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先日は小学部の Sports Day でした。一応「運動会」ということになるかもしれないのですが「運動会」というよりは「お楽しみ会」、よく言って「体力測定」といった趣きでした。まず最初に学年ごとにグランドを走ります(徒競走?)。タロウのG1は2週、ハナコのG5は3週でした。クラスごとに一列に並んでスタートするので、たまたま前に並んだクラスと一番後ろに並んだクラスとではスタート地点ですでに3メートルくらい差があるし、特に順位もつけられることがありません。それでもタロウは走っている途中で競争魂に火がついたらしく、4位でゴールインしました。運動が苦手のハナコは一生懸命走ってはいるのですが結果は半分よりちょっと遅いぐらいでした。全員ゴールして、カラーのゴムバンドをもらいます。これから参加するアクティビティをこなすたびにいろいろな色のゴムバンドが増えていくわけです。日本のような事前の準備は一切ありません。当日初めて参加するアクティビティばかりです。アクティビティは15種類ありました。それぞれのアクティビティはバディと呼ばれる二人組で回ります。アクティビティによっては二人で協力して行うものもあります。グラウンドでするアクティビティは『サッカーボールをシュートする』『置いてあるボールをバットでヒットする』などがありました。ジムの中で行うアクティビティは『なわとび』『室内ホッケーでシュートする』『重いボールをとばす』『腹筋・背筋』『バスケットボールシューティング』『チキン飛ばし』などがありました。『チキン飛ばし』というのは、直径15センチ、長さ1メートルぐらいの円柱の発泡スチロール棒の両端をバディで持って、ゴムでできたチキンの人形を棒の中央に乗せ、二人で息を合わせて棒を振ってチキンをどれだけ遠くまで飛ばせるか、というアクティビティです。どのアクティビティも成果を競って取り組むというよりは、おおらかに楽しんでいました。私はメディシンボールと呼ばれる重いボールをどれだけ遠くまで投げられるか、というアクティビティと縄跳びのお手伝いをしました。お手伝いをしていて感じたことは、日本の小学校の生徒さんに比べて活発な動きが得意ではない子どもたちが多いな、ということでした。高学年でもうまく縄跳びができない子どもたちも多数いてちょっと驚きました。全てのアクティビティが終了したら、全員アイスクリームをもらっておしまいでした。15本のカラーバンドにスクール名が入った特別なカラーバンドを1本もらい、合計16本のカラーバンドを得意げに手首に下げて、ハナコもタロウも満足の一日でした。
March 30, 2010
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ある日ハナコが「ママ、これにサインして」と書類を持って帰ってきました。見てみると Talent Show のオーディションに参加する認可のサインでした。 Talent Show というのはその名の通り全校生徒の前で特技を披露する発表会です。毎年参加希望者が多いため、まずオーディションが行われます。各学年5組ぐらい参加できるそうです。今小学校のGrade1~Grade5には日本人の女の子がハナコを含め3人います。このJapanese3人娘で歌って踊りたいそうです。(それは特技なのか??)という思いが横切りましたが、本人たちの思いを尊重し見守ることにしました。3人娘はABBAの“Dancing Queen”を選曲しました。“High School Musical”や “Hannah Montana”などの選曲が多い中で、ABBAは渋いですよね。でもこれは審査員である先生方のハートをつかむに違いありません。なかなかいい選曲です。3人で“Dancing Queen”の振付を考えてママたちがチェックします。「そこはもっと腰を振って!」「表情を作って!」と私たちも白熱してきます。Audition にサインアップしてから10日くらいでAuditionだったのですが、毎日毎日“Dancing Queen”が家の中で流れていてタロウも主人もみんな頭の中で“Dancing Queen”の曲が回っていました。結局Auditionには80名を超える生徒が参加したそうです。バイオリンやピアノ、ハープやドラムなどのほかに、ハナコたちのような Group Singing や Single Singing の生徒さんもたくさんいたそうです。合格すればいいな。
March 24, 2010
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先日、日本人商工会・日本人学校主催で寄席の会がありました。日本から落語家さんを招いての本格的な寄席です。東京でも寄席によく連れて行ってもらっているハナコはもちろん、タロウも興味しんしんで参加してきました。ホテルの中広間の壇上に、長机を二客ひっつけて紫色の毛氈をかけ、厚さ3センチくらいの畳を敷いてその上にお座布団、という申し訳ないくらいの簡易な舞台でしたが、バックは黒・柿色・萌黄色の定式幕風に飾られ、私たちにとってはわくわくする和の雰囲気でした。落語家さんがこの日選ばれた演目は『井戸の茶碗』。かなり長いお話でしたが、ハナコはずっと引き込まれっぱなしでした。なにせ彼女たちは一番前の席に陣取っていましたから、まさにかぶりつきで観ていました。日本人学校ではすでに学校に落語家さんを招いて落語をしていただいていたそうで、この日来ていた子どもたちはほとんどがインターナショナルスクールの生徒さんたちでした。ハナコのお友達も何人か参加していましたが、みんな非常に興味を持って観ていました。終わってから「屑ぅ~~、」という掛け声をみんなで真似したりしてしばらく落語ごっこがはやっていました。そういえば後でハナコに「しんばりぼうって何?」と聞かれました。「しんばりぼう」、絵本の昔話でも今までに出てきていますが、現代の生活の中で使うことはあまりない言葉なので今回確認できてよかったです。★★ 落語と言えば…の1冊 ★★ まんじゅうこわい(2) ときそばまた日本語の絵本ですが、落語といえばやはり川端誠さんの『落語絵本シリーズ』ですよね。シリーズも現在第13巻まで出ていてどの巻も楽しいですが、タロウが特に好きなのは『まんじゅうこうわい』です。落語絵本シリーズ12の『ときそば』、この演目も二人とも大好きです。川端さんの絵本ではまだ読んでいないので、次の一時帰国の時にぜひと思っています。
February 21, 2010
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ハナコたちの学年G5の学習テーマである Inquiry for the Peace and Conflict Unit に即して、先日、学校の所在地の行政区からソーシャルワーカーの方に学校へ来ていただいて、コミュニティーサービスについてお話をしていただいたそうです。主に孤児院の経営などの福祉事業に関してのお話だったそうです。子どもたちはいろいろ質問をして、コミュニティーサービスとは何なのか、自分たちはそれにどのように参加できるのか、考えたそうです。ハナコが印象的だったのは、コミュニティーサービスの一環として毛布や洋服、食べ物が必要なホームレスの人々への対策などについて説明で、このような供給を受けられる基準は一か月の収入が日本円で6700円以下くらいの家庭だということだそうです。ハナコたちの学校では、毎年この季節に The Chinese New Year Food Drive として、お米・食物油・麺類を集めて寄付するプロジェクトを行っています。今年も旧正月の前一週間、行われました。タロウとハナコも5キロのお米を張り切って持って行きました。★★ 今日の1冊 ★★ 【入荷予約】 しごとば英語の絵本ではないのですが、昨夜主人が日本出張でピックアップしてくれた絵本です。ず~っと楽しみに待っていました。美容師・新幹線運転士・すし職人・自動車整備士・木のおもちゃ職人・革職人・歯医者・パティシエ・グラフィックデザイナーの9人の「しごとば」を細かく細かく絵で紹介しています。新幹線運転士さんの1泊2日にかけての仕事の流れも紹介されていて面白いです。タロウが一番気に入ったのはすし職人のページです。“中トロのブロック”に釘付けでした。(“大トロのサク”はマグロだと気がつかなかったみたい…)それぞれのページに他の職人さんが登場しているのを見つけるのも楽しみです。『続 しごとば』とともにお勧めです。
February 19, 2010
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Chinese New Year Assembly が終わったら、今度は各クラスルームに戻って Chinese New Year Class Parties です。これは保護者主催で行います。 Chinese New Year に即したアクティビティとスナックを用意します。タロウのクラスでは毎回ものすごいアクティビティをしてくださるアメリカ人のママさんがいらっしゃいます。今まで、ハロウィンのクラスパーティーではハリーポッターのトレローニー先生の扮装をして、ミッシングボーンのアクティビティをしてくれました。手作りのレントゲン機械まで作ってくださって、子どもたちは大喜びでした。クリスマスのクラスパーティーではサンタクロースの障害物競走で、ミルクとクッキーを食べたり、靴下を手作りの暖炉に結びつけたり、毎回とても凝っていて、子どもたちはとても楽しみにしています。今回は旧正月ということで、ゴム縄跳びと十二支の動物の当てっこをしました。ゴム縄跳びは、輪にしたゴム縄を二人の子の両足にかけます。そうしてできたゴムの輪の中にゴム縄跳びに挑戦する子が入り→二本のゴムを両足を開いてまたぎ→右側のゴムだけまたぎ→左側のゴムだけまたぎ→最後は両方のゴムの上を上手に両足で踏んで→ゴムの外に出る、という一連の動きをします。ただ飛ぶだけではなくて、ゴムをかけた子の足首の高さ、ふくらはぎの高さ、とどんどん高さを高くしていって競うこともします。高さを競うほかに、ゴム縄を足にかけた子たちが両足を開いて幅を広くしていって競うという遊び方もあります。台湾人のママさんが歌いながら見事にゴム縄の連続技を見せてくださいました。動きだけみているとちょっとバンブーダンスみたいでした。十二支の動物の当てっこは2チームに分かれてのジェスチャーゲームでした。今年のトラはすぐ当たりましたが、龍やイノシシがちょっと手こずっていました。アクティビティの後はスナックタイムです。今回は Chinese New Year ということで餃子を作ってきてくださった中華系のママさんがいらっしゃいました。こちらの餃子は茹でる水餃子が多いです。 Asian の子どもたちのみならずみんな餃子は好きなようで、あっという間になくなりました。またお正月に食べるというお菓子もいろいろ持って来てくださっていました。私は今回は子どもたちにあげるparty favorsに入れるおりがみの トラ を作りました。今回のparty favorsは紅包を模した赤色の巾着に、チョコレートのコインや小さなミカン(これもお正月に食べるものです)を入れました。おりがみグッズは、やはり日本人だからかよく頼まれるのですが(日本人がおりがみとお寿司が得意だ(?!)というのはハナコたちの学校ではよく知られています)いつも好評です。こちらに来てからおりがみを折る機会がものすごく増えました。アルファベットをおりがみで折って、誕生日のカードなどを作って差し上げると本当に喜ばれます。日本からおりがみの本を持って来ておいて本当に助かりました。ところで、今回はタロウのクラスに入っていたのでハナコのクラスへは行けなかったのですが、ハナコたちはAsianのママさんたちの指導で、水餃子を作って茹でて食べたそうです。これまたとても楽しそうなアクティビティですよね。★★ Chinese New Year にお勧めの絵本その2★★“MY FIRST CHINESE NEW YEAR”Karen Katz人気のカレン・カッツさんの絵本です。お正月を迎える準備から、お正月当日までの行事や風習がたくさん紹介されています。お正月準備としてお父さんと一緒に桃の花を買う場面があるのですが、こちらでもお正月の前三日間にわたって大規模な花市が開かれます。桃の花、胡蝶蘭、五代同堂(フォックスフェイス)、ねこやなぎ、水仙、百合、たわわに実ったタンジェリン(小さなミカン)の木など、たくさんの花が所狭しと売られていてお正月気分が盛り上がります。
February 15, 2010
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こちらでは旧暦に即した旧正月を盛大に祝う風習があります。学校でも毎年 Chinese New Year Assembly が行われます。学校のホールは赤を基調として飾り付けをされています。深紅の垂れ幕に赤色の様々な形の切り絵提灯。赤と金がとてもきれいです。それから今年は寅年なので、トラをテーマとした作品もいろいろ飾られていました。ハナコたちの学年が作ったのは大きな大きなトラの絵。16分割してそれぞれのパートをクラスメートで分担して書いたそうです。4クラスの4匹のトラが天井からつりさげられていました。 Chinese New Year Assembly の日は伝統的な中国の服を学校へ着てきてもいいことになっています。女の子はチャイナドレス、男の子は皇帝風の着物やカンフー風の服などいろいろです。中国風でなくても赤色を着てくる子が多いです。タロウもハナコもコスプレは大好き(?)ですので、張り切って着ていきました。ハナコはエメラルドブルーのチャイナドレスに髪を三つあみにして、タロウは赤と金の皇帝風服です。先生方もたいていチャイナ風の服を着てらしてこの日は学校中が華やかです。 Assembly では各学年ごとに日ごろ第二外国語の中国語で学んできたことをステージでパフォーマンスします。ですので残念ながらESLのハナコは今日はステージには立てません。ずっと見学です。まず2年生が3人ずつ習字で書いた四字熟語を中国語で次々に朗読して、全員で中国語の合唱を披露しました。最後に「お年玉ちょうだい~」というセリフで、校長先生が中国の八仙(七福神のようなもの)か何かに扮装してステージに出てきました。長い長いつけひげも付けた本格的な扮装です。それで各学年の先生に「紅包」(お年玉)を配りました。子どもたちは大盛り上がりでした。次にキンダークラス(小学校の敷地内にある5歳児クラスで行事によっては小学生と一緒に参加します)のかわいい子どもたちが中国語の歌を振りつきで踊りました。次にタロウたち1年です。自分で作った十二支のどれかのお面をかぶって、十二支の歌を中国語で歌いました。後半は高学年です。3年生は変面という中国の伝統芸能をモチーフにした歌とダンスを披露しました。変面とは演者がつけているマスクが一瞬にして変わる芸です。昨年学校に来てくれたとき久しぶりに見ましたが、なかなかすごい伝統芸です。ほんと一瞬で別のお面が現れます。4年生は合唱隊とダンサーに分かれて、女の子はチベットのダンスを伝統衣装とともに見せてくれ、男の子は男らしいカンフーでした。最後5年生ですが、これは毎年同じ出し物で10人くらい太鼓担当の子供たちと、残りの全員でお祝い事のダンスです。女の子は大きな扇を持って踊り、男の子は腰に巻きつけた長い帯を両手に持って踊ります。このダンスの時には他の学年の先生たちにもどんどん帯を手渡してステージに上がってもらい、みんなでノリノリで踊ります。こちらの先生はお祭りごとを本当に上手に楽しむな~と思います。しめてちょうど1時間、とても楽しい Chinese New Year Assembly でした。★★ 旧正月に読むお勧めの絵本 ★★D Is for Dragon Dance[洋書]各アルファベットを頭文字にもつ単語で、中国の風習を美しい絵で説明しています。例えばC is for CalligraphyD is for Dragon DanceS is for Steamed DumplingsZ is for Zodiacという感じです。色彩もとても鮮やかで、各ページのバックには漢字をモチーフに描かれていてこれも素敵です。
February 14, 2010
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Flat Stanley: His Original Adventure![洋書]先日のクリスマス休暇時のタロウの宿題は“Flat Stanley Project”でした。Flat Stanleyは子どもたちに大人気のシリーズで我が家にもFlat Stanleyシリーズは6冊あります。「ある朝起きてみたらぺっちゃんこになってしまっていた Stanley が、その利点を活かして体を封筒に入れてもらって、郵送で世界中を旅していろいろな冒険をする」というお話です。その Stanley と同じように、紙の人形に自分の顔写真を貼って“Flat Taro” を作り、クリスマス休暇の間に一緒に旅に連れて行って、旅先で“Flat Taro” の写真を撮り、帰って来てからどんなアドベンチャーをしたのかまとめるという宿題でした。この“Flat Stanley Project”というのはアメリカの小学校でわりとよく行われているプロジェクトのようです。遠方の親戚やお友達に “Flat Me”を郵送し、“Flat Me”とどのような体験をしたのか写真と一緒に返信してもらって発表する、という形が多いようです。我が家は今年の年越しは香港で過ごしたので、香港に“Flat Taro” を連れていきました。香港ディズニーランドやプラネタリウム、オーシャンパーク(遊園地)などいろいろ連れて行きましたよ。何を食べたかもまとめたので、カウンターのお寿司や回るお寿司、たこやきにラーメン…と和食ばっかり“Flat Taro”は食べていました。先日参観日で学校へ行った時、廊下にみんなの“Flat Stanley Project”が掲示されていたのですが、どの Stanley もお国に帰ったりリゾートへ行ったりしていて、興味深いリポートが出来上がっていました。 画像をUpしたかったのですが、こちらに来てから画像のUpができません(涙)。先日商品情報から画像を添付できることが分かり、現在の書籍の画像などは全部それから引っ張ってきているのですが、自分が撮った写真をUpできないのが残念です。
February 3, 2010
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海外に来て一番困ることは、何と言っても図書館がないことです。我が家は図書館依存率が高くて、常に50冊~90冊の図書館の本を借りていました。読みたいと思った本はすぐに図書館のネット検索をして、最寄りの図書館にない場合でもほとんどの本については区内の図書館で見つかって貸してもらえる状態でした。それが、図書館がない…。読みたい時に読みたい本を読むことができない…。これは特に本好きなハナコが現在ストレスを感じているようです。こちらに来るときに1000冊余り絵本・児童書を持ってきたのですが、やはり読みたいものは次々出てくるんですよね。読みたい本は常にリストアップして一時帰国に合わせて図書館予約がすぐできるようにしています。私も「あ~~、中身を読みたい!!」という絵本を見つけるごとに悶々としていますが、一時帰国を楽しみに耐えています。最近ぜひ読みたいと思っている絵本が『ケチャップマン』。表紙を見ただけで一目ぼれです。どんな物語なのでしょう。 ケチャップマン そんな状況ですが読み聞かせは毎晩続けています。日本にいるときは英語本2冊、日本語本2冊でしたが、現在では日本語の本のみ読み聞かせています。英語の本は宿題で毎晩音読をしています。タロウが今読んでいるのが “Junie B. Jones” のシリーズです。一日に1章ずつ音読しています。ハナコが読んでいるのは “Harry Potter and the Philosopher's Stone” で、毎日20分読んでいます(黙読)。 Junie B. Jones Smells Something Fishy[洋書]寝るときの読み聞かせは現在はタロウだけです。ハナコは専ら自分が好きな本を読んでいて、気が向いたときに聞いている感じです。タロウは昨年のハロウィンからハリーポッターに凝っていて(お友達がグリフィンドール生に仮装していたため)、以来ずっとハリーポッターです。現在第二巻目の『ハリーポッターと秘密の部屋』まできました。ハリーはもちろん面白いし私も大好きなのですが、ずっと文字ばかりだと声に出して読む私がしんどいので、ときどき絵本の日も取り入れています。が、タロウはとにかく「ハリー、読んで」ばかりです。それだけ楽しいんでしょうね。日常の遊びの中でもハリーに出てくる呪文や小道具などよく取り入れています。私としては日本の昔話なども読みたいんですけどね。今日は節分ですし、鬼の絵本も読みたい!!
January 31, 2010
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今日は“Twins and Triplets Day”でした。朝から一日中、クラスの仲良しのお友達と同じ格好をして過ごします。同じ服や帽子をかぶったり、女の子は同じ髪型やピアスやネックレスをお揃いにしたり。この小さな行事は Spirit Day の一環で、学級委員主催で約2カ月に1回行われます。1年間で5回行われ、毎回学級委員がクラスメートの出来栄えをチェックして、5回の合計得点でトップのクラスが年度末にピザパーティーを開催できるという特典があります。1回目は星条旗色のものを身につけてくる“Red Blue White Day”、2回目はぬいぐるみを持ってくる“Stuffed Animal Day”でした。G5にもなってぬいぐるみなんて男の子は持ってこないでしょ、と思っていたのですが、やっぱりピザパーティーが魅力的なのか、ハナコのクラスは全員かわいいぬいぐるみを持ってきていました(私はちょうど参観日でクラスに入っていました。しかも男の子でもかなり大きなテディベアなど持って来ていましたよ!)。6月に行われる最終回は“PJ's Day”(Pajamas Day)だそうです。Spirit Dayは先生も参加…ということなのですが、先生もパジャマで授業をするのでしょうか。楽しみです。今日のタロウとハナコはというと、先日行われた Terry Fox Run(がん研究を助成する国際的なチャリティーイベント)で着用した真っ赤なTシャツを着て行きました。このイベントにはほとんどの生徒が参加しているので(当日のマラソンには参加できなくても、募金となるTシャツの購入はしている方がほとんどです)タロウのクラスでは男の子は全員今年度のTerry Fox Tシャツだったそうです。 Spirit Day の目的は何なのでしょうね。ハナコに尋ねたら “Just for fun!” と言っていました。確かに例えば、「愛校精神を養うため」とか「クラスでのチームワークをよくするため」などと言われてもピンときません。「楽しいからやっている」というのが一番ぴったりくるかも。
January 29, 2010
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ある日タロウが学校から帰ってくるなり、「明日シリアルを100個学校へ持って行くんだよ!数えるから早く出して!!」と大興奮していました。また “The 100th Day of School” がやってきました。8月に学校が始まって100日経ったということで、よく頑張ったねの意味をこめてみんなで一緒に100個のシリアルを食べるそうです。と急に言われても、我が家の朝ご飯はシリアルではないのでシリアルの買い置きはありません。あわててデリに買いに行きました。そういえば先日韓国系アメリカ人のお友達にビビンバなどの作り方を教えていただいたのですが、キッチンにはたくさんの種類のシリアルがありました。毎朝子どもたちが好きなのを選んで食べるそうです。日本で言うとお米のようにたいていのご家庭にはある感じなのでしょうか。そういえば去年も買いに走ったなぁと思い出しました。先生からのお手紙には、 Please assist your child in putting 100 pieces cereal into a bag. They can sort the cereal into 10 groups of 10 and you watch as they count to 100 by 10's. You can also tell them that 10×10=100.とありました。 “The 100th Day of School” に学校に100個のものを持っていくのはキンダーとGrade1,Grade2ぐらいまでだそうですが、100に関してのちょうどよい教材にもなっているんですね。タロウも嬉々として袋詰めしていました。が、どうみても100より多いな…と思っていたら「だって明日の朝、学校でシリアル食べるんだもん!」とただ単に自分がたくさん食べたいから詰めているだけでした。タロウはよく食べるので気持ちは分からないでもないですが、チェックしておいてよかったです(笑)。The 100th Day of Schoolの当日、学校からThe 100th Day of Schoolのアクティビティブックを持ってタロウが帰ってきました。見てみるとそれぞれのページに Happy 100th day of school! What would you choose if you could have 100 of anything?というような質問があり、それに対して回答と絵を書きこんでいました。タロウの回答には If you had 100 dollars, what would you buy? → I buy a lot of eagle because eagle has my favorite colors. What could you do 100 times that would make you tired or sore? → It is somersault because I love to roll and roll.などがありました。somersault って何かと思って聞いたら、「えーとねー、えーとねー、これっ!」と、いきなり床の上で回りました。「でんぐり返し」のことだったんですね。「でんぐり返し」という言葉は以前絵本でも読んでいたので知っているはずだと思ったのですが、日本で暮らしていたら普通に身に着く言葉が抜けてしまうんだなー、忘れてしまうんだなーと改めて思いました。気がつくたびに教えるしかないですよね。★★“The 100th Day of School”関連のお勧め絵本 ★★ Cam Jansen シリーズはハナコもタロウも大好きでした。これはYoungシリーズで字も大きくタロウが楽しく読めるレベルです。 Young Cam Jansen and the 100th Day of School Mystery[洋書]
