65は休憩で"神話と神社"の話のようだ。そこで、私のイザ!のブログが 産経新聞(2006年11月22日版、20面) で紹介された事を探し出した。別サイトでは、先に載せたが、イザは新規登録が出来ないので、載せなかった。
修正して日付を変えれば載るのだが、書いた日付は変えたくないので、そのままである。とにかく、イザのブログは、" 博士の独り言 "と、" 産経新聞 "でありがたい事にアクセスが急増した。
宇摩説の「大人の古事記講座」65 休憩、神話と神社
多くの人は、古事記は自分に無縁と思っている。先のやさしい講座でも、これを痛感して、休憩講座で、住んでいる地域の神社と祭神と古事記に付いて書いた。
この講座も、多くの事実の紹介と、古事記の画期的解釈を進めてきたので、少し飽きた人も出ているように感じるので、休憩して日本人と神社と古事記について書こうと思う。
宇摩説は古事記を歴史的に解いてる。宇摩説の古事記の神々は神話(弥生)時代の指導者であり、その恩に報いるために、神社が作られたのであり、1,000年以上も前の先祖から感謝を引き継いできたものだ。
神社と祭りは日本人の生活にも欠かせない。日本人の母親は子供を妊娠した時の腹帯からお世話になっている。これは日本人が母の胎内に来た時から、神様に頼っているのだ。
この神様は、多くは古事記の神々であるか、地域に天降りした地域の神々である。後に、朝廷によって、弥生時代からの伝承が変更されたり、統一の神々を押し付けられたりしているから、簡単には分かり難いが、古事記を知ることで、判別できる。
今も全国の神社のお祭りは盛大であり、日々の楽しみにして一年を待ち続ける地域も少なくない。だが、行事の継承画中心になって、起因の伝承が疎かになっている所もある。
今、古代から継承された伝承などを再録して残して置きたい。私のこじきの解明の新説"宇摩説"も、祭神と地名と伝承、郷土芸能が大きな鍵となった。
宇摩郡は特異な地域ではあるが、全国各地に神社があれば、同じことは出きるだろう。しかも、宇摩説によって、高天原の働きは解かれているから、地域の祭神を知れば、突合せで神の業績と地域への貢献まで判るだろう。
宇摩説によって、地域の歴史が弥生・神話時代まで遡るのである。そして、この本来の神は、本殿から外れた祠になっていることもある。先の朝廷の干渉によるものだ。
一番明確な神社は八幡神社であり、この神社の参拝には、境内社を調べる必要がある。お稲荷さんは願望を達成するのは良いとされ、ほとんどの神社境内にある。
稲で成った神と言えば、宇摩説の契機になったウマシ(略)神が最初の稲の神だが、もう一人、猿田彦と、スサノオも稲に関係する神であり、天照大神も無縁ではない。
天照大神とスサノオの稲に関する解明は「やさしい古事記講座」で後に出てくるので、ここでは省くことにする。この糸を手繰ると、これだけでシリーズになってしまう。
とにかく、日本人は古事記神話が今の日本人の生活に関わっているのであり、神社と後の寺院が、日本社会・文化・思想を育み継承しているのだ。もちろん、元の古事記神話の神々を祭る神社の祭神が基礎である。
以上、下の「やさしい古事記講座34」を読んで補足した。
やさしい古事記講座34 国生み、番外、神社と郷土
http://kabu003himiko.iza.ne.jp/blog/entry/398245/
神話(弥生)時代以後、様々な変節を経てきた日本だが、地域には地域の神社があり、時には神社より古い、2,000年以上も継承した祭りも、諏訪社の「御柱祭」のように残る所もある。
日本社会には、 経典・戒律や聖書や説教の無い神道 があり、中国古書の「東海の礼節の国」の日本の礼節が神道社会によって継承されてきた。本当はその他宗教は日本には不要なのである。
古事記を、史学の解く子供用の御伽噺の理解から、大人の日本起源の歴史として理解したい。この日本起源を残す古事記と地域の神社・祭神を歴史的に再度調査勉強して欲しい。
日本は今も世界一の礼節の国・和の国で、人類の理想郷であり、一番古い国である。アインシュタインが「奇跡の国」と言ったのであり、この凄い日本を日本人が知らないの不幸である。
<2012,2,13、大人の古事記講座65、国生み>
* 今回の修正は雛祭りの翌日なので、宇摩説では誰も書いてない"雛祭りの起源"を何度も、色々な多方面から書いているので、今の内にイザブログの検索で読まれたい。
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