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森の声@ Re[3]:「体験格差」(子どもの育ちに必要な体験について)(11/04) めげぞうさんへ >これからどうなって行…

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森の声

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2024.10.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
気質の講座を長いことやってきていますが、その受講生がよく言うのが「他の人の気質は分かるようになったけど、自分の気質がいつまで経っても分からない」ということです。

気質に関する本を読むと、胆汁質、多血質、粘液質、憂鬱質の、四つの気質の特徴が書いてありますが、その特徴を手掛かりにして他の人の気質は分かるのですが、自分で自分の気質を探ろうとすると、その四つの気質の特徴全てが自分の中にあることに気付いてしまうからです。
それで、分かんなくなってしまうのです。

実際、人はみな四つの気質すべてを持っています。それが普通の状態なんです。でも、だから、自分で自分の中を探れば四つともすべて見つかってしまうのです。そして、分からなくなります。

でも、その気質の状態に偏りがあるのです。その「偏り」に応じて「あの人は○○質」と言っているのですが、その偏りは「癖」のようなものなので自分では気付かないのです。
人はみな「歩き方の癖」を持っていますが、でも、その癖は周囲の人には見えても、自分では見えないのです。それが「癖」というものの特徴でもあります。
そしてその「癖」に当たる部分が「その人の気質」なんです。

人はみな四つの気質を持っています。でも、全体として胆汁質が強い人や、全体として多血質が強い人がいるのです。その中間状態の人もいます。それが「癖」です。

それは平均気温が低い北海道にも四季があり、高い九州にも四季があるようなものです。その平均気温が「癖」に相当します。



北海道に行っても九州に行っても四季はあります、でも「南国の春」と「北国の春」は同じ「春」でも全く異なっていますよね。でも、その違いは体験しなければ分からないのです。
だからいくら自分で自分の中を探っても分からないのです。

気質のワークで「自分はどういう人だと思いますか」という自己評価を聞くことがあります。その時、そのワークの参加者がお互いによく知っているメンバーだと、面白いことが起きるのです。

周囲の人も、本人の自己評価通りに感じていることもありますが、時々、全く正反対な事もあるのです。

自分に厳しい人は、自分の事を「自分はダメな人間だ」と評価します。でも、周囲の人は「あの人はスゴイ人だ」と評価している場合が多いのです。
逆に、「自分はいい人だ」と思い込んでいる人の評価が悪いこともあります。

色々なことにチャレンジしている人が「自分は不器用で」などと言うと、周囲の人が「エー」という反応を示すこともあります。

長年このような気質のワークをやっていると、いかに「自己評価」が当てにならないのかがよく分かるのです。

皆さんも「自分が気付いていない自分の能力や魅力」を持っているのかも知れませんよ。その逆もあるかも知れません。

そういうことは、みんながいる場で「自分」を表現してみないことには分からないのです。

ちなみに憂鬱質や胆汁質の人は「正解」を求める傾向があります。そのため、自分や他の人に厳しい評価を与えることが多いです。でも、粘液質の人は「正解」を決めません。「多血質」の人は自分が正解だと思っています。





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Last updated  2024.10.23 08:22:21
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