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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2008.11.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
一般的には「対話」といえば、「人と人との対話」を指しますが、その人の意識の持ち方次第で風や、水や、自分の心や、からだなどとも対話することが可能です。実際、人と対話するより、草木や動物や物と対話する方が好きな人もいます。

そして、私の印象では人との対話が上手な人は自分自身との対話も上手なように感じています。でも、よく考えてみるとそれは当然かも知れません。対話が上手な人は自分の気持ちや考えをうまく伝えることが出来ます。そして、相手の気持ちや考えをちゃんと受け止めることが出来ます。 対話では、その「伝えることと」、「受け取ること」の両方がセットになっているのです。 一方だけでは「対話」ではありません。

よく、自分の気持ちや考えを言うだけで、相手の気持ちや考えを受け取らない人がいますがそれは「命令」です。そういう人が集まっても言い合いになるばかりで対話にはなりません。そして、最近そのような人が増えてきています。
「クレーマー」とか「モンスター○○」と呼ばれる人たちはそういう人たちです。

そういう人たちは、自分は相手の気持ちや考えを受け取ろうとしないのに、相手が自分の気持ちや考えを受け取らないことを非難します。そして、絶対に自分の方が正しいと思いこんでいます。
子どもを叱ってばかりいるお母さんもその仲間です。「モンスターママ」です。こういうお母さんは、 子どもに「どうしてママの気持ちを分かってくれないの!!」と要求はしても、「子どもの気持ち」は平気で無視します。

また、秋葉原で悲惨な事件を起こした加藤も、「ブログに書き込んだのに誰も反応してくれなかった」と言っていましたが、自分からは人の気持ちを受け取ろうとしないのに、自分の気持ちを受け取らない相手を責めるばかりでした。モンスターママに育てられたのではないでしょうか。

こういう人は感覚が一方通行です。そして、なかには「物との対話」によって対話欲求を満たしている人もいっぱいいます。いわゆる「オタク」と呼ばれる人たちはそのタイプなのではないかと思っています。「物」は、自分の気持ちや考えを受け取ることを要求してこないので安心なんだと思います。ただしオタクの人たちは基本的に「物」を集めるだけです。(岡田尊という人は「昔のオタクはそうじゃなかった」と言っていますけどね。)


また、「正しい使い方」を教えても「自分のやり方」を修正出来ないのです。反抗しているわけではないのですが、自分のやり方を修正する能力が育っていないのでどうしていいのか分からないようなのです。

続きます。





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Last updated  2008.11.14 08:40:57
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Re:「対話が苦手な現代人」(11/14)  
みけ猫 さん
>私の印象では人との対話が上手な人は自分自身との対話も上手なように感じています。でも、よく考えてみるとそれは当然かも知れません。対話が上手な人は自分の気持ちや考えをうまく伝えることが出来ます。そして、相手の気持ちや考えをちゃんと受け止めることが出来ます。

本当ですね その通りですね(クレイマーではないですが私は対話が苦手です) 
解ってはいてもやはり大人になってからではなかなかうまく修正できませんね(笑) (2008.11.16 14:34:12)

Re[1]:「対話が苦手な現代人」(11/14)  
みけ猫さん

>本当ですね その通りですね(クレイマーではないですが私は対話が苦手です) 
>解ってはいてもやはり大人になってからではなかなかうまく修正できませんね(笑)
-----
おっしゃる通り大人になってから変わるのは非常に大変です。

でも、不可能ではありません。
(2008.11.16 18:07:45)

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