アンティークライドのNEW WORLD

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第12回チャットグランプリ・5

2回戦特設ルール
 ・1回戦の順位によって、最初のスタートポイントが違う。
 →単独1位(100Pから)、同点1位(50Pずつから)、2位(0Pから)
 ・第4戦、最終戦では3台の合計ポイントが1,5倍になる。

  コース・・・第1戦:夜の海(3周)
        第2戦:上級サーキット(3周)
        第3戦:ブラックシティ(3周)
        第4戦:プラネットジャンプMコース(3周)
        最終戦:秋は夕暮れ(5周)


   2回戦Aブロック
 チョロQ3ワークス・・・マッドスペシャル、ナイトブルー、ミラクルイエロー
  第1組を1位で通過、既存勢有力の一角の意地を見せられるか。
 ミドルワークス・・・ミドルワールド、ミドルフィルム、スカーレットライフ
  第1組では2位、特設ルールの存在が厄介だが、コース的には大逆転のチャンスもある。
 ドリームワークス・・・ドリームフライト、ドリームメモリー、ドリームローズ
  第2組では惜しくも2位、特設ルールの不利を跳ね返せるか。
 セブンナイトワークス・・・ディアブールブレイド、ブレイズファング、マーブルファンタズム
  第2組で見事に1位、ここは無難に準決勝に繋げたいところだ。

   第1戦リザルト
  1位:マッドスペシャル(SS、逃げ、チョロQ3ワークス)
  2位:ディアブールブレイド(+SS、逃げ、セブンナイトワークス)
  3位:スカーレットライフ(+A、先行、ミドルワークス)
  4位:ドリームローズ(C、自在、ドリームワークス)
  5位:ドリームフライト(P、差し、ドリームワークス)
  6位:ナイトブルー(SS、先行、チョロQ3ワークス)
  7位:ミドルワールド(SS、逃げ、ミドルワークス)
  8位:ブレイズファング(+S、差し、セブンナイトワークス)
  9位:ミドルフィルム(A、自在、ミドルワークス)
 10位:マーブルファンタズム(-A、追込、セブンナイトワークス)
 11位:ミラクルイエロー(-S、差し、チョロQ3ワークス)
 12位:ドリームメモリー(S、自在、ドリームワークス)

   ワークスポイント
 チョロQ3ワークス・・・100P+50P+0P+100P=250P
 ミドルワークス・・・40P+20P+80P+0P=140P
 ドリームワークス・・・60P+0P+70P+0P=130P
 セブンナイトワークス・・・90P+30P+10P+100P=230P
  第1戦から激戦にふさわしいレースとなった。道中はミドルワールド、ディアブールブレイドの激しい飛ばし合いとなり、乱ペース・・・いや、鬼ペースの展開に。これをマイナスに受けたのが後方勢。末脚が途中で止まってしまう。そんな中、3番手を追走していたマッドスペシャルが、最後の最後、ディアブールブレイドをかわして1位となった。ディアブールブレイドは飛ばし合った分、切り札でもある、持ち味の鋭い反応を欠いてしまった。

   第2戦リザルト
  1位:ドリームフライト(P、差し、ドリームワークス)
  2位:ディアブールブレイド(+SS、逃げ、セブンナイトワークス)
  3位:ミドルワールド(SS、逃げ、ミドルワークス)
  4位:スカーレットライフ(+A、先行、ミドルワークス)
  5位:ドリームメモリー(S、自在、ドリームワークス)
  6位:ブレイズファング(+S、差し、セブンナイトワークス)
  7位:マッドスペシャル(SS、逃げ、チョロQ3ワークス)
  8位:マーブルファンタズム(-A、追込、セブンナイトワークス)
  9位:ナイトブルー(SS、先行、チョロQ3ワークス)
 10位:ドリームローズ(C、自在、ドリームワークス)
 11位:ミドルフィルム(A、自在、ミドルワークス)
 12位:ミラクルイエロー(-S、差し、チョロQ3ワークス)

   ワークスポイント
 チョロQ3ワークス・・・40P+20P+0P+250P=310P
 ミドルワークス・・・80P+0P+70P+140P=290P
 ドリームワークス・・・100P+60P+10P+130P=300P
 セブンナイトワークス・・・90P+50P+30P+230P=400P
  第2戦は1~9位が2秒以内に収まるという大激戦となったが、最終的に大外から一際鋭い末脚を見せたドリームフライトが鮮やかに差し切った。ミドルワールドが作る超ハイペースの中、ディアブールブレイドは今回はそのミドルワールドをマークして、2番手から最後の接戦に持ち込むという理想の展開となったが、大外から来たドリームフライトの末脚には勝てなかった。3,4位はミドルワールド、スカーレットライフが入線し、直後まで来ていたレーサー達は混沌としたままゴールしたが、先行勢がかなり踏ん張ったため、上位に食い込むことは出来ず。ワークスポイントはチョロQ3ワークスの不振でミドルワークス、ドリームワークスが2位争いに追いついた。セブンナイトワークスは依然としてトップである。