January 26, 2010
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ハイチ地震の発生から二週間経過しました。今朝小学校の朝礼で黙祷の時間がとられたそうです。ハナコ達G5のクラスでは被災者の方々へ頑張っての気持ちを込めて黙祷し、タロウ達G1のクラスではどのようにしたら自分たちが被災者の皆さんの助けになることができるかを考えて黙祷したそうです。明日から一週間、学校でハイチ地震募金活動が行われます。クラスごとにクッキージャーを用意し、毎日いくら集まったかクラス委員が記入してグラフにします。学校での募金の機会はよくあって、そのたびに学校の正面玄関付近に大きなグラフが張り出されます。我が家は現在おこづかい制をとっていないので、ハナコやタロウもどうやって募金のためのお金を私たち親から稼ごうか考えているところです。お手伝いはして当たり前のことだし、なかなか難しいようです。彼らがどんなことを考えるか待ちたいと思います。学校でのボランティア活動は小さなものも含めると本当によくあります。子どもたちも小さな頃からこのような活動を通して、自然にボランティア精神を身につけていくのだろうなと思いました。ハイチ地震の犠牲者の皆様に対して心からの祈りを捧げたいと思います。
January 26, 2010
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ESLの授業は英語が母国語ではなく英語力が不足している子どもたちのためのクラス(English as Second Language)です。タロウはESLのクラスは受けなくてもよかったのですが、G4(日本では3年生でしたが誕生月の関係でこちらの学校では4年生でした)で編入したハナコはやはりESLのクラスに参加しています。ESLの授業は毎日あるので、どのような授業をしているのか楽しみに来ました。ハナコのESLクラスメイトは6人です。G5は4クラスあり、1クラス16人~18人くらいです。その中の2クラス合同でESLは授業を行います。単純計算して各クラス3人くらいがESLに参加していることになります。ESLの必要がない子どもたちは第二外国語の授業です。ESLの授業参観は最後の20分に来るように言われていました。クラスに入るとちょうどハナコが発表をするところでした。手元の数枚のカードを時々見ながら発表していました。内容は、過酷な児童労働をやめさせるために尽力しているアメリカ人のある女性の話でした。あとでハナコに聞いたら、ESLでもG5の現在の学習テーマである“Peace and Conflict” に沿って学習しているようで、“Peace and Conflict”に関連している活動をしている人物を各自で調べて、伝記を書いているとのことでした。いつの間にまとめたのかと思いましたが、インターネットで検索して図書館で本も借りてまとめていたそうです。ハナコの発表が終わったら、先生に 1.アイコンタクトについて 2.語尾のイントネーションについて 3.発表内容の構成について アドバイスを受けました。自分が言いたいことをいかに相手に理解してもらうか、いかにアピールするか、ということはいつも問われているようです。内容よりもまずは発表の仕方についてのコメントからというのも納得しました。授業が終わった後に先生が「今日は初めての発表だったので、これから内容をもっと煮詰めてプレゼンテーションの質を上げていきます。」とおっしゃっていました。
January 19, 2010
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タロウの図工のクラスへ行きました。 図工室は日本の小学校と同じように、木の作業台のまわりに6客くらい木の椅子があるスタイルでした。でもその椅子には座らずに、まずホワイトボードの前のカーペットに座ります。ホワイトボードには、ゴッホの星月夜(The starry night)と、ダヴィンチのモナリザ、Jackson Pollockという方の抽象画の3点が貼られていました。ゴッホ 星月夜 ポスター WG-3455【10,000円以上購入で送料無料】 【3割引】ジグソーパズル300ピース ダ・ヴィンチ モナリザジャクソン・ポロック【Jackson Pollock】額装ポスター Number 8, 1949 先生が開口一番、「ジャクソンポローの特徴的な点は何ですか?」と質問し、子どもたちが次々に手を挙げます。「彼は大きな紙の上で描きます。」「大きな筆に絵の具を浸して、まわりに散らして描きます。」タロウは「彼は一度も紙に触らずに作品を描きます」と答えました。ひゃ~、びっくり。次から次へ子どもたちの発言は止まりません。次に星月夜を指して「この絵はだれの絵ですか?」「ヴィクセン・ヴァン・ゴー!」「ゴッホの特徴的なことは?」「彼は短い線を使って描きます。」「流れるような渦巻が特徴です。」などなど。日本語にうまく訳せずに書き言葉でちょっと変ですが、子どもらしい1年生らしい答え方で答えていました。それからモナリザです。これは誰が描いた絵かということ、ダヴィンチの特徴、ルンセサンス期の特徴など、先生が質問します。「モナリザを書く時にダヴィンチが編み出した手法で、これより前の時代と異なる特徴的なことはなんですか?」という質問には「モナリザには輪郭がありません。」「モナリザの画には影の部分があります。」はぁ~、そうなんだぁ。私はちっとも知りませんでした、という感じで興味深かったです。とにかく子どもたちが次々に自分の意見を言うところが印象的でした。自分の意見を言いたい気持ちが先走って、質問とは違うことまで滔々と話してしまうお子さんもいましたが、先生がそれを辛抱強く聞いていることも大変だなぁと思いました。 それで今日の授業は、このモナリザの特徴の一つである「影 Shadow」「Sfumato(伊語)スフマート技法」について学ぶ、ということらしかったです。次に先生がとりだしたのは、モナリザの顔と腕の部分だけ書いてある紙で、それに各々独創的な髪形と服装を考え描いて、背景には自分の出身の国の歴史的な建造物を描きましょう、という課題を子どもたちに出していました。USA出身の子は自由の女神、インド出身の子はタージ・マハルなどをそれぞれ描いていました。タロウは富士山っぽいものを描いていましたが、それは歴史的な建造物とは違うのでは…。 そう言えば、先週ゴッホの星月夜のような感じの、短い線を重ねて描いた画をタロウは持って帰っていました。モナリザについても「この絵、知ってる!」と言っていたので、今月はこの3枚の絵でいろいろと学習しているのだと思います。 日本にいたら絶対に図書館で『アンホルトのアーティストシリーズ』の絵本を借りて読み聞かせるのですが…。ちょうどダヴィンチとゴッホがあるんですよね。日本で2年生のハナコの学年で読み聞かせをして好評だった絵本です。ゴッホだったらまさに渦巻の月星夜が表紙の『小学館あーとぶっく』も読み聞かせしたいところです。海外に住んでいるとこういう時にとても歯痒いです。6月に一時帰国する時に借りる絵本メモがまた増えました。ゴッホとひまわりの少年 レオナルドと空をとんだ少年
January 18, 2010
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タロウは今学期、ジュニアバスケットボールリーグに参加しています。学校のクラブ活動とは別の、インターナショナルスクールが数校集まって開催しているスポーツ活動です。先学期はサッカーでしたが、1月から3月まではバスケットボールです。毎週末に9時から10時半まで、タロウの学校のミドルスクール校舎の体育館で開催されます。タロウが属する6~7歳クラスは定員一杯の36名が参加しています。36名を6名ずつの6チームに分けて、各チームにコーチとサブコーチがついています。コーチとサブコーチは子どもたちの保護者です。タロウのチームはアメリカ人のコーチとブラジル人のサブコーチです。サッカーリーグのコーチ陣はヨーロッパ人が多かったです。タロウのコーチもフランス人でした。でも今回はアメリカ人のコーチが多いようです。6つのチーム名はNBAのチーム名からとった、Lakers・Rockets・Suns・Celtics・Cavs・Spursでユニフォームも各チームのユニフォームとそっくりのものです。タロウはSpursになりました。練習初日はチームを決めるために8つのセクションに分かれてパス、ドリブル、ゴール、基礎体力などさまざまな観点から子どもたちをチェックしていました。生まれて初めてバスケットボールを手にしたタロウは見よう見真似でやっていましたが、かなりバスケットが気に入ったようで毎週楽しみにしています。サッカーもそうですが、保護者が積極的に子どもたちに関わってくれる機会が多いのでとても有り難いです。日本人学校の保護者の方が多く参加されているサッカーチームや少年野球チームもあります。日本にいると習いごととして習えることがこちらでは難しい場合も多いので、ボランティアとして教えてくださる保護者の方には本当に感謝しています。
January 16, 2010
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ハナコの音楽の授業参観へ行ってきました。タロウの先生とはまた違う先生です。 音楽室でやはり絨毯の上に座って授業が始まりました。まず最初にホワイトボードにPCから写真を写して音楽と一緒にスライドショーを見るところから始まりました。スライドショーの中身は、戦争と平和です。平和を訴える曲と一緒に生々しい写真が流されました。平和のシンボルである白いハトや、平和集会に集まるたくさんの人、ピースサイン、曼荼羅、など平和についての写真の合間に、喧嘩をしている写真、仲間外れにされている写真、アフリカで先週撮られた兵士の写真、抗議のために焼身自殺を行っている写真、爆撃にあって呆然としている子どもたちなどのショッキングな写真も流れました。一緒に流されていた音楽はロック調の曲で平和を訴える有名な曲だということです。なぜ音楽の授業で「戦争と平和」がテーマなのかと言いますと、ハナコたちの学年の現在の学習テーマが “Peace and Conflict” だからです。(カリキュラムについてはまたいつか記録しておきたいと思っています。)“Peace and Conflict” を学習する主な教科は社会(Social Studies)ですが、社会以外の授業でも “Peace and Conflict” をテーマとして学習することがあるようです。それで音楽でもこのスライドになったのだと思います。スライドを見終わったら先生から写真についての簡単なコメントが一通りありました。その時に「音楽は何かを訴えるのにとても有効な手段である」ということともに、一緒に流した曲の歌詞の意味についても説明がありました。その後プロテストソングのフォークソングや現代の歌を何曲か聞いてみんなで歌詞について考えました。それから3人ずつくらいのグループに分かれて「訴えたいこと」「やめてほしいこと」に関して5つ取り上げるという課題が出ました。個人的なことでもいいよ、と先生はおっしゃっていました。この話し合いのところで時間が来てしまったのですが、次の時間では取り上げたテーマに基づいて、訴えたいことが人の心に届くような歌詞を作るそうです。このような音楽の授業を参観したのは初めてだったので、やはり驚きました。今回音楽の時間中に歌を歌うということは全くしませんでした。後ほどハナコに聞いたところ、先学期末にあった Winter Concert の前はずっと歌の猛特訓だったけど、そういう行事がない場合は授業で歌を歌うということは今までにあまりなかったようです。ショッキングな写真が私にはインパクトが強かったのですが、子どもたちはそこまでショックを受けてはいないようです。私は焼身自殺を行っている僧侶の写真と同じものを以前目にしたことがあり、そのインパクトが強くて忘れられなかったので、今回の授業については授業そのものよりも写真が気になってしまいました。が、もちろん先生の意図としてはその写真一つ一つにこだわることではないことは分かっていますし、子どもたちもそちらに関心は向かっていませんでした。ところで、スライドを見ている間子どもたちはとてもリラックスしていました。うつ伏せに寝転んで見ている子どもたちも何人かいて(リラックスしすぎなのでは…)とも思いましたが(笑)、発言するところはしっかり発言しているし、先生もそういう態度の子供たちを見ても全く普通の反応でしたので、たぶん普段から音楽を聴くときはきちんと聞いていさえすればどのような体勢でもあまり関係ないのだろうなと思いました。クラス人数も16人で先生も一人ひとりにきちんと目が行き届いていました。
January 15, 2010
