松木幸夫 ギタリスト的思考

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choco.yukio @ Re:曲の性格(11/27) remain-iihamaさん。 素晴らしいコメント…
remain-iihama@ 曲の性格  いつも楽しく読ませていただき  示唆…
choco.yukio @ Re:音楽(とギター)の見え方(10/30) remain-iihamaさん。 > ただ、最近の課…
remain-iihama@ 音楽(とギター)の見え方  私も全く同感です。  自身もかつては…
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choco.yukio @ Re[1]:息が合わないと云うこと(09/15) あやさん。 コメントありがとうございま…

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Sep 15, 2009
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カテゴリ: 音楽
 我々が団体行動をする場合、或は単純にアンサンブルをするときに、まず始めに気をつけることは、息を合わせると云うことである。

 息の合わない人同士は、どれだけ練習しても本番でうまくいくことはないものだから、次第にその組み合わせで演奏を聴く機会は減ることになるものである。

 ところが、クラシックギターを学ぶ人の中には、音楽と息を合わせて演奏できる人がとても少ないのである。この場合の息を合わせると云うのは、正しいフレーズで演奏できると云う程度の意味である。もっと噛み砕いて云えば、例えばギターやピアノを使って弾き語りや、弾き歌いをするときに、歌と伴奏の息が合っていると云うことである。

 僕が知る限りの人の演奏の多くは、呼吸と音楽との間になんの関連性を見出すことができないことが非常に多い。

 つまりそのメロディに歌詞がついている場合、歌詞の内容を聴き取ることができないような演奏をすると云うことである。

 しかも演奏するに当たり、息継ぎの重要性を知っている人と云うのは、まったく少ないものだ。

 だから僕が多少そのことについて繰り返し、そして次第に強い口調で云えば、彼らは僕の云う言葉の内容を吟味するのではなく、僕が何かの理由で気が立っているからそのように声高に喋り続けているのだと裏を読むように納得しまうのである。

 もしかしたら彼らには、フレージングと云う概念がないのかもしれないと、僕はついつい勘ぐってしまうのだ。しかも強弱も彼ら自身の求めるはずの音もない。

 僕は、彼らに喧嘩を売っているのだろうか。



 と、どれだけ考えてみたところで、埒が明くものではないことも知っている。

 まあ、それでも楽しいと感じるのならば、それでいいのかも知れないな。





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Last updated  Sep 15, 2009 08:10:21 PM


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