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森の声@ Re[3]:「体験格差」(子どもの育ちに必要な体験について)(11/04) めげぞうさんへ >これからどうなって行…

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森の声

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2024.10.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
自己を表現しないと「自分」と出会えません。それは「自分を写す鏡」がないと、自分の顔すら分からないのと同じです。「自分が表現したこと」は「自分の姿を写す鏡」でもあるのです。

でも同時に、「自分」を知るためには、周囲にも「自分を表現する人」がいる必要があります。自分だけが自分を表現しても、周囲に「比較する対象」がいなければ、「自分の表現の特色」、つまり、その人の個性が分からないからです。

自分が描いた絵の特色を知るためには、自分の周囲に「絵を描く人」が何人もいる必要があると言うことです。
ピカソの絵の特徴を知るためには、様々な絵描きの絵と並べてみる必要があると言うことです。
だから、気質のワークをする場合はある程度の人数が必要になるのです。

でも、多くの日本人は「自分」を表現しようとしません。だから、「自分が知っている自分」は存在していますが、「他者から見た自分」がどのような存在なのかが分からないのです。

自分の能力や可能性も分かりません。それがどんな事でも、考えるだけで実際にやってみようとしない限り、その活動に対する自分の能力や可能性は分からないのです。そこにあるのは、せっかく与えられた「自分の命」を無駄に過ごしている空しさと、孤独感と、不安だけです。

まただから、「他者の目」が気になるのです。そして、人と違うことはやろうとしないのです。そして「空気」と同化しようとするのです。
そんな、みんなが空気と化している社会で、一人だけ自己を主張したら「面倒くさいやつ」だと思われ、非難や否定をされると思っているのでしょう。



でも、他の人は「その人の中にしかいない自分」ではなく、目に見え、手で触れることが出来る「その人」そのものの社会的な活動(表現)を通して「その人」のことを知り、その人のことを評価しようとします。


その時、「他者の反応は自分の鏡」ということを知っている人は、積極的に色々な活動を通して「自分」を表現し、そしてその反応や結果を通して学び成長していくでしょう。

自分の能力や可能性のことも知ることが出来るでしょう。

もし、自分の人生を自分らしく生きたいと願うのなら自分を表現することから逃げない方がいいのです。
自分らしく生きるためには、まず「自分には何が出来て、何が出来ないか」を知る必要があります。また、「何をやっていると楽しくて、何をやっていると苦しいのか」も知る必要があります。
でも、それは「心の中」ではなく「社会の中」で、実際に自分を表現しようとしない限り知ることは出来ないのです。
命も人生も、「心の中」ではなく、「肉体が存在している世界」に存在しているのではないのですから。





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Last updated  2024.10.24 05:00:11
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