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すべて、お楽しみさ… かめおか ゆみこさん

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森の声

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2012.09.29
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またまたようこさんからの質問を使わせて頂きます。



このようなことはようこさんだけでなく、非常に多くのお母さんから相談を受けることです。

そんな時、私は「我慢しないで下さい」と言います。

我慢してしまうから爆発してしまうのです。

我慢するのではなく、日常的に自分の考えや気持ちをその時、その場でちゃんと伝えることです。

怒りを爆発させずに、こちらがちゃんと伝えようとするなら、相手は聞いてくれるものです。

でも、爆発してしまう人ほど、それが出来ずに、いつもため込んでしまいます。そして、爆発します。

でも、爆発されたら子どもも、ご主人もその爆発に驚き、恐れ、逃げようとするばかりで、皆さんが相手に伝えたい想いが全く伝わらなくなります。

我慢している皆さんの気持ちなど知らずに、相手は「ほら、またお母さんが爆発したぞ、逃げろ!」という反応しかしないものなのです。



そのような人は普段から「自分の気持ち」や「考え」を伝える努力をしていないのではないかと思います。

それは子どもやご主人に対してだけでなく、お母さん仲間のような様々な場面、様々な相手に対してです。

日常的に、「考え」や「想い」を伝える努力はせずに、感情だけをため込む習慣があるのでしょう。

日常生活の中で、自分の考えや想いを伝える努力をしているなら溜まらないので爆発もしないのです。

ただし、想いを伝える時は「私はこう思うの」「私はこう感じるの」という風に一人称で表現して下さい。

「あなたのそういう所がダメなの」とか「何でいつもそういうことをするの」「なんべん言ったら分かるの」という表現はしないことです。


そのような「相手を悪者にするような表現」をしてしまったら、相手は怒り出します。子どもだったら萎縮してしまいます。その結果、ケンカになるか、一方的な押しつけになり、あなたの想いや考えは伝わらなくなります。

大事なことは「自分の気持ちや想いを伝えること」であって、「相手を非難すること」ではないのです。それをやってしまうから相手はあなたの言葉を拒否し、想いが伝わらなくなってしまうのです。

でも、実はそのような表現をする人は自分でも「自分の考え」や「想い」がよく分かっていないのです。だから、「私はこう思うの」「私はこう感じるの」という形で自分の考えや感情を説明することが出来ないのです。

そして、そのような人に限って、「言っても無駄だ」「どうせ分かってはくれない」と思い込んでいます。それなのに、「分かってくれるべきだ」「分かってくれるはずだ」「どうして分かってくれないの」という想いも強いのです。

だから爆発してしまうのです。本当に「言っても無駄だ」と諦めている人は爆発などしないのです。

でも、普通の人間にはテレパシーなどありませんから、ちゃんと伝えようとしない限り、想いは伝わらないのです。

そしてそのためには、自分の感情や想いとちゃんと向き合うことです。そして、自分の感情や想いを表現する言葉を見つけることです。

自分の心の底に押し込めている感情や想いを、「自分の言葉」で表現できるようになったら、爆発しなくなるものです。

「表現されることのない感情」が自己主張のために爆発するのです

自分の感情や想いを自分で無視しているから爆発するのです。そしてだから、相手にもその感情や想いが伝わらないのです。





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Last updated  2012.09.29 09:26:36
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