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最近、家でよく聴いている音楽たち。左は 『スープと音楽と、』 (←この「、」がイイ!)「スープのための音楽、音楽のためのスープ」をテーマに5組の料理家(松長絵菜さん・チクテカフェさん・Gomaさん・いがらしろみさん…などなど)と5組の音楽家によるコラボレーション作品です。歌詞カードに、10曲ぶんのスープのレシピも載っています。私は特に、3曲目(MOOSE HILL×チクテカフェ)が好きだなぁ…聴くたびに有元利夫さんの絵をイメージしてしまう。右は 『Apple of her eye りんごの子守唄』装丁が100%ORANGE! んもぅ…これだけで、ぐっときます。10人の女性ヴォーカルによる、ビートルズのカバーアルバム。大好きなアン・サリーさん、クラムボンの原田郁子さん、畠山美由紀さんなどなど、ほんとうに、体にしみいる素晴らしい歌声。声。声。溶けていきそうなくらい気持ちいい音楽。 じんわ~り。 この季節に出会えてよかった2枚です。左のCDは、たまたま↓コチラのお店で見つけました。二子玉川の‘KOHORO’。 名店です。場所は高島屋の横、リネンバードのお向かいの古い一軒家です。このお店の雰囲気、取り扱っているモノたち、店員さんの心遣い…ほんとうに、素晴らしいお店です。 とにかく居心地がいい!で、最近の「私的物欲煩悩撲滅キャンペーン2005」も虚しく、ヒトメボレで購入してしまったモノたち↓。小谷田潤さん作の素焼きポット。大ぶりで、とても使いやすい。と、食器洗いに洗剤いらずの‘びわこふきん’(油物でもドントコイ!)(なんと石鹸なしで体を洗うのにもいいらしい!肌がツルピカ!?)と、昔懐かし給食のアルミトレイ。仕込み中の食材や、熱いもの置いてもOK。惜しげなく使えて便利♪木製の匙やバターナイフも素敵でした。井山三希子さんの石膏型の白い器もほしかったなぁぁぁ。おたのしみは、ちょっとづつね。(と旦那に諭されて、渋々うなずく私)楽しみにしてた市川孝さんの作品は、ほぼ、お取置きでした。残念。きっと↓この本『普段の器』(渡辺有子:著)の効果ですね。もうすこし秘密にしときたいお店だったのに~。まぁ 喜ぶべきことか。 旦那とふたり、じっくり空間と作品を愉しんでいたらお店の方が、とても美味しく温かいお茶をだしてくださって、店内の雰囲気に浸りながらゆっくりさせていただきました。このお店は、繁盛しても変わらないんだなぁ。 と、ほっこり。ニンマリ。そうしていたら、背後に美人オーラ感知! むむむっ。 何者!?ふり返ると、あの(!)松長絵菜さんが、ふらりとお店にいらっしゃいました。きゃ~~~可愛いっ! 大人の女性に対していいのかな(?)感じたままの褒め言葉なのだけど・・・まれにみる『乙女』のオーラ☆☆☆ か、可愛すぎるぅぅぅ。ちょうど、(↑冒頭の)彼女も制作に関わってるCDを購入したトコなのよ~。 うわ~ わ~ わ~!!!(←心の声)こうるさいミーハー心を隠しつつ、松長さんをこっそり見つめて、お店を後にしました。↓ちなみに…こちらが、松長さんの著書です。自分で作って、自分で写真を撮って、自分で文章を添える。そうやって、彼女の世界の中で 丁寧に作られた本たちには、いつも甘く温かい しあわせな空気が漂っています。 あ~ いいことって ほんとうに連鎖するんだなぁ・・・と今夜も音楽を聴きながら ゆる~い時間に ひたっております。『りんごの子守唄』の効果か…旦那はすっかり夢の中♪私もなんだか眠たくなってきました。ではでは おやすみなさーい。
2005.11.30
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寒い夕暮れ。 木枯らしの中、帰ってくる家族にホクホク温かいものを食べさせようと台所に立ちコトコト煮込み料理をしていると‘幸福感’みたいなものがこみ上げてきます。そういう時間、我が家で大活躍の タフな鍋たち。上の黒いのは 『staub(ストゥーブ)』 直径26cm下の白いのは 『Le Creuset(ル・クルーゼ)』 直径24cmおフランス産まれの、重い重~い鋳物鍋です。片手で持つと思わず腕がプルプル。。。場所もとるし。う~む。しかーし、これで作る料理の美味いのなんのっ! 道具バカ万歳。