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森の声@ Re[3]:「体験格差」(子どもの育ちに必要な体験について)(11/04) めげぞうさんへ >これからどうなって行…

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森の声

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2024.11.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
人の「心」は「言葉」で出来ています。ですから、「言葉」が育っていない子は喜怒哀楽などの感情は持っていても「人間らしい心」は未熟なままです。そして、自分の欲望や、目先の損得勘定だけで行動します。
「こういうことをしたら、こういう結果になる」というような「原因と結果」を想像する能力も低いです。
そして、闇バイトやカスハラなどの様々なニュースを見ていると、そのような状態の人がどんどん増えてきているようです。

そのような人に倫理や道徳や善悪を説いても無駄です。それらの概念を理解するための「言葉」が育っていないのですから。
罪を犯した人を捕まえて罰則を与えても無駄です。反省するためには自分との対話が必要になるのですが、言葉が育っていない人にはその対話が出来ないのですから。
そのような人に罰を与えても逆恨みしたり、「次は捕まらないように気を付けよう」と考えるだけです。

ですから、そのような状態の人が「困ったこと」や「犯罪」を繰り返さないようにするためには、「罰」を与えるのではなく「教育」を与える必要があるのです。特に「言葉の教育」です。

逆に言えば、そのような状態の人が増えてきたのは、現代人が「言葉の育ち」を大切にしていないからでもあるのです。
子育てでは、子どもに対して「お母さんの言うこと」に素直に従うように求めている人が多いです。そのような人は子どもに指示や命令を出しますが、子どもの言葉には耳を傾けません。でもそれは、言葉を持たないペットなどを調教する時に使う方法です。



あの授業形態は「子どもの都合」に合わせたものではなく、「大人の都合」に合わせたものなんでしょう。

「言葉」は「体験」とセットにして学ぶものです。「言葉」だけでは教えようがないのです。「本」を見せもせず、触れさせもせず、読ませもしないで「本」という言葉を伝えることは出来ないのです。

それでも、大人が「ホン」という言葉を使っていれば、「ホン」という「音」は覚えることが出来ます。そして、大人と同じようにその言葉を使うことも出来ます。
そのため、「言葉の本質」を知らない大人たちは、それで子どもが「本」を理解したと思い込んでしまうのです。

<続きます>





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Last updated  2024.11.16 06:23:40
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