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タロウの体育(PE)の授業参観に行きました。 今日は体育館で授業です。体育館に入ると、長いマットレスと2つのコーンにパイプが渡してある障害物が6組用意されていました。 子どもたちはまず体育館に入ると靴下を脱いでいました。体育館用シューズ(といってもどんなシューズでもいいのですが)も用意しているので、授業内容によってシューズだったり裸足だったりするようです。 次に長いマットレスに全員仰向けに寝そべりました。目をつぶってしばらく瞑想(?)。次に先生の指示でウォーミングアップです。笛がなるごとに走りまわったり、スキップしたり、ケンケンしたりしていました。 ウォーミングアップが終わったらマット運動の授業です。マットの部分をくま歩き→走ってコーン&パイプを飛び越え→走ってターンして戻ってきて→コーン&パイプをくぐり抜け→走ってゴール、を3セット、という感じです。マットの上での動きをいろいろ変化させながら何セットか走りこんでいました。 ここで時間が来て退席したのですが、タロウによるとその後、前転などを練習したそうです。 わりと日本の授業と似ていますよね。G5ハナコのPEの話を聞いていると、ドッヂボールやらバレーボールやらでなんだか休憩時間に遊んでいるのと同じようで授業らしい雰囲気ではなかったので、タロウの授業を見て「わりと普通ね~」と思いました。ハナコの授業参観も後日あるので楽しみにしています。 ところで、体育の授業時には学校名とロゴがプリントされているTシャツを着ます。体育の日はこのTシャツで行くことになっています。授業の始めにちゃんと着用しているかどうかのチェックが毎回入るとハナコが言っていたのが意外でした。この学校は制服はないのですが、学校ロゴが入ったパーカーやトレーナーなどはいろいろな学校行事の時にPTAが販売しています。毎年いろいろなタイプのものがでて結構かわいいのでよく購入しています。大人サイズまであるのでバザーなどの学校行事の時や普段から保護者もよく着ています。
January 14, 2010
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1月4日(月)から2学期が始まりました。ハナコはG5の小学校最終学年、タロウがG1の1年生です。2学期最初の行事は音楽、体育、図工、中国語・ESLの参観日です(Parent Visits to Specialist Classes)。3日間続けて行われるのですが、1回の授業で音楽・体育・図工は最初の20分だけ、中国語・ESLは最後の20分だけ来るようにとのことでした。今日はタロウの音楽を見学しました。教室から音楽室に移動します。音楽室には机や椅子はなく、カーペットに直接座ります。座り方は男女ともに胡坐(あぐら)が基本です。ホワイトボードに映し出されたPCの画面を使って授業は行われます。教科書はありません。今日はバッハのメヌエット(♪レ ソラシドレ ソ ソ♪)の音階のないリズムの楽譜が数種類映し出されました。まずそのリズムをみんなで歌います。そこで面白かったのが、日本だったら例えば「タン、タタタタ、タン、タ、タ、」とか、そんな感じで歌いませんか?そして休符の時は声には出しませんよね。声を出したとしても「ン」とかそういう感じだと思います。それが今日の授業では、四分音符は「ター」、休符は「サ」、と言うんです。例えば4分の3拍子で、4分音符が1つに休符が2つだとすると、「ター、サッ、サッ」という感じ。それに八分音符は「タケタケ」(!)と歌います。♪レ ソラシドレ ソ ソ♪は「ター、タケタケター、ター、ター」というふうに。みんなで声を合わせて歌うのでなんだかかわいらしくって。「ター、サッ、サッ」の時にはつい「えーっさ、えーっさ、えっさほいさっさ」のおさるの駕籠屋が私の頭の中でリピートしてしまいました。この歌い方はタロウの音楽担任の先生独特のものなのか、英語圏では割とポピュラーな読み方なのか、興味があります。ご存知の方がいらっしゃったらぜひ教えてください。授業では、歌った後、各自鈴を持って先生のピアノに合わせてリズムの練習をしました。鈴の次はトライアングル、その次はタンバリン、と楽器を変えてリズムの練習をしました。そのパートができるようになったら、次はまた違う新しいリズムのパートを歌うところから始まりました。ここで時間が来てしまったので退出したのですが、きっといくつかのリズムを練習して、パートに分かれて楽器を変えて合奏をするんだろうなと思います。私にとっては「ター、タケタケ ターサッサ」が誠にツボで、一日中思い出し笑いをしていました。
January 13, 2010
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あけましておめでとうございます。早いもので、駐在してからあっという間に一年間経ってしまいました。長女のハナコは3年生2学期まで日本の公立小学校へ通っていました。3年生3学期から当時幼稚園年中の長男タロウとともにインターナショナルスクールへ編入し、初日からとても楽しく過ごしてきました。親の私はこの一年間まさに無我夢中でやってまいりましたが、1サークルが終わって、ちょっと心の余裕も出てきたかな…というところです。改めてこの一年間を考えてみると、やっぱり日本の学校とハナコたちが通っている学校では当たり前ですが授業も行事も全く違います。それでインターナショナルスクールへ通っている間の出来事を記しておくことも、いい記録になるかなぁと思うようになりました。一年ぶりにブログを開き、書き方もすっかり忘れてしまって今あたふたしておりますが、こちらでの日常について心に残ったことがあれば少しずつ書いてみようかな、と思っています。完全な私の主観だけの記録ですが、このようなスクールもあるんだなとご覧いただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
January 13, 2010
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あけましておめでとうございます。結局ほとんどブログの更新ができないうちに駐在地に引っ越してきました。突然の駐在を告げられてから二か月の間、それはそれは慌ただしくお世話になったみなさまに十分なお礼を申し上げることもできないままこちらに来てしまいました。心残りがあるところもございますがちょくちょく一時帰国する予定ですので、その時にまたご一緒させてください。このブログも、毎晩の読み聞かせの中から英語絵本で心に残ったものを取り上げてまいりましたが一旦閉めさせていただこうと考えています。子どもたちも明後日からインターナショナルスクールへ通います。日中の長い時間が英語の生活になりますので日本語を使う時間・質についてもかなり慎重に心に留めておかなければいけないと思っています。そのような状況で、英語絵本の読み聞かせももちろん続けていきますが今後はどうしても日本語絵本の読み聞かせのほうに重点を置くことになると思います。ですのでこの英語絵本ご紹介ブログは一旦お休みさせていただきます。今までご覧くださったみなさま、嬉しいコメントやメッセージをくださったみなさま、本当にありがとうございました。
January 3, 2009
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今日の読み聞かせ 1.Rotten Ralph's Rotten Christmas『あくたれラルフ』でおなじみのRotten Ralphのクリスマスのお話です。今回もあいかわらずラルフはあくたれで、せっかくSarahがつくったクリスマスの飾りもこわしてしまうし、Sarahがクリスマスキャロルのピアノ練習をしていると鍵盤の上を歩いて邪魔します。そんな時、とってもsweet な猫、PercyがSarahの家にやってきました。SarahはRalphにPercyと仲良くするように言いますが、RalphはPercyのクリスマスの靴下にはさみで穴をあけるし、鉄道模型で遊んでいるときにはPercyを線路にくくりつけてしまいます。その後もRalphのいじわるは続き、挙句の果てにはツリーの下に置いてあるPercy宛てのクリスマスプレゼントをすべてRalph宛てに書き換えてしまいました。その日の夜、先にいつものRalphのベッドで寝ているPercyを見てRalphは“Sarah loves him more than she loves me,” とつぶやきます。(その時涙を一粒だけ流しているの。かわいい)クリスマスの朝、Ralphはプレゼントを開けますが、全部Percyにぴったしのものばかりでがっかりします。その時、ドアベルが鳴りました。Percyの飼い主が彼を迎えに来たのです。“I thought he was going to stay forever.” と思っていたRalphは大喜び。Percyが帰った後SarahとRalphはプレゼント交換をしました。SarahはRalphに赤い自転車をあげて、RalphはSarahに自分を描いた絵をあげました。(しかも等身大!)“You weren't jealous of that other cat, were you?” と聞くSarahの膝の上でRalphは答えました。“Not me, Nobody can take my place.”このRalphのシリーズはRalphやSarahなどの登場人物の表情がとてもいいんです。どのページを見てもまさに「その顔」をしていて笑えます。何度読んでも楽しいです。それから背景の小物もかなり凝っていて楽しいです。魚や猫やトナカイの壁紙も笑ってしまいます。リビングにある本が“Whales”“ Sharks”“Fishes”などでその本を押さえてあるブックエンドが魚の形だったり。私のお気に入りの絵本です。
December 8, 2008
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今日の読みきかせ 1.Madeline's Christmasマデラインのシリーズの中でも、この“Madeline's Christmas” はわりと好きな絵本です。クリスマスイブの日、Madeline以外はみんな風邪で寝込んでしまいました。Madelineは部屋の掃除、みんなの看病と奮闘しています。そんな時ドアベルがなりました。でてみると、なんと絨毯の商人がやってきました。彼が持っていた12枚のrugを風邪で寝ているみんなのベッドの足もとへと購入しました。商人は寒い外へと帰って行きましたが、あまりの寒さに絨毯を手放したことを悔やみ、Madelineのところへ戻ってきました。この商人は実はThe MagicianでABRACADABRA の呪文を唱えると、12枚のrugが空飛ぶカーペットになりました。それで12人の女の子たちはrugに乗って、お父さんお母さんのもとに一時だけ帰って甘えることができました。ミスクラベルがベルを鳴らすと魔法はおしまい。女の子たちはお屋敷に戻ってみんなで Happy New Year を言いました。絨毯の商人、にまず驚きました。さすがにこの展開は予想していなかったです。一応このThe Magicianは白いターバンに赤いマントでなんとはなしにサンタさんのようでもありますが。家に帰ってお父さんに甘えているMadelineがかわいらしかったです。この絵本も随所でライミングしています。
December 5, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Santa KnowsAlfie はサンタなんておとぎ話の中のことだと思っています。妹のNoelleは“Santa Claus belives in people who believe in him.” と言いますが彼はお構いなし。図書館で本をたくさん探して“Even at the speed of light, with changing time zones and defferent calendars, there is no way anyone could deliver kajillions of pounds of gifts to hundreds of millions of kids all in one night.” と勝ち誇ります。クリスマスイブの晩、Alfie はツリーのそばでサンタが来ないことを証明するために起きています。ところがなんということでしょう、サンタは本当にやってきました。“But but, The Spped! The time! The weight! Impossible! ”という Alfie にサンタは、橇が時間を止めてくれるから一晩で世界中の子供たちにプレゼントを配れること、白い大きな袋がおもちゃ工場へのゲートになっていることを説明します。“It's elf science and technology.” でも Alfie は信じることができません。それをみたサンタはひょいと Alfie を袋の中へ入れてしまいました。ついたところはおもちゃ工場のベルトコンベアーの上。 Alfie は小人たちによくできたロボット人形だと思われて梱包されてしまいます。箱の中で Alfie は Noelle に意地悪してしまったことを反省し、もっといいお兄ちゃんになると誓いました。クリスマスの朝、ツリーの下の大きなプレゼントをみた Noelle は大喜び。さっそく開けてみると中から Alfie が出てきました。“From now on, I'm going to be a nicer big brother.”という Alfie に Noelle が言いました。 “I know, I believe in you.”30ページの長めの絵本ですが、なかなかおもしろかったです。小学生の低学年くらいのお子さんにちょうどいいでしょうか。我が家ではタロウはまだ信じていますが、ハナコは今は半信半疑かな?「学校でお友達が言っていたんだけど…」と今年言い始めました。それでも毎年サンタさんへ英語で手紙を書いて窓に張り付けています。(毎年結構笑える手紙です。)今年もサンタさんが来るといいのですが…。
