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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2022.04.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日は、「子どもの成長に一番必要なのは安心です」と書きましたが、でも実はそれがなかなか難しいのです。

子どもの成長に必要な安心の形が、年齢によっても、また気質によっても一人一人違うからです。

2,3才頃まではとにかくお母さんと一緒に過ごし、お母さんと触れ合い、顔を見合わせ、一緒に歌ったり、いっぱいお母さんの声を聞いたりしていると子どもは安心して育ちます。

これは、社会の変化や人々の意識の変化とは無関係な「本来人間はそうできている」という話です。ですから、「保育園に行っている子はどうなんだ?」という問題はここでは扱いません。
ただ言えるのは「保育園を選ぶときは、ただ安全に預かってくれるだけでなく、子ども一人一人とちゃんと向き合ってくれるような保育園を選んだ方がいいですよ」ということです。「安全」と「安心」は全く別のものですから。

3才頃(前後)から子ども一人一人の個性がはっきりして来て、安心の形にも個人差が出てきます。気質の影響も出てきます。5才頃までは「お母さん」が「安心の基地」であることに変わりはありませんが、多血質の子は仲間がいる時には、多少はお母さんと離れることが出来ます。 多血質の子は仲間の中でも「安心」を感じることが出来るからです。

だから仲間と一緒に遊ぶことが出来る場があると多血質の子は成長します。

でも、憂鬱質の子は3才頃になっても、5才頃になっても、お母さんから離れません。いつまでもお母さんだけが安心の基地なんです。
それでも、自分の感覚を肯定してくれる「安心出来る仲間」とならお母さんから離れて遊ぶことも出来ますが、少数のいつも同じメンバーでないと遊べません。


いとうひろしの絵本「だいじょうぶ だいじょうぶ」の通りです。

でもそれまで待つことが出来ずに無理矢理追い立てると、自己防衛の意識が強くなってしまうため、9才を過ぎても安心が広がらず、自分の世界に閉じ籠もるようになってしまう可能性があります。

胆汁質の子と粘液質の子の場合はそれほど神経質にならなくても大丈夫です。胆汁質や粘液質の子の場合、比較的「心とからだの状態」が安定しているので不安を感じにくいからです。

「不安」は心の問題である以前に「からだの問題」なんです。

ですから、不安が強い人は呼吸法や、ストレッチや、食事や生活リズムを整えたりしてまず「からだの状態」を安定させることです。
「からだ」が安定すると「心」も安定します。「心」が安定すると自然と「心配」も減ってきます。

(ネットで見たらもう中古しかないようです。)

【中古】だいじょうぶだいじょうぶ /講談社/いとうひろし(単行本)





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Last updated  2022.04.02 07:59:05
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