ヨーロッパにいると、近隣の国に簡単に旅行できるのが素敵。何といっても飛行機が安いし、車や船という手段もあります。また、日本のパスポートは強力だから、思い立ったらすぐ行けます(中国人の友人などは、イギリスからでも、事前に旅行日程をたて、すべての宿泊を予約をし、ビザを取得してからでないとヨーロッパ諸国を旅行できません)。国際線の飛行機に乗るのはわずかな時間で、実際は、わが町サウサンプトンからロンドンまででるのが、いちばんたいへんです。
この退屈な町にこもっているのは飽きますし、英国国内もヨーロッパの国々もできるだけ出かけてみたいと思っています。夫の勉強はかなり忙しく、また収入のない身で遊んでばかりもいられませんが・・・。
このページは、目次の後に、経験から学んだお役立ちリンク集をつけました。みなさんの旅行計画の参考になればうれしく思います。
チェーンホテルにお世話になる
日本の温泉旅館で命の洗濯とか、南の島でのんびりリゾートとかいう場合、宿泊自体が目的化するので、できるだけ雰囲気とサービスのよい宿に泊まりたいと考えますが、ヨーロッパの都市巡りの旅行は、だいたい外で出歩いてばかり、ホテルには寝に帰る、というだけになりがちです。もちろん、感じのいいB&Bやシャンブルドート(フランスの民宿)、シャトーホテルなどを探して泊まるのも楽しいのですが、さんざん苦労して予約したあげく「古くて設備がおんぼろだった」「おかみさんが不機嫌だった」「食事がまずい」など、はずれに会う確率も高くなります。その点チェーンホテルは、どこにいってもサービスが均質で、期待を裏切ることがなく、24時間チェックイン可能など便利なことも多いので、このごろはすっかりチェーンホテルを利用することが多くなりました。味気なさもありますが、夜はよく寝て鋭気を養い、日中はせっせと観光に精を出すのにはおすすめです。
ACCOR hotels ・・・ヨーロッパ、アメリカ各地に、4つ星からモーテルまで、あらゆるレベルのチェーンを経営する。Sofitel、Novotel、Mercure、Ibis、Etap Hotel、Formula1など。同じ敷地に、同系列のホテルが2軒並んで建っていることも多い。ネット予約が簡単。いつもお世話になってます。
Travelodge ・・・1泊1室素泊まり50ポンド前後。イギリスの普通のレベルのホテル。郊外型は高速道路のサービスエリアにあることが多い(高速が無料なので高速を利用しない人でも泊まれる)。市街地型は値段が高め。イギリスなので、部屋にティーセット(ポット、インスタントコーヒー、ティーバッグ)があるのが嬉しい。ドライヤーもある。部屋は広め。