December 4, 2008
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今日の読み聞かせ 1.The Three Bears' Christmas『三匹のくま』をモチーフにした絵本です。クリスマスイブの日にジンジャーブレッドクッキーを焼きましたが焼き立てで熱すぎるので散歩に出かけました(夜なのでパジャマ姿にガウンを着て)。月明かりの中で‘What Do I See?’ごっこをします。Baby Bearが“I see something flying over the moon,”と言うと“It must be a shooting star,”とパパがこたえますが、よくよくみてみると端っこのほうにサンタさんが!(子どもたちはこれを見つけて大喜び)今度は三人で‘What Do I Hear?’ごっこをします。そこでもよく見てみるとさっきより近づいてきているサンタさんを見つけることができます。お家へ帰ってみると“Someone nibbled my gingerbread all up, and left a woolly mitten!”“Someone big broke my chair and dropped a fuzzy hat!”“Someone in a big hurry rumpled my bed and forgot a red coat!”ツリーのところへ行ってみると“Someone left presents under the tree!”“Someone filled our stockings too!”急いで外へ出てみると“Someone jolly! And there he is!”と橇で空を走っているサンタさんを見つけました。サンタさんは下着姿です。ついうっかりBaby Bear のベッドで寝過してしまったんでしょうね。おなじみのお話で、いろいろと突っ込みどころもあるので(ママのパジャマの柄はBeeで、Baby Bearはどんぐりだとか。お皿の柄はBeehiveだとか)子どもたちも楽しんで絵を読めると思います。お勧めですよ~。
December 3, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Who Will Guide My Sleigh Tonight?昨日のフェリーモのクリスマスイベントには230組くらいのママ&お子さんにご来場いただけたそうです。ありがとうございました。私もクリスマス絵本を30冊と、小さなお子さん向けの本を12冊くらい持って行きました。そのクリスマス絵本のなかで、昨日一番みなさんが興味を示されていたのがこの Who Will Guide My Sleigh Tonight? です。かなり大きな絵本で、とても鮮やかな色彩で丁寧に描かれています。動物が沢山でてくるのですが Tiger や Mouse などの1本1本の毛の質感まで伝わってきます。物語は、サンタさんがそりを引くのにどの動物に手伝ってもらうか試行錯誤するお話です。Tigerを試したら食べられそうになってしまうし、イルカを試したら海の中にもぐってしまいます。 Giraffe は電線に絡まってしまうし、Kangaroo はぴょんぴょん飛んでプレゼントが全部落っこちてしまいます。あれやこれや13種類もの動物を試して、最後にはやっと Reindeer に落ち着きます。最後のページの“Next year, maybe I will try butterflies.”というサンタのつぶやきにも笑えました。1ページに1文ずつでとても読みやすいので、小さなお子さんでもOKだと思います。動物もたくさん出てくるので楽しいですよ。我が家の子どもたちはこういう笑えるお話が大好きです。今回もくすくす笑いながら聞いていました。
December 2, 2008
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今日の読み聞かせ 1.The Mouse Before Christmasとっても大きな本です。見開きで54センチもあります。色鮮やかなやさしい絵です。サンタさんに会いたくて隠れて待っていたネズミが、サンタさんのプレゼント袋の中に隠れてサンタさんと一緒に世界中を回ります。ロンドン橋のあるイギリスや、風車のオランダ、スフィンクスにピサの斜塔、エッフェル塔に自由の女神。最後にサンタさんに見つかってしまいますが、もちろんサンタさんは快く家に送ってくれます。文字数は一番多いところで6行です。2行ずつすべての文章がライミングしています。ライミングしている絵本は、ライミングしているがゆえにちょっと耳慣れない難しいことばや言い回しもあることが多いように思いますが、聞いている子どもたちは心地よいのか、あまり単語の意味などは気にせずに楽しんでいます。そういえば、タロウもハナコも普段の読み聞かせの最中に、この単語は絶対に知らないだろうなというようなあまり目にしたことがない単語がでてきても「これはどういう意味?」というように聞いてくることはありません。たぶん聞こえてくる文章はそのまま耳に流して、絵を一生懸命読んでいるんだと思います。特にこれは大きい絵ですし。Nativeの方に読み聞かせしてもらって、私が聞きたいなぁと思いました。
November 30, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Dear SantaRod Campbell さんは大好きな作家さんです。彼の “Dear Zoo” はハナコが初めてプレスクールへ行った時に先生が読んでくださった本で、それ以来ずっと彼の絵本のファンでした。この “Dear Santa” は “Dear Zoo” のシリーズ本です。サンタに something special なものをくださいと手紙を書いて、サンタさんが何を贈ろうか、いろいろラッピングしてみて考えるという内容です。いろいろな形のラッピング(フラップ形式になっています)をめくってみるとサンタさんが選んだプレゼントが出てきます。でも too big だったり too scary だったりしてなかなか決まりません。でも最後にはとっても素敵なプレゼントを贈ってくれますよ。小さなお子さんから楽しめます。(小学生のハナコもお気に入りですが♪)12月1日のフェリーモのクリスマスイベントで絵本ブースを担当させていただきますが、そこでもぜひこの絵本は読み聞かせさせていただきたいと思っています。
November 29, 2008
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ここのところしばらくずっとバタバタしていました。実は主人の駐在が決まりまして、本日やっと船便の荷物出しが終わりました。辞令が下りると移動するのは早いのですが、今回は11月に入ってからの話だったので本当にバタバタしていました。駐在で一番困るのは子どもたちのスクールです。先週子どもたちの編入試験のために駐在先を訪れました。駐在先は残念ながら英語圏ではありませんが、ブリティッシュスクールとアメリカンスクールを受験し、インターナショナルスクールを1校見学してきました。タロウはブリティッシュだとYear1、アメリカンだとキンダー、ハナコはブリティッシュYear5、アメリカンGrade4です。タロウの編入試験は両校とも簡単なインタビューで実質一時間くらいでしたが、ハナコはエレメンタリーだったからかブリティッシュは3時間(Year5の授業参加、筆記、インタビュー)、アメリカンは2時間30分(筆記、インタビュー)の試験がありました。ハナコの感触ではブリティッシュの試験は楽しかったそうですが、アメリカンはかなり難しく、試験後「筆記の英語が半分くらい分からなかったから合格しないかも…。分からないところも一応答えは書いたけど。 算数は簡単だった。」と言っていました。ブリティッシュはお陰様で即日に合格のご連絡をいただきました。アメリカンスクールは試験後一週間以内にお返事が来るとのことでしたが、一日たっても二日たってもお返事が来なかったので、やっぱり日本の学校からの編入は難しかったのかなぁと思っていたところ、思いがけず合格のご連絡をいただき、親子ともどもほっとした次第です。ハナコは5歳で前回の駐在先から帰国して、それから4年。「次の駐在の時にちゃんと行きたい学校へ行けるように英語頑張ろうね。」というのを合言葉に日本で英語学習をしてきました。今回彼女の毎日の努力が報われたわけで、私もとても嬉しく思いました。今回受験してみて、以前から話は聞いていましたが、日本の学校からの編入は難しいと実感しました。実は今回の駐在先は最初、別の都市の予定でした。それでその都市のアメリカンスクールやインターナショナルスクールの面接予約を取っていた時に、現在インターナショナルスクールではなく日本の学校に通っていて、両親も日本人、本人も日本パスポートということで、「まず他のインターナショナルスクールで2,3年英語を勉強してから編入試験を受けてください。」と面接自体を断られた学校が何校かありました。そんな時に駐在先が変わったので、今回は面接のアポイントを入れる前に、ハナコが通っている英語スクールの校長先生から事前に電話を入れてもらってからアポイントをとりました。それで試験までこぎつけたわけですが、やはりGrade4になると試験そのものもかなり難しくて、今回はなんとか合格はいただきましたが編入してからしばらくは大変な思いをするかもしれません。しかも今後は日本語もきちんとやっていかないといけないですしね。でもハナコもタロウもアメリカンスクールへ行くのをものすごく楽しみにしています。今回ブリティッシュではなくてアメリカンを選んだのは、私たちが住むマンションからブリティッシュはかなり遠くてスクールバスに1時間近く乗らないといけないこと(しかも二人揃って車酔いがひどいんです)、タロウもYear1でエレメンタリーになってしまって帰宅時刻が17時30分になること、などが理由です。ブリティッシュは本当にハリー・ポッターの世界で、学年を超えて4つのClub Houseに分かれて学習やSportsなど全てのことでClub Houseごとに競っていたり、学校の設備もよく、ついでに制服もとってもかわいくて、先生方も熱心でフレンドリーでとても良い印象でした。アメリカンスクールは近くて勉強もしっかり教えていただけるようですが、その分かなり宿題も多いそうで学習面では大変そうです。でもハナコは大喜びしていることですし、楽しんで通ってくれることと思います。それになんといっても図書館が素晴らしかった!です。エレメンタリーの図書館だけでも蔵書7000冊。しかもかなりいい品揃えで、私のほうがわくわくしてしまいました。図書館の中に読み聞かせができるスペースがあり、私たちが訪れた時もGrade2のクラスで読み聞かせをしていました。長々と書いてしまってすみません。というわけで、しばらく絵本ブログをお休みさせていただいていましたが、今日から私たちが渡航する12月末まで、また絵本ブログを書かせていただきたいと思っています。できるだけたくさんのクリスマス絵本をご紹介したいと思っています。何卒よろしくお願いいたします。
November 29, 2008
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日本児童文芸家協会・日本児童文学者協会・日本公文教育研究会が主催している、《おはなしエンジェル こども創作コンクール》でハナコが銀のエンジェル賞をいただいたので、神楽坂にある日本出版クラブ会館での授賞式に参加してきました。このコンクールのことを夏休みに知って「書いてみたい~」とは言っていたのですが、夏休みも忙しくてすっかり忘れていた頃、締め切りの三日前に「あ、書かなくちゃ。」と一息に一日で書き上げました。私もさらっとは読みましたが、なにせ時間がなくてよく読まなかったので、もしかしたら誤字脱字アリアリだったかも(汗)。手で児童文学協会まで持っていかなきゃいけないかと思いましたが、とりあえず速達で提出しました。そんなバタバタの応募だったのですが、このたび運よく入賞できました。作品は、ハナコが三年生になった時に与えられた学校の机の上にタヌキにそっくりの文様があって、そこからヒントを得て書きました。授賞式には下は年中さんから上は中学生まで、21名の受賞者が参加していましたが、常連さんが多く(2,3回は当たり前。最多受賞者はなんと6回目の受賞でした)、コメントも「今回の作品では最後に余韻を残したいなと思って書きました。」とか、なんだかすごいお子さんたちが多かったです。ハナコはと言えば受賞コメントもなんだかとぼけていて、会場の笑いを誘っていました。審査員である作家の先生方といろいろお話ができたのですが、本当によく作品を読んでくださっていて、細かいところを褒めてくださったり、ハナコもずいぶん力づけられたと思います。授賞式のほかにも、審査員の先生方による読み聞かせ(素晴らしかったです!)や創作のヒントになるお話など本当に盛りだくさんで、ハナコは「来年もぜひ出たい!」と意欲を燃やしていました。これがそのタヌキです。
November 22, 2008
