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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2022.07.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
あるものの全体像を正しく理解しようとしたら「外側からはどう見えるか」ということと同時に、「内側からはどう見えるのか」ということの両方をちゃんと調べる必要があります。

例えば、「地球」のことをちゃんと知ろうとしたら、多血的に地球の表面を歩き回ったり、胆汁的に宇宙に出て地球を観察するだけでは不十分です。
「地球」の内側のことも調べないと「地球の全体」は分からないからです。

外側から内側は見えませんが、内側の動きは表面を通して外側に影響を与えています。
日本人にはなじみが深い地震も、内側の動きの表れです。
大陸や島が動いているのも内側の動きの表れです。
また、地球の内側の動きが作りだしている磁場が、宇宙から降り注ぐ危険な宇宙線から生き物を守ってくれています。

その地球の内側にも地表に近い固まった部分と、核に近い流動的な部分がありその性質は全く異なっています。内側でも、地表に近い部分を扱うのが得意なのが粘液的な気質です。中心の核に近い部分を扱うのが得意なのが憂鬱的な気質です。

粘液質の人は多様性に満ちた表面近くを扱うのが得意なんですが、憂鬱質の人はもっと奥の「核」を知りたがるのです。



これは人間のグループでも、会社でも、国でも同じです。
石でもリンゴでも動物でも同じです。
何らかの「表面」を持っているような組織や存在の事を理解しようとするなら、この四つの見方が必要になるのです。

ある会社のことを理解しようとしたら、直接その会社と取引している人や、その会社から何かを買った人の話を聞く必要があります。それが「表面に近い外側」になります。

あと、業績に関する色々な数字を見る必要もあります。それが「表面から離れた外側」になります。

次に、実際にその会社で働いている人の話を聞く必要もあります。それが、「表面に近い内側」になります。さらに、会社を動かしている経営者や幹部の考え方を聞く必要もあります。それが「表面から離れた内側」になります。

このように、物事の全体像を正しく理解しようとする時には四つの見方が必要になるのです。(大雑把に分けて、ということですけど・・・)

そして、人によって得意な見方が異なるのです。ですから、みんなが自分が見たもの感じたものを持ち寄って、話し合うことでしか「本当のこと」は分からないのです。

それなのに、みんな「自分が見たもの、感じたものが正解なんだ」と言い張り、戦っています。


人は誰でも一面的な見方しか出来ないのです。これには例外がないのです。
山のてっぺんにいる人と、麓にいる人とでは異なった風景が見えています。それは居る位置が異なっているのですから当然のことです。それなのにみんな「オレが見ているものの方が正解だ」と言い張り、戦っています。自分がどこに居るのか知らないからです。





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Last updated  2022.07.08 07:00:30
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