   第3戦リザルト
  1位:ブレイズファング(+S、差し、セブンナイトワークス)
  2位:ドリームローズ(C、自在、ドリームワークス)
  3位:ナイトブルー(SS、先行、チョロQ3ワークス)
  4位:スカーレットライフ(+A、先行、ミドルワークス)
  5位:ドリームフライト(P、差し、ドリームワークス)
  6位:マーブルファンタズム(-A、追込、セブンナイトワークス)
  7位:ミラクルイエロー(-S、差し、チョロQ3ワークス)
  8位:マッドスペシャル(SS、逃げ、チョロQ3ワークス)
  9位:ディアブールブレイド(+SS、逃げ、セブンナイトワークス)
 10位:ミドルワールド(SS、逃げ、ミドルワークス)
 11位:ドリームメモリー(S、自在、ドリームワークス)
 12位:ミドルフィルム(A、自在、ミドルワークス)

   ワークスポイント
 チョロQ3ワークス・・・30P+80P+40P+310P=460P
 ミドルワークス・・・10P+0P+70P+290P=370P
 ドリームワークス・・・60P+0P+90P+300P=450P
 セブンナイトワークス・・・20P+100P+50P+400P=570P
  あまりにも速すぎた。ディアブールブレイド、ミドルワールド、マッドスペシャルの飛ばしあいに、まさかのドリームメモリー、ミドルフィルムまでが先手を主張したので、後続でさえ脚が止まりそうになるほどのレースとなった。最終的に抜け出てきたのは、やはり適性の勝るブレイズファング。しかし、ナイトブルーとドリームローズが先に抜け出してから意外に粘り、最後まで混戦となったので、見ている側としては最後まで白熱する戦いだった。ただ、先行勢は総崩れ。今まで崩れなかったディアブールブレイドでさえ、9位に沈んでいる。

   第4戦リザルト
  1位:ナイトブルー(SS、先行、チョロQ3ワークス)
  2位:ミドルフィルム(A、自在、ミドルワークス)
  3位:ドリームローズ(C、自在、ドリームワークス)
  4位:ブレイズファング(+S、差し、セブンナイトワークス)
  5位:マーブルファンタズム(-A、追込、セブンナイトワークス)
  6位:ミラクルイエロー(-S、差し、チョロQ3ワークス)
  7位:スカーレットライフ(+A、先行、ミドルワークス)
  8位:ドリームメモリー(S、自在、ドリームワークス)
  9位:マッドスペシャル(SS、逃げ、チョロQ3ワークス)
 10位:ディアブールブレイド(+SS、逃げ、セブンナイトワークス)
 11位:ドリームフライト(P、差し、ドリームワークス)
 12位:ミドルワールド(SS、逃げ、ミドルワークス)

   ワークスポイント
 チョロQ3ワークス・・・(20P+100P+50P)×1,5+460P=715P
 ミドルワークス・・・(0P+90P+40P)×1,5+370P=565P
 ドリームワークス・・・(0P+30P+80P)×1,5+450P=615P
 セブンナイトワークス・・・(10P+70P+60P)×1,5+570P=780P
  さすがは大荒れの名門コース、プラネットジャンプ。このハイレベルなAブロックをもってしても、結果は大荒れとなった。1番人気のディアブールブレイド、2番人気のドリームフライトがミスを連発し、何と10,11位に惨敗。代わりに安定していたのが、10番人気のドリームローズ、6番人気のナイトブルー、そして最下位人気のミドルフィルム。ゴール前はこの3台が抜け出したが、外のナイトブルーがこれを制した。インを突いたミドルフィルムが2位。チョロQ3ワークスが意外に奮闘したため、ワークスポイントで準決勝進出圏内に一気に近づいた。ドリームワークスは一気に離され、厳しくなっている。

