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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2023.12.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最初にちょっとお知らせです。
以前告知した12月10日の「自分を知るワークショップ」は、申し込み人数が少なかったため中止にさせて頂きます。年末の忙しい時期だからかも知れません。春になったら再度企画します。

******************
私が最近特に強く感じているのは「話し合う」ということの大切さです。

私は色々なところに「親子遊び」の指導などに行っていますが、私が私の知識や技術を一方的に伝えるよりも、みんなで話し合う場を作って、みんなで考えた方が、確実に楽しくなると、参加した子どもやお母さんの学びが深くなるのです。

確かに、参加して下さる皆さんよりも、私の方が「遊び」に関する知識や技術は持っています。でも、一方的にそれを伝えようとしても伝わらないし、そもそも楽しくならないのです。それよりも、みんなで話し合って、「今みんながやりたいこと」や「考えていること」を共有して、みんなで遊びを考えた方が絶対に楽しくなるのです。

なぜなら、話し合うことでみんなが「主人公」になることが出来るし、お互いの気持ちを理解したり、目的を共有しやすくなるからです。

私の役割は「教え、指導すること」ではなく、話し合いを通して、これからやることのイメージを共有し、みんなが自分の意志で積極的に参加できるようにリードすることだけです。
そして、遊びが始まってしまったら子ども達やお母さん達に任せてしまいます。



普通の、幼稚園や学校などでやる演劇活動では、お話(脚本)の通りに話し、演じることが求められるのでしょうが、私がやっている「劇遊び」は、見せるためのものではなく、みんなで楽しむためのですから、上手に演じることよりも、みんなの気持ちが一つになることの方が大切なんです。

みんなの気持ちが一つになって楽しめれば、原作とは異なった展開になっても「遊び」としては成功なんです。

そしてこれは、普段の親子遊びの場でも、家族のつながりでも、世界平和でも同じだろうと思います。

子どもに指導権を与えてしまって、子どもに振り回されているお母さんがいっぱいいます。でも、子どもはそういう状態を望んでいないので、「そうじゃないんだよ!」と、様々な無理難題を押しつけてきます。そして、ますます、子育てが辛く苦しくなっていきます。

逆に、お母さんが指導権を握って、子どもを管理コントロールしようとしているお母さんもいます。でも、それが可能なのは、子どもが幼いうちだけです。子どもが成長し、自我が目覚め始めたらお母さんに反抗し始めるでしょう。そして、この場合も子育てが辛く苦しくなります。
いずれの場合もお母さんと子どもの間に「話し合い」がないのです。だから、気持ちを共有出来ないし、つながることも出来ないのです。

こういう状態にならないためには、子どもとよく話し合うようにすることです。その際、子どもに伝えたいことがあるのなら、まずお母さんが子どもの言葉に耳を傾けるようにする必要があります。これは子どもだけでなく大人も同じなんですが、人は自分の言葉に耳を傾けてくれる人の言葉に耳を傾けるようになるからです。

皆さんは、自分の言葉を押しつけてくるだけで、こちらの言葉には耳を傾けてくれないような人の言葉を聞きたいと思いますか。

そして、人は自分の考えや、気持ちや、意見を話すことで、能動的に取り組むことが出来るようになるのです。子どもは、話を聞いてあげるだけで能動的に動き出すのです。

でも、多くの大人達が、子どもの言うことには耳を傾けず、一方的に子どもを従わせようとしています。だから、子ども達は能動的に動けなくなってしまっているのです。家庭でも学校でも。





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Last updated  2023.12.04 06:55:05
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