先日、定期的に持ち寄りのワイン会をしている仲間とのワイン会がありました。
今回は定期会のとき積み立てをして、普段ではなかなか買えないワインを飲む贅沢な会でした。
このようなワインを最高の状態で飲ませてもらえるのは、やっぱりLMP。
LMP ル・マルタン・ペシュールには、名古屋ではソムリエといえば那須さん、がいらっしゃいますからね。
グシェール

新鮮烏賊とレモン・オリーブオイルを添えて

Salon1996 サロン

サロンのスッキリした酸と、煮詰めたレモンを添えた烏賊のマリアージュ。のっけから笑みがついつい出てしまいます。

サロングラスで頂きました。泡が美しいです。
帆立貝柱のポアレとレンズ豆

アイ・グラン・クリュ・フ・ド・シェーヌ・ブリュット1998 アンリ・ジロー

表面をポアレした帆立と、よく合っていました。
グラスは何と、シャルドネグラス。
造り手の趣旨は美味しいシャンパンでなく、美味しい白ワインを造っているとの事でこのグラスになりました。実際那須さんが飲み較べたところ、断然こちらの方がよかったそうです。(こんなところがLMPの真骨頂ですね。)

色も全然違いますね。ふくよかでサロンほど泡はきつくなく、熟成した白ワインが微発砲しているようなシャンパンでした。
サロンが貴婦人なら、アンリ・ジローはさしずめ才色兼備なマダム?
フォアグラのプレッセ、トリュフ風味のクリームとホワイトポートのジュレを添えて

Meursault Les Rougeot1991 J.F.Coche-Dury
ムルソー・レ・ルージォ・ジェイ・コフ1991 コシュ・デュリ


コシュ・デュリは初めての体験、今までのムルソーとは別次元のムルソーでした。
ムルソーのあの甘い感じが好きなんですけれど、コシュ・デュリは、酸とのバランスが素晴らしかったですね。
無論それがフォアグラを旨く包み込み、丸い!って感じかな?
オマール海老のポアレ、その旨味ソースとともに

甲羅には、味噌!

食感はプリプリ。ソースをつけて食べると涙があふれそうに、味噌をつけて食べると「キターーーー!」って叫びそうに。
Puligny-Montrachet Les Folantieres1995 Domaine d’Auvenay
ピュリニー・モンラシェ・レ・フォアティエール1995 ドメン・ドーヴネイ


「オマールにはムルソーのほうが合うのでは?」というメンバーの声もさらりと聞こえない振りしてサービスされたのですが、ドーヴネイの特有?の柔らかいというか底に沈んだような重い酸にオマールがゆっくり跳ねる様に美味しかったです。
「シャラン」産鴨のロースト、その旨味ジュースに秋のトリュフを添えて

お肉の柔らかさ、絶妙な火入れに感動!
Richebuorg1992 Jean Gros
リシュブール1992 ジャン・グロ


ん~!やっぱりブルゴーニュの古酒は、いいですね!
しかもジャン・グロ。歴史の流れを感じつつ、飲みました!
チーズ

Barbaresco1967 Gaja
バルバレスコ1967 ガヤ

イタリア好きのmonzaburo-。
ガヤの古酒は初めて。でもワインの色は(撮り忘れました)まだエンジ色で、40年経ってるとは思えない。酸とタンニンが溶け込んで、もう最高!の言葉しかでない。
デザート

エスプレッソダブルと小菓子

チーズとデザートは何種類かの中から選びました。
サロン以外は初めて飲むワインばかり、初体験って緊張しますね。
でもそれぞれのワインをもっともいい状態で頂く事ができ、しかもそのワインとのマリアージュを考えた料理の1品1品。
最高の贅沢ができました。
ワインの選択および購入をしていただいたNさん、ありがとうございました。
那須さん、野々山シェフ、ご馳走さまでした。
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