   最終戦リザルト
  1位:ディアブールブレイド(+SS、逃げ、セブンナイトワークス)
  2位:ナイトブルー(SS、先行、チョロQ3ワークス)
  3位:ドリームフライト(P、差し、ドリームワークス)
  4位:ミドルワールド(SS、逃げ、ミドルワークス)
  5位:マッドスペシャル(SS、逃げ、チョロQ3ワークス)
  6位:ブレイズファング(+S、差し、セブンナイトワークス)
  7位:スカーレットライフ(+A、先行、ミドルワークス)
  8位:マーブルファンタズム(-A、追込、セブンナイトワークス)
  9位:ミラクルイエロー(-S、差し、チョロQ3ワークス)
 10位:ドリームローズ(C、自在、ドリームワークス)
 11位:ドリームメモリー(S、自在、ドリームワークス)
 12位:ミドルフィルム(A、自在、ミドルワークス)

   ワークスポイント
 チョロQ3ワークス・・・(60P+90P+20P)×1,5+715P=970P
 ミドルワークス・・・(70P+0P+40P)×1,5+565P=730P
 ドリームワークス・・・(80P+0P+10P)×1,5+615P=750P
 セブンナイトワークス・・・(100P+50P+30P)×1,5+780P=1050P
  準決勝進出ワークス・・・セブンナイトワークス、チョロQ3ワークス
 最終戦にふさわしい大激戦となった。能力に勝るディアブールブレイドやドリームフライト、ミドルワールドなどに、地元のナイトブルーやマッドスペシャルが加わり、1~8位まで1秒差以内という戦い。最後はいつも通りの超ハイペースで逃げたミドルワールドを捉えたディアブールブレイドが先に抜け出し、これに徐々に迫ったナイトブルー、大外から鋭い末脚を放ったドリームフライトの3台の争いとなったが、ディアブールブレイドがこの競り合いを制し、第4戦からの不安を一掃した。ワークスポイントではセブンナイトワークスが堂々の1位で準決勝進出を決めた。2位にはチョロQ3ワークスが、強豪のドリームワークスを破って準決勝進出。ドリームワークスは第4戦のミスが大きく、2回戦で無念の敗退。


   2回戦Bブロック
 ポムニクワークス・・・ガイガス、ベルニス、バラート
  第1組で激戦を制して1位、特設ルールの恩恵を生かし、準決勝進出なるか。
 イングランドワークス・・・スターウェーブ、ハリケーンブレイカー、プリティアイズ
  第1組でまさかの2位、特設ルールの逆境を越えられるかどうか。
 ロケットワークス・・・セラミックス、ライトアマポーラ、スプラッシュライト
  第2組では同点の1位、コース的に望みは大いにあると見ていい。
 メイガスワークス・・・セブンスバイブル、ブラックルナライト、ドリームメイデン
  第2組は同点の1位、2回戦では同点だったロケットワークスに勝てるか。

   第1戦リザルト
  1位:ハリケーンブレイカー(+SS、差し、イングランドワークス)
  2位:ブラックルナライト(+B、逃げ、メイガスワークス)
  3位:スプラッシュライト(+S、差し、ロケットワークス)
  4位:スターウェーブ(H、自在、イングランドワークス)
  5位:ベルニス(+A、先行、ポムニクワークス)
  6位:セラミックス(+S、逃げ、ロケットワークス)
  7位:セブンスバイブル(-SS、差し、メイガスワークス)
  8位:ライトアマポーラ(-C、自在、ロケットワークス)
  9位:バラート(A、追込、ポムニクワークス)
 10位:ドリームメイデン(-B、差し、メイガスワークス)
 11位:プリティアイズ(S、自在、イングランドワークス)
 12位:ガイガス(A、逃げ、ポムニクワークス)

   ワークスポイント
 ポムニクワークス・・・0P+60P+20P+100P=180P
 イングランドワークス・・・70P+100P+0P+0P=170P
 ロケットワークス・・・50P+30P+80P+50P=210P
 メイガスワークス・・・40P+90P+10P+50P=190P
  Aブロックに負けず劣らず、ここのブロックもかなりのハイレベル決戦となった。ペース自体はそこまで速くはなかったが、中盤からセラミックスとブラックルナライトが一気にペースを上げ、ガイガスやプリティアイズは失速。後方勢もドリームメイデンやバラート、セブンスバイブルなどは伸び切れない。そんな中、セラミックスを競り落としたブラックルナライト、苦しむ後続の中からスプラッシュライト、ハリケーンブレイカー、さらには好位集団からベルニスとスターウェーブが加わって、トップ争いはこの5台に。終盤でベルニスがミスを犯し、スターウェーブとスプラッシュライトもそれに巻き込まれて3位争いとなり、最後はルナライトVSハリケーンの夜コースが大の得意の2台の対決となったが、勝ったのはハリケーンブレイカー。力強い末脚でブラックルナライトをねじ伏せた。