数年前、無水鍋料理に興味を持って、イロイロ調べてたら「ストゥーブ」か「クルーゼ」…どっちにするか結論が出ず料理道具のメッカ、合羽橋道具街へ!迷った時は、その道のプロにイロイロ質問!よく行く道具屋のおじさん曰く、 『本気で料理するならこっちだね。』・・・この渋い一言に押されて、プロ仕様のストゥーブを購入。その時の定価は確か32,000円くらい。た、たかが鍋でそんなにすんのーーー?ほんとに料理すんの?と旦那は半信半疑でしたが、私は気合でお買上げ♪ チーン。だって「ふたの裏側に多数の丸突起があるので、 温められた肉や野菜から発せられた水蒸気は水平なフタで 水滴となり、ピコ(丸突起)を伝って食材に降り注ぎ、戻ります。 肉料理で調理中にスプーンですくって肉にかけることをしますが、 この鍋はそれを自動的にやってくれる画期的な仕組み、 セルフ・ベイスティング・システムを備えています。 これにより、肉や野菜がしっとりとジューシーで美味しく 仕上がります。 こうしたサイクルを持つために、 最低限の水分で調理のできる無水調理が可能になっています。 」 って説得力ありすぎ! 色は一番タフなマットブラック(ホーロー割れしないからね)。で、大事に抱えてかえって、お料理してみて驚愕!う、美味すぎる・・・。 吹きこぼれも全然ナシ。いままでと同じおかずでもスープでも美味さがずぇんずぇん違う!お米も美味しく炊けちゃうし! アリガトー鍋!テンキュー合羽橋!普通、これで‘めでたしめでたし’なのですが・・・道具バカの私としては、「じゃぁ クルーゼのほうも使ってみたい! 違いが知りたいっ。」あのホーローの白。 ぽってりしたフォルム。 あぁ 使いたい。定価は確か26,000円くらい。旦那を拝んだり脅したり・・・様々な手をつかって、いざ合羽橋へ!で、また…けっこう大きめなサイズを購入。この鍋で作ると美味さがキワダツおすすめ料理をひとつ。高山なおみさんのレシピ 『塩豚』 です。豚肉の塊(500g以上)を用意。部位はお好みで。水気をよくふきとる。豚肉に大さじ1くらいの塩をまぶし、まんべんなくすりこむ。肉をラップで包み、冷蔵庫で3~6日ねかせ、熟成を待つ。時間が美味しくしてくれるから・・・ひたすら、待つ。 傷んでるんじゃないの?なんて心配御無用!私は5日目くらいの熟成した味が大好きです☆料理する前に流水でよくよく塩を洗い流して、ソテーしたり、パスタに入れたり、スープにしたり。私の一番好きなのは、野菜ごろごろポトフ。超簡単な作り方は↓この塩豚を大ぶりに切って、水とブーケガルニといっしょにストゥーブにほりこむ。 弱火で一時間もコトコト煮ると家中に たまらない芳香が漂います♪そこで、さらに大ぶりに切った野菜をほりこみます。で、またしばらくコトコト煮るだけ。味付けは必要ありません。塩豚が、おっそろしく芳醇な味を生み出し、しみこませてくれます。豚ちゃん★サイコー!と夜空に叫びたくなるくらい美味。2人の食卓には明らかに作り過ぎでも気にしない。何皿もお代わりして、味に飽きてきたら柚子胡椒を入れたりうどんを入れて主食にしたり。キノコいれたり。とにかくスープの美味しさでなんでも来い!の懐の深さです。ぐっと寒くなるこれからの季節、出番が増える簡単料理。心も体もぽっかぽかに温まりますから、オススメですよ。高山なおみさん、NHK「きょうの料理」でのゆっくりした話し方も淡々とした文章も、素材が活き活きしてる料理法も大好きです。この季節、本が手放せません。さぁ 明日は何を作ろうかな~♪
2005.11.28
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このへっぽこブログを通して、素敵なご縁があり親しくさせていただいているtama-gonさんから嬉しい小包が届きました♪tama-gonさんは、日々の‘食’をとても大切にしてらっしゃる方。いつか絶対お会いしたい! いっしょに美味しいものを食べに行きたい!と今からワクワクしている・・・まだ見ぬ‘憧れのヒト’です♪とっても可愛い包みをドキドキしながら開けてみると・・・『倉敷・平翠軒 蒜山ジャージー生クリームサンド』・・・じゅるっ(ヨダレ音)。ふわふわで、見るからに美味しそう!平翠軒について調べてみると…「うまいもの帳」という本が。「岡山県倉敷市に “食の宝箱”とさえ呼ばれる奇跡のようなお店があります。 