絵のある銅鐸 南風一
歴史博物館に絵のある銅鐸の破片を見に行った
鳥か鹿という抽象的な絵だった
直線3本とか斜め線模様の三角形
細かな格子紋様
それら幾何学模様の精緻さに比べて不釣り合いとも見える
簡単な線だけの幼稚な絵
銅鐸は弥生時代終期に壊され捨てられたものと
推定されている
その形状は朝鮮半島からもたらされ
幾何学模様も朝鮮半島から伝わったものを真似て
作っただけなのかも知れない
銅鐸の絵は日本独特のもので
真似るものがなかったので
素朴な動物絵を描いたものかも知れない
それにしてもアンビバレントな絵に違いない
大人が子どもの絵を真似て描けばこうなるのかな?
それとも日本独特の絵のところだけを子どもが描いた
ものかも知れない
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