   第2戦リザルト
  1位:セラミックス(+S、逃げ、ロケットワークス)
  2位:ベルニス(+A、先行、ポムニクワークス)
  3位:ドリームメイデン(-B、差し、メイガスワークス)
  4位:スターウェーブ(H、自在、イングランドワークス)
  5位:ハリケーンブレイカー(+SS、差し、イングランドワークス)
  6位:セブンスバイブル(-SS、差し、メイガスワークス)
  7位:スプラッシュライト(+S、差し、ロケットワークス)
  8位:ブラックルナライト(+B、逃げ、メイガスワークス)
  9位:バラート(A、追込、ポムニクワークス)
 10位:プリティアイズ(S、自在、イングランドワークス)
 11位:ライトアマポーラ(-C、自在、ロケットワークス)
 12位:ガイガス(A、逃げ、ポムニクワークス)

   ワークスポイント
 ポムニクワークス・・・0P+90P+20P+180P=290P
 イングランドワークス・・・70P+60P+10P+170P=310P
 ロケットワークス・・・100P+0P+40P+210P=350P
 メイガスワークス・・・50P+30P+80P+190P=350P
  Aブロックとは違うが、こちらも別の意味で大激戦に。というのは、2~7位が1秒以内に収まるという戦いとなったからである。好スタートから軽快に飛ばしたセラミックス、これをガイガスとブラックルナライトが追う展開となったが、結果的にガイガスは2周目終盤で脱落、ブラックルナライトもラストスパートでやや置いていかれてしまう。これを道中は4番手集団でレースを進めたスターウェーブ、ベルニスがかわして、前のセラミックスを追いかける。その直後からセブンスバイブル、ハリケーンブレイカー、さらにその外からドリームメイデン、スプラッシュライトが追い込んでくる。しかし、セラミックスは最後まで前を譲ることなく、2位に3台分差をつけての圧勝、得意のサーキットで本領を発揮した。2位争いが大激戦となったが、抜け出たのはベルニスとドリームメイデン。わずかにベルニスが2位となった。セブンスバイブルはベルニスに最後までブロックされたのが響き、スプラッシュライトは最後まで大外を回らされた分、コースロスが響いた。ワークスポイントは4ワークス全てが接戦となっている。

   第3戦リザルト
  1位:スターウェーブ(H、自在、イングランドワークス)
  2位:セブンスバイブル(-SS、差し、メイガスワークス)
  3位:ライトアマポーラ(-C、自在、ロケットワークス)
  4位:ベルニス(+A、先行、ポムニクワークス)
  5位:セラミックス(+S、逃げ、ロケットワークス)
  6位:ブラックルナライト(+B、逃げ、メイガスワークス)
  7位:プリティアイズ(S、自在、イングランドワークス)
  8位:ガイガス(A、逃げ、ポムニクワークス)
  9位:ハリケーンブレイカー(+SS、差し、イングランドワークス)
 10位:スプラッシュライト(+S、差し、ロケットワークス)
 11位:ドリームメイデン(-B、差し、メイガスワークス)
 12位:バラート(A、追込、ポムニクワークス)

   ワークスポイント
 ポムニクワークス・・・30P+70P+0P+290P=390P
 イングランドワークス・・・100P+20P+40P+310P=470P
 ロケットワークス・・・60P+80P+10P+350P=500P
 メイガスワークス・・・90P+50P+0P+350P=490P
  まるで我慢比べをしているかのような超スローペース。その影響で、末脚勝負に賭けたレーサーは全く伸びず。2戦連続最下位のガイガスでさえ、8位に留まるほど、展開が遅かったのである。原因はブラックルナライトがやや出遅れ、セラミックスもいつもの弾丸スタートが切れなかったからである。結果的にコース適性の良い2台、スターウェーブとセブンスバイブルが2周目終盤からまくって、終盤でトップ争いに抜けると、最後まで競り合ったままゴールした。勝利したのはスターウェーブだった。3位には終始安定して4番手を追走していたライトアマポーラが入線。ベルニスも4位に入線し、セラミックスとブラックルナライトは最初の出遅れが命取りだった。

   第4戦リザルト
  1位:ドリームメイデン(-B、差し、メイガスワークス)
  2位:ライトアマポーラ(-C、自在、ロケットワークス)
  3位:スターウェーブ(H、自在、イングランドワークス)
  4位:ガイガス(A、逃げ、ポムニクワークス)
  5位:バラート(A、追込、ポムニクワークス)
  6位:ベルニス(+A、先行、ポムニクワークス)
  7位:プリティアイズ(S、自在、イングランドワークス)
  8位:セラミックス(+S、逃げ、ロケットワークス)
  9位:ブラックルナライト(+B、逃げ、メイガスワークス)
 10位:ハリケーンブレイカー(+SS、差し、イングランドワークス)
 11位:セブンスバイブル(-SS、差し、メイガスワークス)
 12位:スプラッシュライト(+S、差し、ロケットワークス)