それこそ、三代続くこの古い町の旦那、森田昭一郎が自らの舌と 情熱と意地で“うまいもの”を集めた平翠軒なのです。 この店の棚にずらりと並ぶ商品の数々は、 日本一幸せなうまいものたちです。 」んんん~~~なんて素敵なウンチク!私も出身地が近いので、うっすら噂は聞いたことありましたが・・・。これはこれは・・・ぐふふ♪期待に胸を躍らせてパクつくと、頭の中でファンファーレが鳴った!うわぁ~うんまぁ~~~~~いっ☆☆☆蒜山ジャージー生クリーム100%。 アッパレ。 サスガです。濃厚なのに軽やかなクリーム+ふわふわのスポンジ。・・・ヤミツキデス。 リピート買い確定です。そして別便で、これまた素敵な小包が。んもぅ・・・封を開ける前からいい香り!!! わくわく♪珈琲館-1971というお店の珈琲豆。つやつやです。生クリームサンドに焙煎珈琲なんて・・・キャーーー!!!最高の組合せ! tama-gonさんの すんばらしいお心遣いに 感謝感激デス! 香りを楽しみながら ミルで ゴーリゴーリ挽いて、 ハンドドリップで ゆっくりゆっくり丁寧に淹れて、じっくりじっくり・・・味わいながらいただきました。んんん~ この珈琲、ほんとうに美味しい♪ 最近、家では「エチオピア ギダミ」という 野生的な風味の豆ばかり飲んでいたので今回いただいた「フレンチ ミックス」の 繊細で香り豊かな旨みにビックリ!!!んんん~ 旦那とふたり、夜の珈琲時間がさらに深く濃く・・・。まったり。 ゆる~り。 リラックス~。…しつつも、ブラックの効果か頭が冴えてきました。本を読んだり、今のコトや これからのコトを 話したり。 美味いお菓子と珈琲があれば・・・何時間でもOKですよ☆あぁこんなにしあわせな時間をありがとう! tama-gonさん!
2005.11.26
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1122・・・昨日は「いい夫婦」の日でしたね。どうでもいい話ですが、私、昨日の午後3時頃をもちまして、29才になりました。イロイロな方におめでとうメールやコメントをいただきましてうれしさてんこもりです。 ありがとーーーう!!!!! (痛い思いして産んだはずの肝心のオカンが勘違いして、 21日の早朝「おめでとう!」って電話アリ。 しっかりしてくれ母ちゃん・・・)昔から、女30才!というのに憧れていたので来年がマスマスたのしみです♪29才の抱負は…今年こそ、やせます!!!(毎年言ってるけど)そのはかない夢を打ち砕く写真は…旦那からの祝賀ケーキです。なぜか2ホール! きゃー! 肥えてまうわ~♪ ウヒヒ♪去年のプレゼントは・・・仕事帰り、所持金400円の旦那が『鉢植え』と思って買ってきた黒いふにょふにょゴムカップ入りのガーベラ(苗)1株。チーン。喜んで受け取ったものの・・・オトウサン、これは、植え替え用の苗だよぉ。。。その前の年は、きれいに紅葉した『もみじの枝(1本)』でした。かわゆぃのぅ♪ うれしいのぅ♪今、ほしいプレゼントは・・・1)清原のピアスみたいな大粒ダイヤ。2)エルメスの極上カシミアストール。3)家。さぁ、どれがもらえるのかしら? 期待してますよ、旦那さん!でもまぁ…実をいうと、私にしては珍しく、なーんも欲しくない。というのが今の心境です。おほほ。 これは成長か?それとも嵐の前の静けさか?戦々恐々の旦那宛てに、私の父から届いた手紙の末文↓『○君には、○○が次から次へと手をわずらわしますが、 始末に困るペットと思い、よろしく願います。』・・・そういうことです。
2005.11.23
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那須の家、ひさびさに行って驚きました。リフォームしたとは聞いていましたが・・・リビングが30帖近くに増築。↑写真のように、天井もぐーんと高くなって、天窓やシーリングファンまでついていました。 クルクルクルクル。床も壁も天井も扉も、杉板材に変わってて、気持ちのよいこと!なぜ、ここまでやったのに、私の薪ストーブ(暖炉)案は見事却下されたのだろう。きっと似合うのに。。。お風呂も広くなって、温泉風の岩風呂に…別荘らしくなってました。こ、ここに来るのは年に数回。 こ、ここまでせんでも・・・。老後は、ココで静かに暮らしたい。 正直、そう思った。家のまわりは、ほぼ森です。森ですごす時間は、とっても静かで、気が休まりました。