日本語で話そう

June 29, 2013
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「楽しんで来てね」と前夜注文しておいた、ものすごく大きくて豪華そうなサンドイッチとおやつのブラウニー、チップス、水の瓶が入ったランチパックを渡してくれた。
瓶の水はさすがに重いので、早朝、ホテルの近くのスーパーで私が買っておいたペットボトルの水に差し替える。


今回のコツウォルズハイキングは村から村へではなく、幸運にもミクルトン周辺に2つも有る有名なガーデンをメニューに入れたパブリックフットパスや農道を通行するルートだ。昨年歩いたコツウォルズウェイともまた違う。

サイモンが言うには休まずそのルート歩けば2時間。

しかし、我ら寄り道、花園写真撮影、迷い道、ピクニック、畑の脇道でおやつ、フットパス上の羊との会話などで、その日優に5時間かかったのであるからして、今日の日記はパート1。

先ず、ホテルを出る→村の雑貨屋の片隅に間借りしている郵便窓口で切手を買って、ポストカードを出す→村はずれの教会内見学→教会前の羊がうろうろしている草の広場からフットパスに入る。

フットパス、どこやねん!←大阪弁になっている。


  • IMG_0319.JPG



かなり広い広場の3方にフットパスの木戸が有る。


その辺にいる牧場脱出羊に聞いても逃げるばかり。

最初からオリエンテーリングの様相を呈してきた。

仕方ないのでその中の1つを選ぶ。違う木戸を他の外国人(ここでは我らが外国人)グループが通過した。あっちだったかな?


そして畑の道はだんだん登りになっていく、振り返るとミクルトンの村のオレンジの屋根が木々に埋もれながら小さく見えた。

あの外国人(ここでは我らが・・・)達が同じ道のずっと前を行く。何じゃ、どの木戸を出ても同じだったんじゃない。

幾つかの羊が逃げないための木戸を開け締めして牧場を通過する、勾配はどんどんどんどん急になって、大きな森に向かっていた。眼下にはミクルトンを通り越して、遠くの村まで見える景色が広がる。ひょっとしたら、シェークスピアの故郷ストラトフォード・アポン・エイボンまで見えるのかもしれない。

景色を眺めていたら、前のグループの人影が消えた。
木戸を開けて牧場を通るフットパスか?森に沿って回り込むフットパスか?

オリエンテーリングゲームに逆戻り。

我ら3人の合議(この場合地図が読めない、読む気が無い夫は抜かす)で牧場内を選ぶがこれははずれだったかもしれない。羊とにらめっこしながら「ごめんあそばせと」群れをかき分けて進む。ボスとおぼしき羊がめいめいと鳴いてよそ者を知らせるがお構いなしでフットパスを進む。

途中森の中に東屋や石垣が見えた。

  • P1090283.JPG


      実はこの写真↑、翌日その東屋から撮ったフットパスの写真なのである。だから、この日歩いたのは写真の羊が列を作って歩いている所。




「なあんだ、ここがキフツゲートコートガーデンじゃない」

意外とあっさりというか、思いがけずというか、予想外というか、地図の読み方が間違ったというか。

当初の予定通り、12時からしか開かないキフツゲートコートは翌日に回し、車道横の森の中をそこから15分ほどのヒドコートマナーガーデンに向かった。

ヒドコートは広大な敷地に、カフェテリア、レストラン、藁ぶきの屋根の昔の住宅、いくつもの池や噴水を配した庭園、花園、ピクニックエリアなどが有る。たくさんの人々が 車で 訪れていた。そう、ほとんどが車で。



薔薇こそまだ早かったが、藤、アリウム、芥子、何種類もの苧環、牡丹、芍薬、石楠花、躑躅、皐月、薊、フウロソウ・・・。

  • IMG_0375.JPG


花園の中を彷徨いながら歩いて、赤ずきんちゃんが花摘みをしながら道草した話を思い起こさせるようにたくさんの白い花が一面に咲いている芝生に大きなハナミズキや山法師が木陰を作るピクニックエリアで、シートを敷いてお弁当を開いたのだった。


  • P1110021.JPG




お腹がいっぱいになったらお昼寝がしたくなった昼下がり。

写真は我らではない、外国人、いやここでは我らが・・・・・。





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Last updated  June 29, 2013 01:44:39 PM
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