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先日は小学部の Sports Day でした。一応「運動会」ということになるかもしれないのですが「運動会」というよりは「お楽しみ会」、よく言って「体力測定」といった趣きでした。まず最初に学年ごとにグランドを走ります(徒競走?)。タロウのG1は2週、ハナコのG5は3週でした。クラスごとに一列に並んでスタートするので、たまたま前に並んだクラスと一番後ろに並んだクラスとではスタート地点ですでに3メートルくらい差があるし、特に順位もつけられることがありません。それでもタロウは走っている途中で競争魂に火がついたらしく、4位でゴールインしました。運動が苦手のハナコは一生懸命走ってはいるのですが結果は半分よりちょっと遅いぐらいでした。全員ゴールして、カラーのゴムバンドをもらいます。これから参加するアクティビティをこなすたびにいろいろな色のゴムバンドが増えていくわけです。日本のような事前の準備は一切ありません。当日初めて参加するアクティビティばかりです。アクティビティは15種類ありました。それぞれのアクティビティはバディと呼ばれる二人組で回ります。アクティビティによっては二人で協力して行うものもあります。グラウンドでするアクティビティは『サッカーボールをシュートする』『置いてあるボールをバットでヒットする』などがありました。ジムの中で行うアクティビティは『なわとび』『室内ホッケーでシュートする』『重いボールをとばす』『腹筋・背筋』『バスケットボールシューティング』『チキン飛ばし』などがありました。『チキン飛ばし』というのは、直径15センチ、長さ1メートルぐらいの円柱の発泡スチロール棒の両端をバディで持って、ゴムでできたチキンの人形を棒の中央に乗せ、二人で息を合わせて棒を振ってチキンをどれだけ遠くまで飛ばせるか、というアクティビティです。どのアクティビティも成果を競って取り組むというよりは、おおらかに楽しんでいました。私はメディシンボールと呼ばれる重いボールをどれだけ遠くまで投げられるか、というアクティビティと縄跳びのお手伝いをしました。お手伝いをしていて感じたことは、日本の小学校の生徒さんに比べて活発な動きが得意ではない子どもたちが多いな、ということでした。高学年でもうまく縄跳びができない子どもたちも多数いてちょっと驚きました。全てのアクティビティが終了したら、全員アイスクリームをもらっておしまいでした。15本のカラーバンドにスクール名が入った特別なカラーバンドを1本もらい、合計16本のカラーバンドを得意げに手首に下げて、ハナコもタロウも満足の一日でした。
March 30, 2010
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ある日ハナコが「ママ、これにサインして」と書類を持って帰ってきました。見てみると Talent Show のオーディションに参加する認可のサインでした。 Talent Show というのはその名の通り全校生徒の前で特技を披露する発表会です。毎年参加希望者が多いため、まずオーディションが行われます。各学年5組ぐらい参加できるそうです。今小学校のGrade1~Grade5には日本人の女の子がハナコを含め3人います。このJapanese3人娘で歌って踊りたいそうです。(それは特技なのか??)という思いが横切りましたが、本人たちの思いを尊重し見守ることにしました。3人娘はABBAの“Dancing Queen”を選曲しました。“High School Musical”や “Hannah Montana”などの選曲が多い中で、ABBAは渋いですよね。でもこれは審査員である先生方のハートをつかむに違いありません。なかなかいい選曲です。3人で“Dancing Queen”の振付を考えてママたちがチェックします。「そこはもっと腰を振って!」「表情を作って!」と私たちも白熱してきます。Audition にサインアップしてから10日くらいでAuditionだったのですが、毎日毎日“Dancing Queen”が家の中で流れていてタロウも主人もみんな頭の中で“Dancing Queen”の曲が回っていました。結局Auditionには80名を超える生徒が参加したそうです。バイオリンやピアノ、ハープやドラムなどのほかに、ハナコたちのような Group Singing や Single Singing の生徒さんもたくさんいたそうです。合格すればいいな。
March 24, 2010
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