↑これは庭から見た茶臼岳。 上のほうは、雪が降ってます。うちのほうでも、たまに風花が舞っています。誰も来ない。音もしない。夜空がきれい。水も美味しい。夜が長い。空気がきれい。・・・最高です。昼下がり、ちょこっと‘SHOZO CAFE’に行ったりしました。日当たりのよいテラス席は、古いストーブが赤々と暖かく、濃い珈琲も美味しく、のんびりほっこり…身も心もほぐれました。あとは、ひたすら家でゆっくり。 たまにドライブ。 一瞬、一瞬の景色が凄く美しい。 刻々と色を変えるような紅葉が、目に気持ちよかったなぁ。近くに、一年中 この森で暮らしている御夫婦がいて、お話したらそのライフスタイルや雰囲気が、とても素敵。 いいなぁ♪森の時間は、ゆったり たっぷり。ゆっくり人生を愉しんで、ここで暮らすのもいいかも? なんてね。
2005.11.21
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庭の柿がとっても美味しいので広島の実家にも送ることにしました。エッサホイサと旦那といっしょに柿とりをして、キュッキュと磨いて・・・気づいたらこんなにたくさん。。。多すぎるかな? まぁいいや。 好物だし。うちのオヤジは、いつも電話に出てくれません。だから、こちらの近況報告や、相談事は、すべて手紙でやりとり。ずっと昔から。(ちなみに緊急の場合は、電報デス。シキュウ デンワ クレ)この荷物に手紙でも入れようと思って一筆・・・夜、手紙を書くなら、まずは 丁寧にミルクティーを淹れてから。美味しいミルクティーで、ほっこりして、心おだやかに筆をもつと、字も綺麗になる気がします。(気分重視)余談ですが、ミルクティーを作るのに↑柳宗理さんのミルクパン本領発揮。最後の一滴まで残さずスッキリ。機能美だなぁ・・・。と、また道具バカ寄り道したところで、手紙に向かいなおします。具合が悪いというと心配すると思って、最近書いてなかったから、あの話も、あぁあのネタもあった・・・とつれづれなるままに。気づいたら手紙の全長、1m60cm。 ながっ。唐紙巻紙に筆でサラサラ書くので、これだけ長いと 紫式部気分。我ながらビックリ。…秘伝の巻物みたい。柿も手紙も、喜んでくれるといいなぁ。。。----------------11月も中旬、さすがに…家で安静に(というかゴロゴロ)しているのにも飽きたので那須の家(←カッコよくいうと別荘)へ旦那と2人でいってこようと思います。用事もあるので、ドライブがてら。別荘をリフォームした(私の薪ストーブ案は、見事却下。トホホ)らしいので、その見学も兼ねて。もう泊まれるのかな?あと『SHOZO CAFE』や『JAPON』にも立ち寄りたいな。那須はもうすっかり冬かな? まだ紅葉みれるかなぁ・・・。
2005.11.15
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丸善、紀伊国屋書店、そして図書館がだいすきです。今日も、そのトリプル・ハシゴ!行ってしまいました。昨日の日記にも書きましたが・・・図書館や本屋、さらに旦那のお兄さんからも本をかしてもらって、居間で毛布かぶって読みほうけ中。おやつは柿とオレンジ。毛布の中の私が、果物を握りしめてプルプル差し出すと、旦那が剥いてくれる。・・・素晴らしいシステムです。日曜、私が読んだのは、これだけ。写真も多いから、じっくり味わいながら読んでます。積み上げると、なんとまぁ…節操のない乱読っぷり。ここんとこ、感情移入してしまう小説がツラくて読めないので食・道具・暮らしまわりの本が多いです。ご紹介しますと、あ、最後のは、漫画です。超手描き。『きょうの猫村さん』平松洋子さんの本が多いのは図書館に取り寄せお願いしてたから。いくら読んでもタダっ! 図書館って、すんばらしい!そして↓これが今日、紀伊国屋で買った本。『木の匙』 ・・・木工家 三谷龍二(著) これは、何度も読み返すことになりそうな、言葉達。いい本です。それにしても んまぁ・・・『食』にまつわる本ばっかしだな。。。我ながら、呆れてしまう。。。特に 『池波正太郎の食卓』 は、たまりませんでした。旦那もチョロっと読んで「あぁぁ~コレやばいぃぃ!」と悶絶。完全復活の際は、美味いもん食いに行くぞぉーーーーー!!!気合入れて、しっかりついてこぉーーーーいっ 旦那よ!!!