   ワークスポイント
 ポムニクワークス・・・(70P+50P+60P)×1,5+390P=660P
 イングランドワークス・・・(80P+10P+40P)×1,5+470P=665P
 ロケットワークス・・・(30P+90P+0P)×1,5+500P=680P
 メイガスワークス・・・(0P+20P+100P)×1,5+490P=670P
  こちらも大波乱だ。最終的に勝ったのは適性の高さを買われて2番人気に支持されたドリームメイデン、3位も1番人気のスターウェーブとなり、そこまで大波乱・・・というわけではないのだが、末脚勝負に強い3台、ハリケーンブレイカー、セブンスバイブル、スプラッシュライトがワースト3になるなど、波乱と言えば波乱だった。対照的に波乱の立役者となったのが、11番人気、実戦ではこのコースが初めてとなったライトアマポーラ。常にスターウェーブをマーク、3周目中盤で抜け出したスターウェーブのわずかな隙を逃さずに先頭に踊り出るなど、そのパフォーマンスは最高そのもの。最後は猛然と迫ってきたドリームメイデンとの一騎打ちとなり、手応えの差で差された。しかし、新人レーサー2台が揃って1,2位となるのは、グランプリでは稀に見る現象である。ワークスポイントは地元であったポムニクワークスが奮闘し、4ワークスが20P圏内という大激戦となっている。

   最終戦リザルト
  1位:スプラッシュライト(+S、差し、ロケットワークス)
  2位:ドリームメイデン(-B、差し、メイガスワークス)
  3位:ハリケーンブレイカー(+SS、差し、イングランドワークス)
  4位:スターウェーブ(H、自在、イングランドワークス)
  5位:ブラックルナライト(+B、逃げ、メイガスワークス)
  6位:ライトアマポーラ(-C、自在、ロケットワークス)
  7位:ベルニス(+A、先行、ポムニクワークス)
  8位:プリティアイズ(S、自在、イングランドワークス)
  9位:セラミックス(+S、逃げ、ロケットワークス)
 10位:セブンスバイブル(-SS、差し、メイガスワークス)
 11位:バラート(A、追込、ポムニクワークス)
 12位:ガイガス(A、逃げ、ポムニクワークス)

   ワークスポイント
 ポムニクワークス・・・(0P+40P+0P)×1,5+660P=720P
 イングランドワークス・・・(70P+80P+30P)×1,5+665P=935P
 ロケットワークス・・・(20P+50P+100P)×1,5+680P=935P
 メイガスワークス・・・(10P+60P+90P)×1,5+670P=910P
  準決勝進出ワークス・・・イングランドワークス、ロケットワークス
 最終戦までもつれ込んだ、準決勝進出への2つの切符の争い・・・その最終戦もまた、大激戦となった。序盤からセラミックス、ブラックルナライト、ガイガスがある程度飛ばし、後方勢にとってもプラスのハイペース。ただ、ブラックルナライトは終始セラミックスを突付くなど、決して全員が普通にレースを進めたわけではない。セブンスバイブルもその1台、終始ハリケーンブレイカーやスプラッシュライトに突付かれるという、嫌な展開になってしまう。ライトアマポーラは珍しく後方から、ドリームメイデンをマークしていたが、突付いてはなかったようだ。そして終盤、セラミックスが小さいながらもミス。ブラックルナライトがこの隙に一気に先頭に踊り出る。しかし、さすがに終盤、スターウェーブの手応えのほうが良く、ブラックルナライトもやや遅れてしまう。ここで先頭に立ったスターウェーブに、スプラッシュライトが迫り、一旦は先頭に踊り出る。しかし、スターウェーブも譲らず、大外を回ってハリケーンブレイカー、車群を縫うようにして追い込んだドリームメイデンが迫ってきて、4台が並んだところがゴールだった。最終的にはスプラッシュライトが凌いで、季節コース10連勝を成し遂げた。結果、準決勝進出の切符を手に入れたのは、イングランドワークスとロケットワークス。メイガスワークスはドリームメイデン、ブラックルナライトは奮闘したが、セブンスバイブルは最終戦にまたもやベルニスのブロックに阻まれ(プリティアイズなども阻まれたが)、まさかの10位で準決勝進出に後一歩及ばず。

   2回戦C,Dブロックについては こちら から。


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