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昨日紹介した 『恵文社(けいぶんしゃ)』の店長さんがきょうのA新聞朝刊に、紹介されていました。
これまた偶然(笑)
そこに
何かを探しながら次々と好奇心が広がっていく
棚づくりこそが、リアルな書店のあるべき姿
という、この書店の哲学が書かれていました。
そうなんですよねえ・・・
実は、最初に私の目が留ったのは
お気楽そうなエッセー本
ところが、その本をパラパラめくっていくと
ある女性の名前が、よく登場してくるんです・・・
すると、 その人に興味がわいちゃって
その女性の本を探しに、あっちこっちの棚へ・・・
で、見つけたこの女性の著書での中で
思わず、釘付けになったのが
『美しくなるにつれて若くなる』
おっと、皆さん、ニコミナが選んだ本だけに
美容系の本だと早合点しないでくださいね(笑)
実はこの本の著書は、白洲正子(シラスマサコ)さん
だいたい祖母と同じくらいの明治後期生まれの方で
元伯爵令嬢で、美術工芸の目利きがすごい方です。
波乱万丈(らしい)人生から、1本筋が通った彼女の
作品から、抜粋してできたこの本
彼女の凛とした考え方が
随所に書かれてあって、まるで哲学書
だって、冒頭に
人間に年などありません
若くとも一所(ひとつところ)にじっとしているならば
それは既に老いたのです
って、書かれてあるんですもん(汗)
生きた時代が違っても、考え方は斬新
好奇心旺盛のまま、綺麗に年を取って行きたいと
思っている私にとって、刺激的な出会いでした。
ただ、難をいえば
内容が高等すぎるので、理解するには時間が必要です(笑)
しっかし、大型書店だったら絶対出会ってない本でした。
そう考えると、私はこの恵文社さんの哲学に
いとも簡単にはまった、一人ですね(笑)
あ、もう一冊は『京都でおいしい!』
こちらは、ニコミナらしいでしょ![]()