2005.11.13
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安静にしとけといわれても、そろそろ限界。んもぅどっかにお出かけしたくてたまりません。ギャラリー!カフェ!銀座!下北!西荻!合羽橋!ドッカ行きたい!かといってあまり歩けないので…庭でとれた柿を おすそわけしに亀有の『篭』へ。こないだ行ったとき、「おしるこ はじめました」という冬大好き人間にはたまらない文字を見つけてウキウキしていたのでおしるこでもたべてほっこりした時間を過ごそうと。。。ちょうど今日は、寒~い木枯らしふきまくりこんな日の午後3時におしるこであったまれるなんて。幸せ~。温かい珈琲と、こんがり焼きたての玄米餅が浮かぶおしるこ。そして、塩昆布。これが 『おしるこ膳』 です。 珈琲をお抹茶に変えてもOK。この組み合わせ、最高です。 あま⇔しょっぱの法則、万歳!!!味は太鼓判、さらにこの器使いもグッときます。おしるこの器、塩昆布の小皿、素焼きの珈琲カップ・・・箸・お匙・箸置きまで・・・んんん~素敵だなぁ♪旦那と2人、幸せなおやつ時間を堪能いたしました。この『篭』は、ただの甘味喫茶ではなく、いろんな人の作品が眺められるギャラリーカフェなんです。(今月は私こんな調子なんでお店に作品を出してないのですが…。)川村さんの‘灯り’や、陶芸家の作品などをみてるとなんだかさらに時間がゆっくり・・・。店員さん達も、とにかくかわいいのです。そして、珈琲も、お抹茶も、お茶菓子も美味い。何にも考えず、店内の雰囲気に浸ってぼーーーっとお茶を飲むにもよし。本を読んだり、お話したり。居心地のよい、下町の名店です。・・・で、美味しいおやつで体がぽかぽかしたせいか、俄然元気が出てしまい、このあと読みたい本を探して本屋を4軒ハシゴしてしまいました。。。本屋さんって素晴らしいっ!日暮れとともに ぐっと寒くなったので、夕食は体の温まる‘胡麻味噌坦々麺’を梅島の「ふうりゅう」で食べて、心も体もぽっかぽか♪ (↑このお店、坦々麺が超名物。スパイシー&濃厚スープで美味デス!)ホクホク顔で帰宅して、夜は2人そろって、ずーーーーっと読書。午後7時から午前3時まで、ひたすら本。本。本。 旦那は、中国の英雄伝を読み過ぎて、今はモンゴルの英雄の話にハマっている模様。そのうちロシア進出か?「読書の秋」「秋の夜長」…とは、よく言ったものデス。本を読んで、お茶淹れて、また本の中に戻る。こういう静かな時間、いいなぁ。。。
2005.11.12
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ちゃんとしたパジャマを着て寝ると、眠りが深い気がします。気のせいかなぁ?肌触りのよいネマキ。 ・・・夏ならリネン。冬はネル。ゆったりした夜の時間がさらに愉しくなる気がします。早めにお風呂に入って、気持ちのよいネマキに袖を通し、それからお茶やお酒や映画をゆっくり愉しむ♪ 合言葉は「あとは寝るだけ!」 …すごい開放感。最近(理由は、昨日の日記をごらんあれ) 不本意ながら家で寝コケていることが多いのでパジャマ着てます。好きな洋服着ちゃうと、どっか行きたくなっちゃうんだけど、パジャマだと‘おとなしくしてなくちゃ’って気分になるからね。そこで、パジャマについて、道具バカ話。写真のコイツを見つけたのは去年・真冬のクウネルの『ネルのパジャマでぬくぬく。』という記事でした。ネルのパジャマは、小さい頃よく着せられていて(やたら花柄)なんだか…くたっとして毛玉だらけの生地の記憶が。やぼったいというか懐かしいおばあちゃんのイメージでした。でも、クウネルの記事によると・・・「コットンネルのパジャマは、洗濯機にかけられることで、 本領を発揮しはじめるのです。水をくぐり、もまれるたびに、 生地を構成している糸一本一本が起き上がってくるからです。 これを日にあてて乾かし、素肌にまとうと、 まるでベランダからとりこんだばかりのふかふかの毛布の中に、 はだかですべりこんだときみたいになるのです。 