2006.11.11
XML
カテゴリ: プロ野球馬鹿
よく考えるとオレってあまり

(最近で言えば 「数学的にありえない」 ぐらいかな?)

だから大部分は予備知識なしで本に出会い、買うことになる。
となると当然惹かれるタイトルのものに興味がいくことになる。

きのう本屋で目が止まったのがコレ。

アンダースロー論

「アンダースロー論」 だ。
「帯に渡辺俊介の写真もあるし、きっと去年のマリーンズフィーバーや、

でも今季の俊介のピリッとしない成績は作者にとって予想外だったろうな・・・」

なんて思って作者名を見たら「渡辺俊介」


・・・本人かよ!

「なんだか変わったタイトルの自伝書いたなぁ・・・」

なんて思って数ページめくったらボールの握り方とか書いてある。


・・・ホントに「アンダースロー論」かよ! (笑)

ってな流れでレジに向かった次第ですわ^^;


後半に少しアンダースローに転向したときのエピソードや
高校から社会人、プロへと進んだ経緯が書いてあるが
基本は本気で「アンダースロー投手のための投球論」。

本人の言葉や、途中で挿入されてる里崎の文章でも書いてあるが
「独特なフォームなので教えてくれる人がいない」

だから内容は「左足の下ろし方」からボールの握り方。
ボールの握り方に至っては「右打者のインコースに速球を投げる時の握り」など
「そこまで細かく説明するの?」というぐらい細かい。

想定している読者は間違いなく「プロを目指しているアンダースロー投手」だろう。

こないだ見た 全日立ドリームスの俵投手。

俵投手には役に立つ本かもしれない。

一般人には全く役に立たない本ではあるが、一野球ファンとして
プロのピッチャーがここまで細かい事を考えてボールを投げているんだという事が
わかるこの本は非常に興味深い。
間に入ってくる里崎や橋本の文章も、捕手から見たアンダースロー投手という
あまり聞けないテーマの話題なのでおもしろく読めた。

俊介はサインをもらった数少ない現役選手(あとは木塚)。
マジメで礼儀正しいけど固いカンジじゃなく、人当たりはやわらかいという印象だった。
そんな俊介の人柄が伝わってくる文章でした。

04.05.09俊介





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.11.12 00:32:09
コメント(4) | コメントを書く
[プロ野球馬鹿] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: