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すべて、お楽しみさ… かめおか ゆみこさん

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森の声

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2012.09.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最初にちょっと告知させて下さい。

11月22日(木)、「自分の心を取り戻そう」というワークをやります。
時間は10:00~15:00です。会場は茅ヶ崎駅近くで、参加費は3000円です。
残念ながら保育はありません。詳細は明日お知らせします。
お問い合わせ、お申し込みは 「ここ」 までお願いします。

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人間の心には「意識」という働きがあります。その意識の働きが理性や、客観的に物事を見たり考えたりする能力や、創造性や、能動性や、心の自由を支えています。

人が「心」を失っている時には、その「意識」が能動的な働きを失い、受動的にしか働くことが出来なくなっています。



ですから、幼い子どもたちは大人のような「意識の働きとつながった心の自由」を知りません。だからといって不自由なわけでもありません。幼い子どもたちの心は、鳥や野の花のように自由なのです。それが、明治以前の日本語における「自由」という言葉本来の意味です。

それに対して、大人にとっての自由は「自分」を「自分の意志と意識でコントロールできる」という意味も含んでいます。

それはつまり、「自分」が「自分の指導者」になるということです。

禅の方ではその状態を「随処作主 (ずいしょにしゅとなる)」 <臨済録>と表現しています。その意味は「どんな時でも自分が自分の主人でいなさい」ということです。

「心の自由」を失っている人は、自分が「自分」の主人ではなくなり、他の「誰か」や「何か」に従って生きている人です。

それは記憶の中の母親であったり、苦しい記憶であったり、欲望や、本能や、不安や、恐怖心であったりします。

そこで、今日はその意識の働きを目覚めさせ、心を自由にするための簡単な方法をお教えします。

それはいつも書いていることと同じになってしまうのですが、ゆっくりと丁寧に動くことです。

学校で習ったような体操でも、ゆっくり、丁寧に動こうとすると意識が目覚め心に働きかけます。

心の自由を失っている人はこの「ゆっくり」と「丁寧」が出来ないのです。

茶道にはこのような働きがあります。だから、禅の延長に生まれ、命を賭けて戦う戦国武将に好まれたのです。



「なんでお茶を飲むだけのことにあんな面倒くさいことをしなけりゃいけないんだ」といって茶道を馬鹿にする人がいますが、そのような人は「心の自由」が分からないのです。





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Last updated  2012.09.21 07:00:58
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