森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

Profile

森の声

森の声

2008.08.28
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
ご心配をおかけしましたが少し落ち着きました。
以前から、疲れたり、ストレスが溜まったり、具合が悪かったりすると時々おかしな事を言っていたので、“そのうちくるかな”と予想はしていたのですが、あんなに突然、急激に変わるものとは思いませんでした。

今までは、元気になるに従って元に戻りましたがでも、今回はどうなるかちょっと分からない状態です。

今は、昔からの積もり積もった苦しみ、想い、感情が妄想と共にあふれ出し、怒りに支配されています。先日までは愚痴ばかり言っていましたが感情のたががはずれたとたん、愚痴が怒りに変化したようです。

それらは今までの人生で我慢してきたことばかりです。子どもの頃のこともあれば、夫婦の間のこともあります。
一つ一つは大したことではないのですが、その大したことではないことでも自分の中で、そして夫婦の間で解決できてこなかったのでしょう。
それが理性のたががはずれたとたん、夢の中のように妄想によって脚色され、大きくふくらんで、感情の爆発となって出てきたのです。

自分を押さえるだけの我慢は目には見えなくなってもズーッと感情のしこりとなって一生残っていくのです。また、理屈だけの納得では頭は納得できても、感情が納得できないのでこれもズーッと残っていきます。
そして、これは子どもの頃から積もり積もっていきます。


押さえつけるしつけ、支配するしつけ、説得するしつけは表面的な効果はあるかも知れませんが、心の中にわだかまりや、苦しみを植え付け、成長する意志を萎えさせてしまうのです。

一見それでうまくいったように見えても、現象が内側に隠れてしまって見えなくなっているだけなのです。そして、日常的な思考や感情や感覚の働きに悪影響を与え、感情が不安定になったり、理性の働きが弱くなったりすると溢れて出てくるのです。それが今の私の母親の状態です。

ですから、しつけでは子どもの感情を納得させることが非常に大切なことなんです。良心的なお母さんはぶったり叩いたりせず、理屈で納得させようと一生懸命に説明していますが、子どもは理屈が理解できません。理屈というのは大人の論理だからです。

理屈が有効に働くのは自我が成長した思春期以降の子どもたちだけです。
でも、この頃になるとお母さんの中途半端な理屈は子どもの理屈によって拒否されてしまうでしょう。思春期になると子どもも理屈が使えるようになるからです。 理屈が使えるようになって初めて理屈が理解できるようになるのです。
皆さんも思春期の頃にはそうやって親と理屈で戦いませんでしたか。
ということで、 “大人の理屈”は思春期以前の子どもにはただの強制に過ぎないのです。

そして、理屈ばかりで子育てしていると、子どもは“理屈”ではなく、自分勝手な“屁理屈”ばかり上手になります。客観的に物事を考える能力が未熟な時期の子どもにはそういう論理しか展開できないのです。
屁理屈では自分の都合がいいようにしか論理が展開しません。ですから、屁理屈が上手になった子は言い訳や嘘が多くなります。

ここで、“嘘を言ってはいけません、なぜなら・・・”と理屈で説明しても、また同じことが繰り返されるだけです。つまり、子どもの嘘は大人が作っているのです。子どもは感情が満たされた生活をしていれば、嘘を言う必要がないのです。大切なことは、“嘘をつかせない”ことではなく、“嘘をつく必要をなくしてあげる”ことなのです。 子どもは自分を守る必要がある時に嘘をつくのです。
ちなみに子どものファンタジーは嘘ではありませんからね。




現在、、、離乳食です。

ちょうど、自分の手で食べ物を口に入れたり、いじりたい時期なのですが、、、
悩んでいます。
お行儀良く、食べることのしつけと、、、
いじらせるしつけ。
支配にならないようにしたいのですが、なにせ、8ヶ月。
遊びも、食事も一緒の冠買うの様子なので、どのようにしていいのかわかりません。
「大地の恵みだから、、、ぐちゃぐちゃはダメ!」
「遊びじゃないから、、、」といいつつ、、、
むなしく涙。
どうしたら、いいのでしょうか。


この時期の子どもにとってはこのような行動は大切な学びです。幼い子どもは五感を通して自分が生まれてきた世界と関わり、その世界を知り、その世界での生き方を学んでいるのです。そして、同時に自分の感覚の働きを育てているのです。それが幼い子どもの本能なんです。

幼児期に日本語を聞いて育てばネイティブとしての正しい発音で日本を話すことが出来るようになります。それは、幼児期に日本語の音に接して、日本語の音を聞き分ける感覚を身につけることが出来るからです。それと同じようなことを全ての感覚において子どもは試そうとしているのです。

食べ物を手でグチャグチャやることで子どもは手の感覚で食べ物を体験しているのです。 この時期はただ、食べることが楽しいという体験を充分に味わわせて、美味しく食べることだけを大切にしてください。 そういう時期なのです。

また、この時期の子どもはグチャグチャやりながら手指の感覚を育てています。ですから泥んこや時にはウンコでさえグチャグチャやります。とにかく感触体験がしたいのです。問題は、この時期の子どもは何でも口に入れてしまうということです。ですから、食べ物でグチャグチャ体験が出来るのならそれが一番安全です。



食べ方のしつけは子どもがお母さんの真似をするようになったら伝えてあげてください。2才頃になると(個人差はあります)子どもはお母さんの行動に興味を持つようになり、色々と真似を始めます。社会性が少しずつ目覚め始めるのです。つまり、子どもの側にもちゃんと受け入れ時期があるのです。
この時期を無視して急ぎすぎると子育てが苦しくなるばかりです。

それと、子どもが手の使い方に目覚めるのは自由に立って歩くようになって手が自由になってからです。それ以前の子に手の使い方を教えても無理です。
また、走り回れるようになると、かなり器用に手を使うことが出来るようになります。このように子どもの成長にはちゃんとした順序と時期があるのです。

子どもは多くのことを学んで成長しますが、ちゃんとそれらを学ぶ時期があるのです。それは子どもの様子を観察していればよく分かります。
慌てなくても大丈夫です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.08.29 13:05:28
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: