第4の猫達 0
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今年3月。いつもお世話になっている歯科医院で「口の中(頬の内側)が赤くなっているので、念のため口腔外科で診てもらった方がいい」と言われました。その少し前に芸能人の舌がんが話題となった事で、「自分ももしかしたら…」と心配する患者さんが増え、歯科医院の方でも一層気をつけて診るようにしていたらしいです。しかし自覚症状も全くなかった(言われてみればちょっとそこだけざらざらしてるかなという程度)事もあって私自身は軽く考えていて、多忙を理由に先延ばしにし、紹介状を以て口腔外科を訪れたのは指摘から約2か月後でした。口腔外科では組織検査をする事になり、赤くなっている部分の一部を切除。結果は悪性ではないとの事でした。ちょっと安心したのと、まあそうだろうなという気持ちが入り混じり。これで無事終わりかと思ったら、残りの赤い部分が自然に小さくならないか経過観察をする事になり、以降定期的に通っていました。結局全くサイズが変わらない為、今月に入り残りの部分を切除しました。切除したものはまた検査に出すとの事でお会計も高めでした。3針縫って、糸は溶ける糸を使用したとの事。溶ける糸…猫達に使われている糸がどんな風に溶けるかこれで分かるかも、とちょっとワクワク。結論は…当初は長めの糸が口内にぶら下がっていましたが、徐々にそれが短くなっていくというだけのものでした。そして溶けきれなかった糸は12日後の診察時に抜糸。検査結果は「紅板症」との事でした。特に切除した部分の中央部分に高度な異形が見られたそうで、癌とは分類されないけれどその一歩手前。今後癌化する可能性も高いから切除して正解だったと言われました。とはいえ呼吸器疾患の為全身麻酔がかけられず、局部麻酔での処置だった為に歯に近い所は切除しきれなかった為、今後も経過観察を続ける事となりました。帰宅して検索した所、白板症と紅板症というものがあるようです。白板症よりも紅板症の方が悪性化しやすく、その割合は50%前後と記載されています。治る確率が50%となるとあまり高くないと感じるのに、悪性化50%は「高い」とされるのか…。ずっとたいした事ないと軽く見ていただけにちょっとびっくりです。切除した部分につっぱりを感じる等の後遺症が残るかもと言われてましたが幸いそれもなく、早い段階で処置してもらって良かったです。
2019年10月24日
<つづく>と言いながらなかなか更新せずにスミマセンでした。体調の悪化に加え、この1週間はトラブル対応です…。今回は、猫とは関係なく体調の事です。GVHDとやらにこんなにも苦しめられるとは思わず、また周囲の理解が得られずとても苦しんだ時期がありまして。「遊んでないで働きなさい」…退院後暫くの間言われた言葉。高熱等で数週間寝込み、すっかり落ちた体力を取り戻そうと久々に家の外に出て散歩してたんですが…。「どうして良くならないの?」…どうしてって言われても…。「もう1回移植受ければいいじゃん」…移植には、他の方の言葉を借りれば「超大量」「致死量ぎりぎり」の抗がん剤を投与します。「病気でなく、抗がん剤に負けて命を落とす場合もあるので移植を受ける受けないは自分で決めて下さい」というのが移植にあたっての説明でした。もう一度移植を受ける体力は、今の私にあるとは思えません。私自身、この病気は治るものと信じて軽く考えていたので人様にどうこう言える立場ではありませんが。ヾ(´▽`;)ゝテヘヘ1番悩み苦しんだのは、移植後の免疫力が不安定な時期に訴えても訴えても理解が得られず、結果重い慢性GVHDを引き起こし、それらが後に不可逆性のものとなった事でしょうか。やさぐれてブログも辞めようかと長く更新しなかった時期です。耐え切れず、不覚にも(多分初めて)医師の前で泣いてしまった際に言われたのが「同じ病気で治った患者さんは社会に復帰するけれど、同じ様に慢性のGVHDに罹った患者さんはあまり表に出なくなってしまう為、一般的には治った患者さんしか目に付かず理解され難い現実があります」それ以来発信したいとは思いつつなかなか出来ずにいましたが、ちょっとでもご理解頂ければと今後は折を見て書いて見ようと思います。