ほんわりと、全身がほどけてゆくような。」ほほぉーーぅ♪ はだか で ふかふか毛布とな!?それは体験してみたい。そこに載ってた写真の中で気になるパジャマがひとつありました。よくシャツを購入する、Brooks Brothersのネルパジャマ。メンズのみ。まずは旦那に、その味を体感させてみようと、お店へ強制連行。パジャマを見せていただくと、ネイビーの生地に、グレーのピンストライプ! うーーーん!素敵っ! スーツでも、このピンストライプの感じ大好き。 超ツボです。ウエストも、ゴムでなく、同じ生地の紐で結ぶというのが、またツボ!こういう ちっちゃいこだわり、大事なんです。間髪いれず「これ、いただくわーーーー!」といきたいところですが…お値段12,000円・・・うーーーーむ。 庶民派にはキビシイなぁ。。。旦那とコソコソ相談して、その日は旦那用(Lサイズ)だけお買い上げ。で、帰って着てみると・・・ウットリするような着心地&カッコよさ。翌日からは、旦那と私で奪い合い。上は旦那で、下は私って・・・それじゃぁ解決になってないよぉ!で、数日後、えいやっ!と思い切って私用(Mサイズ)を購入。あれから1年近く・・・何度着ても、袖を通すたび嬉しくなってしまうパジャマ。どんどんくったりなじんできて、ぬくぬく気持ちいい。眠る道具。 冬支度。
2005.11.10
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収穫の秋、柿がたわわに実っています。もぅ たわわすぎて、木が重いよーって、しなってる感じ。 我が家の庭には、柿の木が3本あります。その昔、おばあちゃんが、子供達のおやつ用にって植えたらしい。蜜柑の木も2本あり、秋冬になると、ウキウキします。ちょっとおやつほしいなと思うと、つっかけはいて、庭に出て、柿狩り&蜜柑狩りを楽しめる。 これが、かなり愉しい♪ 完熟&もぎたて最高っ!この柿も蜜柑も、めっぽう美味いんです♪甘いし、風味がいいし、もちろん無農薬。素晴らしい。昨年も、豊作だったので実家に送りました。実家の母は長らく高級果物店(!?)に勤めていますがそこで扱ってるものよりバツグンに美味い!!!とのコト。面白いことに、一本の木でも甘柿&渋柿ができるみたいでコレ美味いだろ~と思ってとりたてをかじると・・・グヘッ。渋っ。ウゲー。…となることもあります。思わず泣きっツラ。木の高さは5mくらいなので、上の方は常連の鳥さん達に贈呈。下の方を脚立にのって高枝キリバサミとかで採るのがけっこう愉しいのですが、今年の私、手伝いもせず縁側で応援するだけです。・・・残念。ナゼ?11月、私、誕生月なんです。それなのに・・・厄年かよ!?というくらい色々ツイてない。色々あるのを全部ご披露してると長くなるので、最新のネタを。厄年シリーズのトドメは、数日前の深夜2時。寝る前に薬飲もうとおもって、鉄瓶にお湯を沸かしました。ちゃぶ台に、湯飲みを用意して、熱湯を注いで、さぁ薬入れようと思った瞬間・・・痛っ!!!湯飲みに袖を引っ掛けてしまい、正座してる足の上に熱湯がぁぁぁ~~~!おまけにフリースっぽいパジャマを二重で履いていたものだから脱げないし、熱で足にくっつくしで・・・オロオロオロ。熱いわ&痛いわー!で大騒ぎでした。普段のんびりしてる旦那が、とても冷静に手際よくチャッチャと冷やして薬探して処置してくれたりして…惚れなおしたよ父チャン。太ももにはたぶん一生消えないキズができてしまいましたが、まぁ、旦那も気にしないっていってくれてるし・・・ほっ。あ、やけど自体はたいしたことないので、みなさん御心配なく☆子供ができたら、こういうヘボミス気をつけなくっちゃなぁ~。で、水膨れがおっきくて歩きづらい(かなりガニマタ女)ので、ここ数日は家で本ばかり読んでました。旦那も、最近、本の虫で、なんだかよくわからない中国の歴史モノを次々読み漁っています。漢字ばっかだし、登場人物多すぎる(しかも名前難しい)し、私にはさっぱり・・・チンプンカンプン。