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カテゴリ: つれづれ独り言
今週、急遽東京に行ってきました。
理由は、いわゆる「身内の不幸」。
東京で一人暮らしをしていた叔父の訃報に、「葬儀以外でも何かと必要がありそうだから」と、車で東京に向かうことにしました。

妹を助手席に乗せてのドライブでしたが、妹は運転免許を持っていないため、私一人での運転。
しかも、ノンターボの軽自動車での長距離運転に、先に新幹線で東京入りしていた叔母や母からはずいぶん心配されましたが、無事往復することができました。
私が、自分が思っていた以上に運転が好きだったことも幸いしたようです。
向こうに他に親戚がいないため、「車があってよかった」という場面が度々あったので、思い切って行ってよかったです。

叔父の住んでいた部屋にも行き、片付けも少し手伝いました。
母も叔母も向こうに長くいられないので、最終的には遺品整理会社に依頼することになりましたが、最小限の物は救い出さねばなりません。

それは、私が大学生の時に叔父にプレゼントしたハンカチ。
それが、未使用のまま、大切に置かれてあったのです。
パッケージには、私がそれを渡した日付と、「ともこより」と書かれたメモが。
西東京で大学生活を送っていた私と、東東京で暮らしていた叔父は、そうそう頻繁には会えませんでしたが、何かと気をかけてくれていたので、お礼に贈ったのだと思います。
それを、20年近くも使わずに大事に置いておくなんて…。
不器用だけど、とっても優しい叔父らしくて、ぐっと来ました。
もちろん、そのハンカチは持ち帰ることにしました。

その後も、母と叔母を区役所に連れて行ったりと、一人の人が亡くなったあとの、いろいろな手続きが進んでいくのを目の当たりにして、痛感させられたことは、「万が一に備えなければならない」ということです。
つい最近まで、「備え」と言われれば「防災」しか思い浮かばなかったのですが、「自分自身にもしものことがあったとき」についても、考えておかないといけないんですね。

自宅に戻ったら、東急ハンズからのDMが入っていたのですが、その中で目を引いたのがこちらの商品。


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いざというときに備えると言っても、何をどうしたらいいのか、にわかにはわかりませんが、こういうものがあると、手助けになりそうですね。


「もしも」について考えることは、「縁起が悪い」と敬遠されそうですが、自分の人生が遅かれ早かれいつかは終わる、ということを意識することによって、今ある人生をより大切に思えるようになるのかもしれませんね。
今までおろそかにしていた防災への備えと合わせて、考えてみたいと思います。





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最終更新日  2011年08月26日 18時39分38秒
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