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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2022.04.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
人間だけでなく全ての生き物は「感覚の働き」を通して、自分が生きている世界とつながっています。


医学的には生きていても、生きているという実感を得ることが出来なくなります。

そんなにも大切な感覚の働きなのに、なぜか現代人はその感覚の働きを無視し、否定し、閉ざそうとしています。そうやって、外の世界とのつながりを断って、自分だけの世界に閉じ籠もろうとする人がいっぱいいるのです。
「自分」という小さな世界の中の閉じこもり、その中で安心を得ようとしているのでしょう。

そういう感覚の人に取ってはマスクは有り難いグッズなのかも知れません。中にはさらに帽子をかぶり、サングラスをしてという完全防備をしている人までいます。イヤホンで耳を塞いでいる若者も多いです。

そういう状態の人は春を感じることも出来ないでしょう。花のにおいも分からず、空気の変化にも気付かないでしょう。

確かに、自分だけの世界の中だけで生きるのなら、外の世界を感じる感覚の働きは必要がありません。むしろ外の世界から求めていない感覚情報が入ってきてしまうと、自分だけの世界が乱されてしまうかも知れません。それは不安を生み出すでしょう。

でも、このような感覚状態では他の人とつながることが出来ません。助け合うことも支え合うことも出来ません。もちろん子育ても、夫婦関係も困難になるでしょう。



人間はそういう危険が少ない人工的な環境の中で生活しているので、多少は感覚の働きが失われても自然界の中で生きている時ほどは生命の危機は増えないでしょうが、でも、DNAにはそんな社会の変化は書き込まれていないので、感覚の働きが失われたり鈍くなると、それを「不安」という感覚で自覚させようとするのです。

不安を感じる感性を高めることで危険から遠ざけようとするのです。そういう命の仕組みが私たちの命を支えているのです。

問題は、都会で暮らしていて外敵などによる危険が少ない状態で生活していても、感覚の働きが鈍くなれば不安が増えてしまうということです。

命の仕組みは社会の変化や人間の都合には合わせてくれないのです。そのことは忘れない方がいいですよ。

さあ、春爛漫です。
春を感じにマスクを外して野山を歩いてみませんか。
心とからだがリセットされますよ。





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Last updated  2022.04.07 08:14:01
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