かなり愚痴入る事と思いますが、ご容赦下さい。元々夏バテする体質の所に今年の残暑。そして、移植の影響で栄養吸収が良くない所に胃腸不良が重なり、食べても栄養・エネルギーにならず、医師に「40Kg目指して頑張って下さい」と言われていた所が逆を向いてとうとう31.2kgまで落ちました。その為に常に空腹状態。猫達のお世話にと歩いている途中で手が震え出す有様となりました。友人の「血糖値が下がってるんじゃないの?以前、血糖値低くていつも飴を持ち歩いていたおじさんが、ある日突然白目をむいて倒れて大変だった。」という話を聞き調べた所、なるほど症状がぴったり…。それ以来、飴を携帯しての外出で、気分はぼのぼのです。※ ぼのぼの=漫画の主人公でラッコ。ラッコは脂肪が少なくすぐ食べないと死んでしまう為常に貝を携帯。この不調がきっかけとなったのか季節的なものなのか、酷い咳が出るようになり呼吸が苦しくなる事しばしば。2年前にもこの症状で病院に行ってみたのですが、「GVHDが絡むとちょっとわからないです…」という病院も少なくなく、喘息だかGVHDの影響かはっきりしないままそのまま放置。その時点で肺活量が1000mLと平均の半分程だったのですが、今回それが体感的には更に半分になった感じでした。同じふり幅でもう1回来たら窒息死するかもと焦ってがんにも理解ある病院の専門外来に。紹介状が必要との事でがんセンターの担当医に相談した所すぐに対応して下さり、またGVHDで同じ症例があるとの事。専門外来では、喘息治療に用いられる気管支を拡張する治療を試した所効果があったので、喘息の薬を使う事となりました。(1)アドエアこれまで使っていた薬です。「使用後うがいをしないと口の中にカビが生えることがあるのでうがいして下さい」との事。初耳なんですけど… (-ω-;)ウーン(2)サルタノール今回新しく処方された薬。病院ではこの薬を試して効果があったので使用することとなりました。発作が起きた時に吸引するようにとの事。これで解放される!と喜んだのも束の間、1日4回までという制約あり。プラス、心臓に負担がかかるとの事で、その副作用がばっちりありました。2時間以上、心臓がバクバクで、別の不安と恐怖が…。今回は、気管支拡張剤の効果があったけれど、肺活量の低下はGVHDの影響の可能性もあるとの事。GVHDの症状として皮膚が硬くなるものがあり、それが肺に起きた場合には治療の効果は難しいそうです。この春から腕や足の付け根や首の皮膚が硬くなってるんですが…そして痛む… (-ω-;)ウーン今回の件で、場合によっては検査入院が必要とか空気の良い所に引越しとかの話があったのですが、どちらも無理!嫌!!ノォオオオオオ!!猫全部連れて引越しならば話は別ですが、現実的にそれも困難です…。ついでに言うと、昨年秋には「筋原性拘縮」なんてのと診断されてまして…。4年前から固まって稼動範囲が狭くなった関節の原因は筋肉が硬くなってしまったのが原因だそうです。治療法もあるそうですが、この肺活量や呼吸器の問題があり難しいとの事です。治療内容((a) 一度筋肉を剥がす (b) ボツリヌス菌注射)聞いて、無理!と思ったのですが、治療法がある事が分かっただけでも一安心です。そして先日2回目の診察。とりあえず今は咳や呼吸を安定させて、詳しい検査は年明け位からという事になり、エアチャンバーなるものを新しく使う事になりました。これに(1)の薬を噴射して、スーハースーハーします。キセルを吸ってる気分です。じっとしてる分には楽なのですが、動いたりするとまた咳が酷くなるので、ごはんあげはゆっくりゆっくり。「まだいけそう」と思っても、それでいつも後から反動がくるので、今は当分70~80%の出力で行動するよう心掛けてます。
2012年10月27日
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