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可能性は、無限に、… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2026.09.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
5月に孫No.7が生まれ、7月に孫No.8が生まれました。両方ともかわいい女の子です。
で、双方のお母さん(一人は娘、もう一人はお嫁さん)に「お祝いで絵本をプレゼントするから10冊選んで」と伝えました。娘の方は「10冊」と言ったのに11冊リストアップしてきました。お嫁さんの方は今選択中です。

私がどうしてオモチャや衣服などではなく「絵本」をプレゼントの対象に選んだのかというと、オモチャや衣服は「その時だけのもの」なのに対して、「絵本」は「一生もの」だからです。

「絵本」は絵と、言葉と、物語で出来ています。ただし、本来、子どもの成長に「絵」は必要ありません。「絵」が、子どもが物語を聞いて自由に想像したり空想することを阻害してしまうからです。また、絵によってお話の印象も大きく変わってしまいます。
そのため、シュタイナー幼稚園などでは「絵本」を読まずに、絵のない「素話」を聞かせるようです。

実際、人類は何十万年と物語を語り継いできましたが、その「語り継がれてきた物語」の多くに「絵」はついていません。寺院の壁画やタピストリーや洞窟の壁などに「物語の絵」が描かれたこともあったでしょうが、それは「特別なもの」だったでしょう。
その伝承されてきた物語にあるのは「言葉」と「物語」だけです。昔、囲炉裏端で老人によって語られていた「むかしむかし あるところに」というお話しには絵はついていませんでしたよね。
それに、物語を語るのは物語を聞いて育った人なら難しくないでしょうが、絵を描くのは誰にでも出来ることではありません。

また、絵は「見るもの」ですが、言葉と物語は「聞くもの」です。


また、「絵」があるとどうしても「絵」に合わせて言葉や物語を理解しようとしてしまいます。その結果、「物語の主体」が「子ども」ではなく「絵」になってしまうのです。

と、絵本の悪口のようなことを書いてきましたが、でも、生活体験や、自然体験や、人間体験が圧倒的に少ない現代の子ども達にとっては、「その言葉や物語を理解する手助けとしての絵」が必要なんです。
「森」の体験がない子は「言葉だけで語られた森を舞台にした物語」が理解できないし、仲間と遊んだ体験のない子は「言葉だけで語られた仲間と一緒に活動する物語」を理解することが出来ないからです。
また、「絵」があることで、また見たことも体験したこともない「森」や「仲間と遊ぶ活動」に興味を持つことも出来ます。
それが「絵の力」でもあります。

豊富な生活体験や、自然体験や、人間体験に満たされて育っている子には「絵」は必要ありませんが、そういう体験が不足している環境で育っている子には「絵」が必要なんです。絵があることで、絵本の中で主人公と一緒に擬似的な自然体験をすることも出来るからです。

また、幼い頃に聞いた「言葉」や「物語」は魂の深いところに刻み込まれるので、大人になっても消えません。それは絵本でも同じです。子どもの頃に見たことは忘れても、聞いた言葉とか物語はそう簡単に消えないのです。
子どもは「お話」や「物語」を聞きながら、世界観や、自然観や、人間観の土台を育てているからです。子どもの頃に聞いた「物語」自体は忘れてしまっても、その物語を通して育った世界観や、自然観や、人間観は大人になっても消えないのです。

親が我が子のために絵本を選ぶ。
その行為自体が、子どもに「お母さんが望む世界観や、自然観や、人間観」を伝えるための「祈り」であり「願い」なんです。
そしてその「祈り」と「願い」が絵本を通して子どもに伝わっていくのです。


また、自分自身がしっかりとした世界観や、自然観や、人間観を持っていない人は、そういう視点で絵本を選ぶことが出来ません。だから、子どもに選ばせます。すると、キャラクター的な絵本ばかり選ぶでしょう。

幼稚園選びでも同じです。子どもに選ばせたら遊具がいっぱいあって遊園地のような園を選ぶでしょう。





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Last updated  2026.09.04 08:07:53
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