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今日の読み聞かせ 1.It's Too Soon 本当に久しぶりの更新です。最近身辺がばたばたしていましてなかなか更新ができていませんでしたが、もちろん毎晩読み聞かせは続いていますよ~。それでは今日の絵本。“It's Too Soon ”です。おじいちゃんと楽しく遊んでいる子うさぎのAnna、もうそろそろ寝る時間です。 “Bedtime, sweet pea. It's late.” とおじいちゃんが言いますが、Annaは “But it's too soon! I'm noto even sleepy and besides, I always have to pick up my toys before bedtime.” とこんな感じで、Annaはなかなか寝ようとはしません。お片づけ→ミルクとクッキー→お風呂→歯磨き→お気に入りの人形を探す→ベッドに入れてもらう→読み聞かせ、それでやっと眠りにつきます。それにしてもブログでも何度も取り上げているハナコもタロウも大好きなフロッギーシリーズでもそうでしたが、寝る前のクッキーとミルクいう描写がよくあります。よくある習慣なのでしょうか。それからおじいちゃんの “sweet pea” “bunny-pie” などのAnnaへの呼びかけもかわいらしいです。
November 15, 2008
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今日の読み聞かせ 1.White Rabbit's Color Bookとっても色が鮮やかな絵本です。White Rabbit が red 、yellow 、blue の3つの色が入ったtubをみつけます。これらのtub に次々に入っていって、白いウサギがいろいろな色に変わっていくお話です。yellow + red 、 red + blue 、 blue + yellow 、 blue + yellow + red と基本的な絵の具の三原色を混ぜてできる色を網羅しています。“ Red and yellow together make … ”と言った段階で、子どもたちは口々に “ Orange!! ” “It make orange! ”と叫んでいました。大きなすっきりとした文字で、文章量も多くて3文まで。小さな赤ちゃんからお薦めの絵本です。
October 21, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Puff, the Magic Dragon子どもたちも私も大好きな絵本です。開くと60センチの大判の絵本で、緑を基調とした幻想的な色調の絵がとても素敵です。Peter, Paul and Mary の曲として有名です。歌詞の内容は空想の国Honaleeに住んでいるPuffというドラゴンと小さなJackie少年の交流とお別れのお話です。仲良しの二人はいろいろなことをして遊びます。ところが月日は流れ、不老のPuffはいつまでもそこに住んでいますが、大人になってしまったJackie Paper はもうPuffのことを思い出さなくなったのか、二度と来ることはありませんでした。Puffは悲しみに暮れすっかり元気がなくなります。この後、もう一度一番の歌詞が繰り返されますが、この絵本ではそこで「ある日、あの時のJackieと同じような女の子が現れます。その女の子を背後でやさしく見守っているのは大人になったJackie少年でした(←たぶん)。」という場面を添えていて、物悲しい中にも希望の光が見える終わり方になっています。今日この本を選んだのは、実は今日ハナコの授業参観日で音楽の授業で『パフ』のリコーダー演奏をしたからです。音楽の授業は初めて参観しましたが、はっきり言って度肝を抜かれました(お上品な言い方でなくてごめんなさい…汗)。私が子どものころの音楽の授業というのはみんな恥ずかしがって声を出さなかったり、わさわさ騒がしく、かなり自由に過ごしていたような記憶があるのですが、ハナコのクラスの授業は私が考えていたものよりもずっとレベルが高いものでした。2年生から専科の先生に教わるのですが、まず授業が始まったら発声練習から始まり、歌詞にしてもメロディにしても、音楽的な解釈をきちんと子どもたちに理解させてから歌うなりリコーダー演奏をするなりします。子どもたちも真剣です。授業中私語をすることもなく、先生の指揮に従ってきれいな音や声を出すことにクラス全員が集中していました。『パフ』では同じようなメロディが2度繰り返されるのですが、1回目は四分音符であるところが2回目では付点四分音符に変わっています。そこで「なぜ作曲家さんは四分音符ではなく付点四分音符にしたのでしょうか?」と先生が子どもたちに尋ね、子どもたちは自分なりの言葉で様様な解釈をしました。まとめると「パフと毎日とっても楽しく遊んでいたといういい思い出の気持ちと、これからも遊んでいたかったのにという寂しい気持ち」がこの付点四分音符の付点の部分に現されているんだというふうに解釈しました。その解釈以降子どもたちのリコーダー演奏がガラッと変わりました。「音楽っていうのは付点ひとつでもちがうのよ」という先生の言葉を自分たちの演奏で体感したと思います。歌声も同じく、一人ひとりが真剣に歌っているのが分かりました。先生の「この音、もうちょっと膨らましてみようか」という指示ひとつをとっても子どもたちの歌声が変わっていくのが分かりました。普通の公立小学校の音楽の授業の一コマなのに、大会を目指して練習している合唱部員のような面持ちでした。授業が終わったときには思わず参観の保護者から感嘆のため息が漏れました。本当にすばらしい授業、すばらしい子どもたち(親ばかでごめんなさい)でした。
October 17, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Halloween is...いよいよHalloweenが近づいてきましたね。毎日のようにハロウィン関係の絵本を読んでいます。今日読んだのは “ Halloween is... ” です。この絵本は“ Halloween is ○○ ”の○○の部分にいろいろな言葉を入れながら、ハロウィンの起源、jack-o'-lantern の起源、decoration 、masks and costumes 、bat 、cat 、skeletons 、scary story time、trick or treat、 candied apples、 haunted house 、paradeなど、たくさんのハロウィンに関することについて教えてくれています。ハロウィンの起源やjack-o'-lantern の起源は私の方が勉強になりました。絵本のサイズも縦横25センチもあるので、読み聞かせをするために広げると横は50センチ。十分な大きさです。文章は最大で1ページ4行あるので、小さい赤ちゃんいは難しいかもしれませんが、絵も大きいので幼稚園の年長さんや小学生にはぴったりだと思います。
October 14, 2008
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今日の読み聞かせ 1.From Sinple Shapes to Geometryハナコは公立の小学校へ通っている現在、週に1回英語のクラスに通っています。2時間半のクラスで英語を習っているのですが英会話教室ではなくて、アメリカの小学校3年生の教科書を使って勉強しています。Language Artなどの国語(英語)が中心ですが、 Math や Science の授業もあります。Mathの時間で目新しいのはやはり数学用語です。この本は基本的な数学用語をとってもシンプルな言葉で説明してあるので、ちょうどハナコにぴったりの絵本です。例えばこんな感じ。 line: A line that goes on forever in both directions is called a line. point: When two lines on the same plane cross each other, they make a point.用語のほかにも protractor (分度器)などもでてきます。どの言葉も本当にこれ以上はないほどのシンプルでしかも分かりやすい文章で表されているので、数学が苦手な私でもすっきり理解できました。
October 12, 2008
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今日の読み聞かせ 1.The Kissing Hand全てのママさんにお子さんに読み聞かせていただきたい絵本です。アライグマのチェスターはスクールへ行くことになりますが、ママと離れることができません。そんな時お母さんが「おばあさんから教わったとっておきのおまじない」をチェスターに授けます。それが‘The Kissing Hand’ です。チェスターの手のひらにママがやさしくキスをします。チェスターが寂しくなったときにはいつでも The Kissing Hand をほっぺにあてればいいのです。そうすると “Mommy loves you. Mommy loves you.”というママのやさしい声が聞こえてくるような気がするのです。初めて学校へ行く日、チェスターは学校の前でたたずみます。そしてママに“Give me your hand,”と言って、ママにも The Kissing Hand のおまじないをします。そして元気に学校へ駆け出していくのです。The Kissing Hand のおまじないも素敵ですが、ママの落ち着いたやさしい言葉かけに癒されます。(あ~、私もこういう風に言えればいいのに…)と毎回思います。実は我が家もハナコもタロウもそれはそれはママ離れができないタイプでした。ハナコの時は40人くらいの大きなスクールバスに乗って行ったのですが、日本人はハナコ以外は5年生の男の子が一人で、当時ハナコは彼が日本人だということを知りませんでした。もう毎日毎日まわりが思わず笑い出してしまうぐらいの大泣きをして、でもそれで逆に Gentleman な男の子たちがかわいがってくれたのですが、慣れるのに一ヶ月はかかりました。タロウも全く同じで、一人で泣かずに教室に入れるまで一ヶ月かかりました。当時まだこの絵本を知らなかったのですが、もし知っていて以前から読み聞かせていれば、きっと母子分離ももうちょっとスムーズにできたような気がしています。翻訳版のタイトルは『The kissing Hand~キスのおまじない』です。
October 8, 2008
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今日の読み聞かせ 1.The Pigeon Finds a Hot Dog!もうブログでも何度も取り上げていますが、またまた“The Pigeon Finds a Hot Dog!”を読みました。タロウの幼稚園では各自毎週1回 Show & Tell の時間があります。週ごとにBook、Picture、Toyというようにテーマが決まっています。今週はBookがテーマで昨日がタロウの当番でした。彼が選んだのが“The Pigeon Finds a Hot Dog!”で、前日に「Show & Tell で持って行くから読んで」と持ってきました。Hot Dog を見つけたPigeonがそれを食べようとすると、The Duckling がやってきて邪気なく(ないようにみえるけれど、実は知能犯か?!)自分はまだ食べたことがないというHot DogについてPigeonがまさに食べようというその瞬間に何度もいろいろ質問し、PigeonはなかなかHot Dog が食べられなくてイライラ・やきもきします。そのイライラ・やきもきしている様がおもしろいんです。Pigeonがイライラして言う “Can you belive this guy?” “MINE! MINE! MINE!” “‘Finders, keepers,’ is what I say.” などのセリフ、中でもThe Ducklingの口ぶりを真似して言う “‘I'm a curious bird!’,‘What do they tasete like?’‘Blah blah blah!’” の部分は大のお気に入りで日常生活の中でもよく私に対して‘Blah blah blah’と言って来ます。(←度が過ぎると腹が立ちますが…)最終的にはThe Duckling はPigeonからHot Dogを半分もらうことに成功し、Pegionは“You know, you're pretty smart for a duckling.” と言います。The Duckling は食べながら “.Hmmm... needs mustard” とつぶやいているんです。このセリフもタロウのお気に入りです。実生活でも mustard の部分を変えてよく使っています。幼稚園でもウケたらしく本人は気を良くして帰ってきました。
October 7, 2008
