本体は、ターシャ・テューダーさんの単行本。「思うとおりに歩めばいいのよ」この前は写真集を頂いたけれど、今回は写真と言葉の集まりです。未発表の写真を集めた、と書いてあるとおり、あまり見かけない表情が素晴らしい。思いがけない嬉しい贈り物、ありがとう!きっと毎日、手に取っては開いて、見ていると思います。 お茶入れて、お日さまがさんさんと入る窓辺で足投げ出して、一頁、一頁、読んでいきました。 至福のひとときです。この写真、椅子に腰掛け、左手で本を持ち、右手でシャッターを押しました。 ターシャさんの真似など、何にもできないけれど、題名のように、思うとおりに歩めばいいのかな。死さえ怖くないのは、人生に悔いがないから、と言い切る言葉が心に残りました。 感謝。
2009.12.20
コメント(6)
全2件 (2件中 1-2件目)
1