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魂がふるえるような… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2024.04.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「楽しく生きよう」などと書くと、「楽(らく)をしよう」とか「楽しいことだけをして生きよう」ということだと思われるかも知れませんが、私が言いたいことはそういうことではありません。

人には、同じ作業をしてもそれを「苦痛」だと感じる人と、「楽しい」と感じる人がいます。
お料理が好きな人がいます。でも、お料理が嫌いな人もいます。
私には信じられませんが、お掃除や片付けが好きな人もいます。
そして当然、お掃除が嫌いな人もいます。

からだを動かすのが好きな人もいます。でも、嫌いな人もいます。
勉強が好きな人もいます。嫌いな人もいます。
人と会うのが好きな人もいます。でも、人と会うのが嫌いな人もいます。
そしてそれはどんなことにおいてもありえることです。


あなたが嫌いなことを思い浮かべてください。
お掃除でも、お料理でも、お勉強でも、何でも構いません。
否定的な側面しか思い浮かばないですよね。

でも、お掃除が好きな人に「なぜ好きなんですか?」と聞けば肯定的な側面がいっぱい出てくるでしょうね。 やっていること自体は同じでも、「どこに意識を向けてそのことをしているのか」という意識の違いが、そのことを好きにしたり、嫌いにしたりしているのです。

それは、勉強でも同じです。
勉強をすることが新しい発見につながったり、勉強することを自分の未来とつなげて考えることが出来るような子は勉強が好きです。
一方、勉強が嫌いな子は、ただ覚えるだけのような勉強しかしていません。理解しようともしないし、学ぶことの意味を考えたりもしません。

当然、そんな勉強をいくら繰り返しても分かるようにはなりません。そして、分からないから嫌いになるのです。

学校の先生達もまた「分かる」よりも「覚える」ことの方を大切だと考えているような気がします。だから勉強嫌いの子どもを増えてしまうのでしょう。

お料理が好きな人は、単に覚えたレシピ通りに作るのではなく、自分であれこれ工夫します。そして、工夫することで発見があります。だから楽しいのです。

誰にでも嫌いなことや、苦手なことや、やりたくないことはあります。

その結果、「好き」にはならなくても「嫌い」ではなくなるかも知れません。

あと面白いのは、それが好きな人の話を聞くと、そのことに興味がなかった人もそれが好きになることが多いということです。

算数が大好きな先生の授業を受けていると、子どもも算数が好きになります。
算数が嫌いな先生の算数の授業を受けていると、子どもは算数が嫌いになります。

ネコが嫌いな人でもネコが好きな人の話を聞くと、少し見方が変わります。好きにはならなくても嫌いではなくなることもあるでしょう。



お母さんが勉強が好きでいつも本を読んでいれば、子どもも勉強したり本を読むことを楽しむようになる可能性が高いです。

「楽しい」や「好き」や「苦しい」や「嫌い」と言った感情や感覚は、近くにいる人に伝染するのです。

皆さんはお子さんにどういう気持ちを伝えていると思いますか。お母さんが生きることを楽しめているのなら、お子さんにも「生きるって楽しい」ということが伝わっているでしょう。
その逆ではないことを願いします。








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Last updated  2024.04.22 08:00:48
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