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ジュンク堂書店新宿店洋書コーナーで、50%オフの直輸入開始セールが10月1日から11月30日まで行われています。昨日お友達に教えてもらったので、今日早速行って来ました。HPには「洋書全品50%割引!」と書いてあったのでかなり期待して行ったのですが、私が欲しいもののほとんどは「割引対象外」でした(涙)。全然、「全品」じゃない~~!です。それでももちろん絵本もエリック・カールやレオ・レオニなどの基本的な絵本がありましたので、まだ購入できていなかったマーガレット・ワイズブラウンの “Goodnight Moon” と “I'll Always Love You” を購入しました。期待していた “Goodnight Goon” はありませんでした。残念。 それから Leveled Readers はたくさんあったので何冊か購入しました。半額だと250円~300円だったのでついついたくさん選んでしまいました。ハロウィンが近かったのでちょっとscaryなものを中心に。Pinky はハナコもタロウも大好きなので。 それから私にとってラッキーだったのは大好きな Harry Potter も50%オフだったことです。まだ購入していなかった “Harry Potter and the Deathly Hallows”を買うことができました。“The Invention of Hugo Cabret” がないかなぁなんて虫のいいことを考えていたのですが、Harryが購入できたので満足です。文句を言いながらも結局たくさん買っていますよね…(汗)。結局1冊あたり300円くらいで購入できた計算になったのでやっぱり行った価値はありました。アート系の本や写真集、大人用の普通のペーパーバックなどはとてもたくさんありました。Japaneseコミックも一部ありましたし、長い期間開催されているので新宿に行かれた際は覗いてみるといいかもしれません。絵本の数があまり多くないのは残念ですが、50%オフはやっぱり魅力的です。
October 2, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Where Did I Come From?私が最初にこの本に出会ったのは谷川俊太郎さん訳の日本語版 『ぼくどこからきたの?』 でした。 これはすごい本だ!!と衝撃を受け、すぐさま原作も購入しました。当時ハナコが幼稚園の年中で、その時から少なくとも一年に一度以上読んでいます。主人にも読み聞かせてもらっています。“Where did I come from?” という子どもなら誰でも一度は思う疑問について、隠すことなく、はぐらかすことなく、ぼかすことなく、全ての真実をきちんと伝えています。子どもたちの反応ですが、どうなのでしょう、小さい頃から他の絵本と同じように普通に読み聞かせていたせいか、他の本を読んでいるときと全く変わらない反応です。今日私が読もうとした時はハナコは「これおもしろいんだよね~」とにっこり言っていました。何にもないところから赤ちゃんができる仕組みはとっても不思議でたまらない様子。純粋に不思議だな、(彼女にはまだ語彙力はないけど→)神秘的だな、と感じている様子です。後半ではお母さんのおなかの中の赤ちゃんの様子が月例ごとに説明されているのですが、“The baby spends her first month growing from a dot you can hardly see into a little girl measuring about the size of one of your teeth.”、というくだりでもいつも自分の歯を触って「小さいよねー!」と毎回びっくりし、“Some babies kick so much it feels like they're playing football in there.”、というくだりで「ハナコもそうだった?」と毎回聞いています。今回はそれに加えてへその緒にとても興味を示して、その説明の部分で自分のおへそをみたり(これはタロウも一緒に)いろいろ質問してきました。ですので久しぶりに桐箱にしまってあるのを取り出しました。ハナコは「これがおへそ?!」とびっくりし、タロウは “Yuck! Stinky.” と言っていました。(匂いをかいだわけではないですよ) しかも「このへその緒でママとタロウがママのおなかの中でつながっていたんだよ~。」と言うと「硬くて切れなかったらどうする?」(?)と言っていました。よく分からない~。
September 30, 2008
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今日の読み聞かせ 1.A Cheese and Tomato Spider夏休みにタロウが参加した英語deドラマでもお世話になった英語芸術学校MARBLESの真澄先生が以前子どもたちに読み聞かせをしてくださって、その時タロウがめちゃくちゃ嵌った本です。この絵本はページが上半分と下半分に分かれていて、上下を好きな組み合わせでめくっていくことができます。まず表紙をめくると、左ページの上半分に“Eek! A wriggly”下半分に“ spider”の文字。右ページにはspiderの絵が描かれています。右ページのspiderの下半分だけめくると、“Eek! A wriggly”“ice cream”の文字が!絵は見事にアイスクリームコーンの上にspiderの上半身(?)がのっています。タロウがもう大うけ。こんな感じでナンセンスな組み合わせがこれでもか、と続く本です。あんまり気に入ったので、タロウはこの本をスクールへ持っていって先生に読んでもらいました。読み聞かせ中ずっと大騒ぎだったそうです。「すごい人気になってた」と言っていました。ストーリーのないこういう本も面白いですよね。
September 25, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Daddy, play with me!渡辺茂男さんと大友康夫さんの人気の「くまくん」シリーズです。お父さんとの遊び方はとてもシンプル。stand on Daddy's feet 、 up on Daddy's shoulders 、 piggyback ride 、 Daddy's a horse 、 airplane 、 make a train 、 story time などくまくんはお父さんとたっぷり遊びます。story time の時にくまくんが“One more, please, Daddy! ”というのを聞いてタロウが「ぼくと一緒!」とほくそ笑んでいました。確かにここのところ、毎日用意した本が終わると必ず「もう1冊!」と言って1冊多く読んでいました。実はこの絵本はAmazonのマーケットプレイスで39円(!)でした。マーケットプレイスなので送料が一律340円かかるので合計379円ですがそれでも買い!だと思ってすぐに注文しました。すると、なんと海外便でUSAはBrooklynから届きました。中古だということは分かっていたのですが、なんとBrooklyn Public Library の除籍図書でした。Brooklynでたくさんの子どもたちが読んだであろうことを考えると不思議な気持ちになりました。それにしても、カバーをはずすととてもきれいで内部のページの色褪せなどもなく、新品とは言いませんがきれいな状態のいい絵本ですのにどうして除籍になってしまったのでしょうか。それが残念です。ご縁で我が家に来てもらったのでこれから大切に読んでいきたいと思います。
September 24, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Pumpkins (Scholastic Time-to Discover Readers)だいぶ涼しくなって過ごしやすくなりましたね。そろそろ秋の到来です。今日読んだのは私が好きなScholastic Time-to Discover Readersから選んだ秋の訪れにぴったりの2冊です。“Pumpkins”は冬のpumpkin patchの情景からはじまります。春に種をまいて、夏に花が咲き、花がしぼんで徐々に実が膨らんで、pumpkin patchいっぱいにpumpkinsが実っている様子を写真を使って説明してくれます。pumpkinsが実ったら畑で収穫されたり、マーケットへ持って行かれたりし、その後はpumpkin piesになったり、jack-o'-lanternsになったり…。全てがとてもきれいな写真で分かりやすいです。この本は Readers のシリーズなので文章も1ページ1行。1行はほとんどが3単語~5単語です。今日はタロウがはりきって読みました。タロウの読み方をみていると、分からない単語例えば patch がでてきた時には“p、a、t、c、h (プ、ア、トゥ、クッ、ハッ、)”というふうにフォニックス読みで1文字ずつ読んでからつなげています。本当は ch は Double Letters なのですが彼はそこまでまだ認識できていませんので“p、a、t、c、h (プ、ア、トゥ、クッ、ハッ、)”と彼が読んだ後には私が “patch” と発音しています。このやり方でいいのかどうかは分かりませんが、とりあえずタロウが張り切って読んでいるので「読めた!」という満足感は感じて欲しいなと思っています。実は“People bake pumpkin pies.” というような文章も出てくるのでサイレントeなども認識しないとつじつまが合わないのですが、ハナコは小さい時によく見ていた松香フォニックスのビデオで歌を覚えていたので(“マジックe”や“礼儀正しい母音”の歌です。ご存知の方いらっしゃいますか?おもしろいですよね~)なんとなく分かってしまうようです。タロウはまだ結びつかないようですが、またあのビデオ繰り返してみなくっちゃっと思いました。フォニックスに関しては昨日とてもいいワークブックをご紹介いただいたので、このブックを根気強く全部やれば、マジックeも礼儀正しい母音も学習できるようになっているので地道にすすめていきたいと思っています。
September 22, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Goodnight Goon書店でこの表紙を見つけた時、もうワクワクしてしまいました!!ピンときた方も多いと思います。そうです、Goodnight Moonのパロディなんですよね。(HomeのトップページにGoodnight Moonの表紙があるので比べてみてください)子ウサギのかわりに狼男(と思われますが他のモンスターかも)の子どもがベッドに入っています。本家本元に沿って同じようにお話が展開していきます。もちろん全てscaryなもので!もちろんライミングもしていますよ。実は店頭で見つけた時子どもたちはいなかったので、私が立ち読みしただけで子どもたちにはまだ読み聞かせていません。子どもたちの反応がものすごく楽しみなのですが、お値段を見たら2,835円!家に帰ってAmazonでチェックしても2,031円。他の本が何冊買えるかな…と思ったら手が出ませんでした。早くペーパーバック版が出ないかな。
September 21, 2008
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今日の読み聞かせ 1.The TripPeterシリーズでおなじみの、Jack Keatsさんの絵本です。Louieは引っ越してきたばかりでまだお友達が誰もいません。退屈したLouieは靴の空き箱で工作を始めました。靴箱の横に小さな除き穴をあけ、中身にはたくさんのビルディングや飛行機をつるして、万華鏡のように覗いて楽しむボックスです。(絵本には “a peep show” と書いてありました)夢中でボックスを覗いている内に、Louieはいつの間にかつるしていた飛行機に乗っていました。行きついたところは元住んでいた懐かしい通り。ちょうどハロウィンでTrick-or-treathingに出かけていた仲間たちと合流してLouieは楽しい時を過ごします。“Come on, Louie,”気がつくと、お母さんがLouieをよんでいます。“Let me help you on with your costume.” 外で子どもたちが“Trick or treat!”と叫んでいるのが聞こえます。Louieはコスチュームをつけて新しい友達たちとTrick-or-treathingにでかけるために外へ出て行きました、というお話です。子どもたちのcostumeがとても素敵です。市販のものではなく、とっても手作り感があるcostumeで、ダンボールや厚紙、画用紙などに色をつけ、組み合わせて工夫して作っています。ねずみやおばけや花、ロボットなど。Louieは黄色い傘でアイスクリームのcostumeを作っていました!ハナコは今年はホットドッグになりたいらしい(!?)のですが、市販のものがなかなかみつからず困っていました。Louieたちのように自分で作ってみればいいんですよね。彼女の創造力に期待したいです。絵本の最後に “Here's how you can make a peep show like louie's” というページがあり、作り方が丁寧に図入りで説明されています。タロウが作りたがったことは言うまでもありません。あの勢いだと彼はきっと明日作るのでしょうね。
