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2017年12月23日
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テーマ: 電気自動車(306)
カテゴリ: EV  電気自動車
 2017年10月、ヤマダ電機がEV事業に参入すると発表。
 生産は船井電機に委託し、中国から部品を集めることで
2020年までに100万円以下の低価格のEVを販売するとい
う。
 ヤマダ電機は車作りの何たるかを分かっていないようだ。
 また要求される性能は衝突安全性など多岐にわたること
を分かっていない、あるいは目をつぶっているようだ。

     ​

 EVはガソリン車より参入障壁が低いとされているが、
「安ければ売れる」という発想は自動車に通じない。
 そのことはインドのタタ自動車のワンラック・カー
(約30万円)の四輪車「ナノ」の売行き不振が示している。
 雨後の筍のごとくあった中国の二輪車メーカーも淘汰さ
れた。
 米国のEV専業メーカー、テスラは電池管理システムで優
位にたち高級車を米国で売った。
 だが、ボディの立付け、ドアノブなどの取付け部品の評
判は、高級車に似つかわしくないものだった。
 原因不明の異音、内装・トランクの雨漏り、バグの多い
ソフトウェアに関する不満がウェブ上のフォーラムをにぎ
わしているという。

     ​
 焦点:
 2017年12月6日 ロイター
 米電気自動車(EV)大手テスラの新型セダン「モデルS」
やスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」は、カリフォル
ニア州フレモント工場の組立ラインを離れた後、もう1度足
止めを食らうのが当たり前だという。
 製造における欠陥を修正するためだ。
 このような欠陥修正を抜きにしては高級車種が出荷できない
状況が常態化していることが、同社の現旧従業員9人に対する
ロイターの取材によって明らかになった。
 同社の内部追跡システムによる10月最新データなどによると、
組立後の品質検査で「モデルS」と「モデルX」の9割以上に
欠陥が見つかることが当たり前となっているという。
 取材した現旧従業員の一部は、2012年には、すでにこの問題
に気が付いていたと語る。
 …(略)…

     ​
 テスラは量産技術のキモ、大量に生産することでコストを下げる
技術をいまだ有していない。
 日本では自動車は10年以上の耐久性を有して「当たり前」だと思
われている。
 このようなものが身近にある稼動するもので非常に少ないことに
気づくべきだ。
 早くもドアが開かないなどのトラブルが生じているテスラは、高い
評価があるも、いまだ好事家の趣味の範囲を超えるものではない、と
いうことを示している。

     ​

 EVの左入障壁の低さは粗製乱造による市場に混乱を招きこそすれ、
既存の自動車メーカーの真の競争相手が増加することにはつながりに
くい。
 原付自動車のブームが想像以上に早く収束したのは、耐久性、メ
ないということを示している。
     ​
盟友テスラが元パナ幹部を衝撃の「引き抜き」
 2017年12月11 東洋経済オンライン





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最終更新日  2017年12月23日 12時00分13秒
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