読む本がなくなったというので(旦那の兄も本好きで、いつでも古本屋開けるくらいの蔵書がある のに、その中国部門をすべて読破したのかな? こえぇ~~~)マフラー巻いて、昨日の夕方、旦那といっしょに近所の図書館へ。図書館、ちょっと久しぶりだったから、なんだかワクワク。あの本の森みたいな雰囲気、奥へ行くほどシーンと静まる感じ、たまりません。そういえば、私が広島で仕事をしてて、日々クタクタだった頃、本気で憧れてたのが1)雨の日、図書館で1日中ぼーっとしたり本読んだりしていたい。2)具合が悪い時、心おきなく眠れる時間がほしい。 そんなささやかなことだけど、心底憧れてたから、今、叶っているのかな。。。はぁ~ 今は休めってことか…と、せっかちな自分に言い聞かせて力いっぱい休養させていただきます。柿でもかじりながらね。布団の中にもぐって、陸ガメるっくで本読みまくり♪ ウヒー!今夜の晩御飯は、旦那が天ぷらを揚げてくれるそうな♪ ウヒヒ。ちなみに、図書館でかりた10冊の中で、 今読んでるのは『池波正太郎の食卓』です。やっぱ‘食’で充電中☆
2005.11.09
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このへっぽこブログのカテゴリ『道具バカ一代』を読んでくださってるみなさんには私、すごく物欲の強い人間だと思われていることでしょう。はい。 恥ずかしながら私は、モノに異常に執着のある強欲女です。でも・・・最近・・・じわりじわりと変化が。たぶん、一生、道具バカ街道を歩む私ですが、ほんとはもう、モノは欲しくないと思っています。旦那や友達が聞いたら、鼻で笑うかな・・・どの口が言ってるんだ!?って。でも、本音なんです。もう、なるべくモノは増やさない。むしろ、今あるモノでも使わないものは、削り落としていきたい。↑何気なく手に取った、この本(mitsou著)を読んで、 今、このおだやかな日々の暮らしに満足している自分の 素直な気持ちなんだな・・・と実感。 世の中でも、そう思ってる人が増えてきているのかな?さらに・・・『持ちすぎないから、豊かな暮らし』↑これが、ちょうど今月号の雑誌「天然生活」のテーマです。なんともまぁ、グッとくる いい言葉です。旦那が、その記事を私に聞こえるように読み上げています。・・・えぇ・・・よーく、わかっているのですよ。多くを所有することや、高級なものを所有することが決して豊かではないということなんて、とっくの昔から知っていますよ。私にとっての、モノへの熱情はちょっとモノサシが違うのです。出来あがるまでの背景や、物語があるモノは出逢ってしまうと、目が離せない。日々、暮らしの中で使いたい。 めでていたい。その衝動が抑えられないくらい、力のあるモノというのがいるのです。街角のギャラリーに。古道具屋に。商店街に。ひょっこりいるのです。↑写真の品も、先日、合羽橋道具街にて出逢ってしまいました。・・・さて、なんでしょう?これは‘胡麻煎り’です。我が家は、よく胡麻を食します。豆腐に。野菜に。ごはんに on the 胡麻。栄養満点。コンロの弱火にコイツをのせて、フリフリ振りながら胡麻を煎り、そして擂り鉢で、こうばしい香りを楽しみながらスリスリ♪この時間こそ、道具バカ至福の時です。。。あぁぁウットリ♪↓こんなのや・・・あんなの・・・ずっと探していたのです。 機能美のある胡麻煎りを。 求めると、現れる。これ不思議。合羽橋でたまたま見つけたヤツは、お値段なんと315円。やすっ。この、軽薄な感じ。でも、機能はバッチリな姿。たまりません。私の脳内アドレナリンが噴き出す町、合羽橋道具街。 おそるべし。もう、モノはいらん。と言いながら、私はやっぱりモノがだいすき。ワクワクしたり、オロオロしたり、モノを巡る旅は果てしないのです。出逢った瞬間、そして使うたびに、 ひっそりと・・・ウキウキしてしまうのですから。もぅ、モノはふやさない。でも、モノを観て、触れて、話して、愉しむ。・・・シビれたり。ビビッたり。そういう記憶を重ねていきたい。