September 19, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Ten Timid Ghostsこの絵本もとってもかわいらしいハロウィンのcountingの絵本です。10匹のtimidなおばけたちが楽しく暮らしている屋敷に、意地悪な魔女が自分勝手に引っ越してきます。それで10匹のおばけたちを追い出そうといろいろ道具を使っておばけたちを脅かします。例えばこんな感じ。One saw a skeleton and let out a whine.He flew to the woods and then there were nine.スケルトンを使っておばけを脅かしているのですが、一匹の賢いおばけだけはちゃんとスケルトンを陰で操っている魔女を見ています。そんな感じで、仲間のtimidなおばけたちは次々に驚かされて森へ行ってしまうのですが、賢いおばけだけはいつも魔女が驚かしているんだということを見抜いています。9匹の仲間たちが全員森へ逃げて行ってしまった後、賢いおばけは森へ行って全部魔女の仕業だということを説明します。怒った10匹のおばけたちは全員がつながって大きなおばけになって魔女を家から追い出しました、というお話です。魔女がおばけを驚かすやり方も面白くて、例えば階段の上からbatをぶらさげて驚かす時は魔女の足の部分だけ見えていたり、隣の部屋からチューブで空気を送ってねずみのおもちゃを動かしていたりして笑えます。賢いおばけだけはいつも魔女をしっかりと見ているところにもご注目ください。各々の場面で隠れているおばけたちの数を数えるのもタロウの楽しみです。また、上記の例で赤い字にしたように文の最後の部分がライミングしています。タロウは相変わらず “Rhyming!”と叫んでいました。
September 18, 2008
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今日の読み聞かせ 1.The Cat is Named Tong-chan今日は日本人の作家さんの絵本です。『トンちゃんってそういうネコ』という絵本ですが、タイトル・本文・あとがき全てが英語併記されている作品です。とにかく絵が力強くって圧倒されます。絵本のサイズも大きいです。お話もメッセージ性の強い内容で、子どもたちは特に感想などは言いませんでしたが何かを感じたと思います。作者のMAYA MAXXさんのあとがきの中に Now what I want to tell with this story is to thank you for what your having rather than to sorry for not having.という一文がありました。子どもたちが大きくなっていくにつれて感じ方も変わってくるような気がします。今後も繰り返して読みたい本です。
September 17, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Two Little Witches“If one little witch meets one little witch,that makes...”で始まるcountingの絵本です。集まってくるtrick-or-treatersをどんどんcountingします。コスチュームがかわいらしいです。witch、clown、skeleton、cat、bunny、pumpkin、pirate、astronaut、princess…。典型的なHalloweenのコスチュームですよね。初めて “If one little witch meets one little witch,that makes...” とここまで読んだとき、タロウが “Friends!” と叫びました。確かに…。でも答えは “Two” なんですけどね。後半の “If ten treck-or-treaters tiptoe up to a spooky old house and a MONSTER opens the door...” のところでは、うまいこと “Run!” と叫ぶことができました。絵本では “all run away ” となっていて、本人は「ほらね。こういう時は走るんだよ。」と満足げでした。文章も簡単な繰り返しで、1から10までのcountingもあり、絵もはっきりした色使いで、赤ちゃんからおすすめだと思います。
September 12, 2008
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今日の読み聞かせ 1.The night Before Halloweenしばらく更新が遅れておりましたが、読み聞かせは相変わらず毎日続いています~。9月に入ってから気が早いのですがほぼ毎日Halloweenの絵本をとっかえひっかえ読んでいます。毎年同じ絵本ですが子どもたちもHalloweenの絵本は大好きです。今日は“The Night Before Halloween”を読みました。ハロウィン前日の真夜中におばけたちが一生懸命ハロウィン準備をしているところから始まります。みんなおしゃれをしたり(Mummiesは新しい包帯に巻きなおしています。Count Draculaは髪の毛をオールバックにするのに余念がありません)部屋の飾り付けをしたり、夜明けまでにやらなければいけないことがいっぱいです。一方人間の子どもたちはその頃treatの山で遊んでいる夢を見ながら眠っています。夜が明けるといよいよHalloweenです。子どもたちは朝から仮装してBobbing for applesを楽しんだり、costume paradeをしたりして過ごします。でも最大のイベントは夕食後のtrick-or-treating!! face paintingもしっかり直して羽やマントを付け直して子どもたちは出かけます。近所を全部回った後ふと気がつくと丘の上に見慣れない家があります。勇気を出して子どもたちドアをノックすると、出てきたのは魔女!“Run! It's not a disguise! ”子どもたちは叫んで逃げ出します。魔女やおばけたちはがっかりしましたが、気を取り直して自分たちでHalloween Party を楽しみました。というお話です。この絵本のすごいところは、子どもたちのHalloweenの日の過ごし方がわかるだけではなく、これだけストーリーがある短くはないお話なのに、全てのページがライミングしていることです。我が家ではこの本を読むときは自然と歌のようにおおらかな節ができています。子どもたちはまだ気がついていませんが(ライミングと気がついたらタロウがすかさず“rhyming!”と叫びます。)何年か読んでいるうちにきっと気がつくことでしょう。
September 11, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Froggy's Halloweenまだまだ残暑は厳しいですが、2学期に入ったら「そろそろHalloweenだなぁ」と感じます。今日はちょっと早いのですが、Froggy's Halloween を読みました。Froggyシリーズはハナコもタロウも大好きでよく読みます。このFroggy's Halloweenも季節にかかわらずよく読んでいます。特に二人が大好きなのは、Froggyが歌うHalloweenの歌です。歌といっても我が家で勝手に節回しをつけているだけですが、この節でもう数年歌っています。 “Treak or treat, smell my feet. Give me something good to eat. If you don't I don't care - I'll pull down your underwear!”もちろん二人が一番気に入っているところは、“I'll pull down your underwear!”です。
September 3, 2008
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今日の読み聞かせ 1.The Great Dinosaur SearchUsborne社のThe Great Sarch シリーズはいろいろ持っていますが、中でもこの Dinosaur Search はタロウの大のお気に入りです。Dinosaursが住んでいる場所別(Dusty desert や In the forestなど)、生存していた時代別などで、Dinosaursがこれでもか!たくさん出てきます。もう数えるのも面倒だったのですが試しに数えてみたら、あるページ(見開き)には74頭のDinosaursが描かれていました。ページの中央に絵が描いてあって、回りに枠がとってあり、その枠の中で1頭1頭のDinosaurを紹介している形式で、中央の絵には有り得ないくらいたくさんの種類のDinosaursがごちゃっと書いてあるんです。小さなお子さんでも分かりやすい簡潔なDinosaurの紹介と一緒に、Countingの問いかけもついているので “I SPY” のようにDinosaursを探して遊ぶこともできます。例えばこんな感じ。 Diplodocus was as long as three buses parked end to end. Can you spot six?難点は先ほども書きましたが、とにかく量が多いこと。各見開きページに15種類くらいのDinosaursが紹介してあって、それぞれにCountingクイズがついているので(多いと1種類で15頭なんていうのも -汗- )、読むのにものすご~く時間がかかります。我が家では「今日はDinosaursは○○ページね」と区切って、他の絵本と混ぜて数日かけて読んでいます。
September 2, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Pirate Girlこの本もハナコの大のお気に入りです。Captain Firebeard率いるthe Horrible Haddock号は誰もが恐れる海賊船。彼らに目をつけられたら、たちまち身包み全て剥がされてしまいます。ある日、海賊たちは海に漂う一艘のボートにのっている女の子(Molly)を捕まえました。身代金をせしめようと、海賊は女の子に名前や住所を聞きますが、Mollyは“You'll be sorry for this.” と言うだけで名前を明かそうとしません。“She'll talk before long.”ということで、海賊たちはMollyにたくさんの仕事をさせます。ポテトの皮むき、甲板の掃除、帆の修理…。たちまちMollyの体のあちこちが痛くなりました。でもMollyはただ海賊たちの言うなりになっていたのではありません。海賊たちの目を盗んで手紙を書いてビンにいれ海に流していたのです。ところがある日、ビンを海に投げ入れているのが見つかってしまいました。“NOW it's time to feed her to the sharks!”、そうCaptain Firebeardが言った時、“P…P…P…Pirates!”見張りが叫びました。みるとなんとやってきたのは海賊の中の海賊、Barbarous Bertha率いる女海賊団でした!Captain Firebeardたちは顔面蒼白。とてもかなう相手ではありません。Mollyは無事にBarbarous Berthaママのもとにもどり、また一人ボートに乗っておばさんのうちを目指していきました。Captain Firebeardたちは…、彼らがMollyにさせたように、一生ポテトの皮を剥いたり、甲板を掃除したり、Barbarous Berthaの靴を磨いたりして過ごしましたとさ。というお話です。なんといっても絵が素敵!とても味のある絵で細かいところまで見ていて厭きません。Mollyの表情もすごくいいし、女海賊軍団の怖いこと!ほんとこの本は絵を十分に楽しむ絵本だと思います。
September 1, 2008
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今日の読み聞かせ 1.Eat Your PeasDaisyのシリーズはとっても楽しい絵本です。今日読んだ“Eat Your Peas”はその中でもハナコのお気に入り。Peaが大嫌いなDaisyにMomがいろいろと提案します。“If You eat your peas, you can have some pudding.” それでもDaisyは首を縦には振りません。Momの提案はどんどんエスカレートして、最後には“If You eat your peas, I'll buy you every supermarket, sweet shop, toy shop, …”とすごい提案になります。それでもDaisyは承知しません。Daisyが言ったのはただ一言、“I'll eat my peas if you eat your Brussels.”そう、Momのお皿には芽キャベツが残っていたのでした。“But I don't like Brussels,”とMomが言います。“Exactly! You don't like Brussels and I DON'T LIKE PEAS!”とDaisyが言って二人でpuddingを食べる、というお話です。Momの提案がどんどんおおげさに、めちゃくちゃになっていく過程が子どもたちが大好きです。提案が全部絵で示されているので(たとえば100 puddingsとか)それをひとつひとつ数えるのが楽しみです。
August 31, 2008
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