宅録用語集 は行

宅録用語集 は行


バーチャル・トラック ・・・
ハード・ディスク・レコーダーなどで、同時に再生出来るトラック以外にも用意されているトラックのこと。メーカーによってさまざまな呼び方がある。例えば、あるハード・ディスク・レコーダーでは、1つのトラックが8つのバーチャル・トラックから構成されていて、その中の1つを選んで再生する仕組みになっている。実際の使い方としては、複数の演奏をバーチャル・トラックに録音しておいて、その中から気に入った演奏を採用したり、編集中のデータを一時的に保管しておく場所として、さまざまに活用することなどが出来る。


ハード・ディスク ・・・
パソコンやハード・ディスク・レコーダーに使われる高速で膨大なデータを扱える記録装置。


ハード・ディスク・レコーダー ・・・
→HDR


波形編集 ・・・
ハード・ディスク・レコーダーやDAWソフトなどに録音した音(オーディオ・データ)を加工すること。オーディオ編集と呼ぶ場合もある。ハード・ディスク・レコーダーやDAWソフトなどでは、録音したある部分だけを削除したり、またはコピーして繰り返したりといったことが行える。さらに、画面上にオーディオ・データを波形表示させてより細かい加工を行うこともある。例えば、音の立ち上がりの微調整やループの繋がりの調整、さらに波形の時間軸を反転(リバース)させるといったことも可能。


バス ・・・
ミキサーにおいて信号をミックスする為の1つの信号ライン(流れ)のこと。グループ・バス、AUXバス、メイン・バスなどの種類がある。例えば、各チャンネルを1つのグループ・バスに出力してまとめると、ドラムなど多くのチャンネルを必要とするパートをまとめてMTRの1つのトラックにレコーディングすることが出来る。”4バス・ミキサー”とか”8バス・ミキサー”といった場合、多くはこのグループ・バスの数を指す。


パラメーター ・・・
コントロール出来る値のこと。例えば、ミキサーのボリュームやパン、エフェクターのリバーブ・タイム、シンセサイザーの各ツマミでコントロールする値のことを指す。


パワード・モニター・スピーカー ・・・
モニター・スピーカーにアンプを内蔵したもの。スピーカーの他に別途アンプを用意する必要がないのでセットアップが簡単なのは言うまでもないが、アンプとスピーカーの相性を考えて作られているのもメリットと言える。


ビット ・・・
音楽信号をデジタルに変換する時、それを数字で表す2進数の桁数のこと。ビット数が大きいほど信号の情報をキメ細かに表すことが出来る。ハード・ディスク・レコーダーなどでは、一般的にビット数が大きいほど録音した音の再現性が高いとされている。


ファンタム ・・・
コンデンサー・マイクを動作させるためには電源が必要だが、この電源はミキサーやマイク・プリアンプから供給される。ファンタム電源はこれをマイク・ケーブル1本で送れるように工夫したもの。


フィジカル・コントローラー ・・・
”フィジカル”は”物理的な、実態のある”というニュアンスで使われる。DAWソフトやシーケンス・ソフトでは、マウスやキーボードを使って操作するのが普通だが、フィジカル・コントローラーは実際のフェーダーやノブ、スイッチなどを備え、これらを操作して、ソフトウェアのパラメーターをスピーディにコントロールしようというもの。


フェーダー ・・・
ミキサーの個々のチャンネルやメインのボリュームを調整する為のもの。長方形のツマミをスライドさせることによってコントロールする。


フォーン ・・・
直径約5mmの円筒状のコネクター。楽器用として広く使われている。


フォノ入力 ・・・
アナログのターンテーブルからの専用入力のこと。アナログ・レコードの出力は高音域が強調された特性になっている為、これをEQ(イコライザー)で補正する必要がある。この補正機能を持った入力がフォノと呼ばれる。


プラグイン ・・・
DAWソフトなどに追加する形で、エフェクトやソフトウェア・シンセサイザーなどの機能を実現するソフトウェアのこと。種類に応じてプラグイン・エフェクト、プラグイン音源などと呼ぶこともある。プラグインを使用する場合は、DAWソフトとプラグインが同じフォーマットに対応していることが必要。VST、DirectX、DXi、RTAS、MASといったフォーマットが存在する。



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