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電源ボタンを外して、テープで固定されている「タクタイルスイッチ」の取り外しを行う。接着されている「反転ばね」を外すことはけっこう面倒だったが、取り外してみると、その下にメンブレンスイッチがあることが判明。「メンブレンスイッチ」とは、「膜のスイッチ」のことで、PETフィルムに接点・回路パターンを印刷して、スペーサを貼り合わせたスイッチだ。
つまり、「反転ばね」は、電源ボタンのクリック感を得るためにとりつけられているだけで、スイッチの大本は「メンブレンスイッチ」ということになる。
このスイッチはPETフィルムに導電インクで回路パターンを印刷しているので、コストパフォーマンスでしかも防滴性・防塵性に優れていると言われるが、配線が印刷なので、劣化することも考えられる。
■「なるほど!メンブレン」(長野テクトロン)
http://www.nagateku.co.jp/product/qbox.html
■「メンブレンスイッチとは」(飯田電子設計)
http://i-da.co.jp/mem2/membrane.html
とりあえず、接点復活剤を噴霧してみたが、効果はなかった。(ここが電源が入らない原因でない場合、まったく無駄な作業なわけだが…。)
いったいどうしたら…。先に見たiPhoneのホームボタンのように、新たに電源スイッチを配線したほうがいいのだろうか。
ちなみに、同じ電源が入らない障害を持つALPS製45N2102は、フレキシブルケーブルを外してケーブルの接点部分に接点復活剤を噴霧してみた。

しかし、これでも復活させることはできなかった。
これまた、ここが障害の原因でない場合は無意味なあがきでしかない。
もう復活をあきらめて、別途、キーボードをゲットした方がいいのか…。
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