2005.11.06
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銀座の『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』の落合シェフプロデュース&アコーディオン奏者cobaさんがオーナーというお店、乃木坂 『ラ・リングア・オチアイ』に行ってきました♪特に記念日でもなんでもないのですが・・・行ってみたいと騒いでいたら、旦那が予約してくれました。ウヒ。予約していて正解。当日は予約だけで満席でした。雨の‘乃木坂’は、なかなか風情があります。。。店構えも、いい雰囲気。席に着くと、深紅のバラの花びらが散っていて…う~ん素敵っ♪♪♪女子はこういう演出に弱いのですよ。。。まずは食前酒に、レモンチェッロ+スプマンテ。きれーい!&美味しいなぁ~♪ メニューを見ながらワクワクしてます。あー決められない。ギャルソンさんがとても気さくで質問しやすかったのでコース×2 + イロイロ気になるものをオーダーしました。今夜のお目当ては旬のフレッシュポルチーニ茸です☆目の前にいっぱい持ってきていただいて、自分達で選ばせてもらえます♪私たちは太め&細めで4本か5本選びました。さらに目の前で計量。100gくらいだったかなぁ。さぁ お料理の始まりです♪(シェアしたので、写真は全て一人分。一品ごと綺麗に分けて 出してもらえましたよ。こういう気づかいは嬉しいなぁ♪)まずは、前菜 その1・トスカーナ風地鶏レバーのパテ↑あぁぁしっとりなめらか風味が広がります。うま~っ前菜 その2・イタリア産フレッシュポルチーニ茸の炭火焼・フリット↑これが、選んだポルチーニです。香りを楽しむ調理法でお願いします!とオーダーしたら、嬉しいコトに2つの姿に変身してきました☆ わぉ~!手前、炭火焼、素晴らしい芳香です!! 奥のフリットも想像以上に芳醇な香りが…脳まで届く感じです♪ 美味いっ!!前菜 その3・イタリア産フレッシュポルチーニ茸のタルト +パルミジャーノチーズのソース↑これ、絶品です。 美味しすぎる。 ポルチーニが濃厚な香りを放ち、ソースが見事に絡まり・・・んんん最高っ! 今日も明日も明後日も…また食べたいー!パスタ・(左)和牛ほほ肉の赤ワイン煮込みの リガトーニ・(右)生うにのクリームソース スパゲッティ↑パスタも、絶妙でした。なんだか濃いモノばっかし食べてる?メイン料理 その1・ウナギのフリット 焼きリゾット添え バルサミコソース↑これは、コースとは別にオーダー鰻です。フリットは初めて♪めちゃウマです。骨までいただきます。メイン料理 その2・岩手産白金豚の炭火焼↑あぁぁ ゴチバトルでいつも気になっていた白金豚=プラチナポーク!!!こちらのお店は炭火焼がお得意なので、んもぅ カリッ!ジュワ~!トロ~!の見事な食感です。 こんなに美味しい豚ちゃん・・・感動です☆いや~もぅ満腹満足っ!もぅどこにも入んないと言いながら、ドルチェ は しっかりオーダーします。↑ピスタチオのジャラート + カフェラテ しっかといただきました。このピスタチオ、バツグンの美味さです。ナッツの香りがいつまでも広がり、最後までシビれました。。。帰り道まで、幸福感で包まれて♪ 寒いけどぽかぽかしてます。あーまた食べたいなぁ~~~。味はご覧の通り、絶品!さらにギャルソンの方々も、目が行き届き&すごくウィットに富み、その心づかいが、ほんとうに素晴らしいです。心ゆくまで食事と会話が愉しめ、これは、わざわざ足を運ぶ価値ありの名店ですヨ。Cuchina italiana La Lingua Ochiaiラ・リングア・オチアイ東京都港区赤坂9-5-26 パレ乃木坂1Ftel : 03-5785-9245 fax : 03-5785-9244
2005.11.04
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