PR
Keyword Search
Calendar
Category
Comments
メインのT61p(6459-A13)の液晶が突然消けた。バックライトが点灯していないというよりも液晶画面に映っていないといった感じで、再起動しても映らなくなってしまった…。
これって、T61pなどのGPU搭載機種によく見られる障害じゃないのか…。
■工房やまだ「GPU半田クラックの原因」
https://studio-yamada.jimdo.com/
HDDをスペアのT61p(6459-A31)に移して、早速、問題発生のT61pの修理に取り組むことにした。
※問題発生のメインT61p(左)とスペアのT61p。スペアがあるといざというとき便利。

※スペアのT61p(左)でメインのHDDを起動。問題のT61pは分解。
T61pによくありがちな障害は、GPU(外部グラフィックユニット)の半田クラックで、GPUが熱を持ち膨張・収縮を繰り返していくうちに、部分的な膨張・収縮の違いからBGAの半田ボールに亀裂(クラック)が入り、バックライトの消灯や液晶表示不良、起動不良などをおこすようになってしまうものだ。
※T61pのCPU(左)とGPU(右上)NVIDIAの「Quadro FX 570M」。
今回の障害もおそらくGPUの半田クラックとふんで、GPUをヒートガンで炙る「リフロー」を実行してみることにした。
リフローは、GPUのコアまわりをアルミホイルでマスキング。熱風が進入しないようにしておいて、ヒートガンで40秒ほどコアを炙る。(今までもこの方法で何台か復活させてきた。)
※GPUのコアまわりをアルミホイルでマスキングして、ヒートガンで40秒ほど炙る。
リフローの後は、CPUとGPUのコアにシリコングリスを塗ってから組み立て。動作確認をする。
しっかりとBIOSが表示された。やはり、GPUの半田クラックが原因だったようだ。

※win7での動作確認。WUXGA解像度表示も問題ない。
とりあえず、復活させたT61pはスペアマシンに。今までスペアだったT61pをメインに昇格させることにする。
IBM Lenovo ThinkPad T60 T61 R60 R61 Z60 Z61 T400 T500 R400 R500 W500 W700 用 英語キーボード 42T3273 (Chicony)
IBM Lenovo ThinkPad T60 T60p T61 T61p R60 R61 Z60 Z61 R400 R500 T400 T500 W500 W700 US英語キーボード Keyboard 42T4066(CHICONY)
IBM Lenovo ThinkPad T61 T61P 14.1" CPU FAN ファン+ ヒートシンク 44C0557 44C0558
T60のSVPをEEPROMリーダで読み出して解除 May 7, 2022
今更ながらSVPが設定されたT60を入手した May 5, 2022
AliExpressに注文したT61pのヒンジがやっ… Jun 28, 2020 コメント(1)