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September 7, 2009
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カテゴリ: 古土再生
昨シーズン使った土( 昨年の8月 以降に出た古土)の再生作業が漸く終了致しました.
昨秋 今春 & 先月の3回に分けて古土再生処理の第一工程(ふるい分け)を実施しており,先月上旬(2009/8/8)から第二工程(太陽光を用いた高温処理)に入っていたのですが,8月は快晴の日が少なく(=殺菌不十分)処理に長期間必要だったり,週末に時間が取れなかったりしたので,ナカナカ最終作業に入る事ができなかったのです.
しかし先週の半ば(2009/9/2)に少し時間がとれ(別件の用事があったので有給休暇を取得した),その後週末まで雨は降らない予報でしたので,最終工程の準備として高温処理した再生用土をブルーシートの上に広げて乾燥させました(高温処理は土に水を加え,太陽光による熱で蒸気を発生させて滅菌させるため).
そして昨日(2009/9/6),殺菌処理した古土に『古土再生材』等を加えて混ぜ合わせ,再生土が完成したのです!

先ず一般培養土の最終工程の様子.



左が前処理済みの古土,右上が新品の培養土,右下がバーク堆肥(アースファットン 40L 298円),そして上部が古土再生材( まくだけで甦る 土のリサイクル材 )です.

まくだけで甦る 土のリサイクル材 有効微生物が根などからの老廃物を分解&一部を栄養分として再び植物に補給 土の団粒化を促し排水性を向上 撒くだけでいいので手間が省けます!
まくだけで甦る 土のリサイクル材

昨年まではバーク堆肥ではなく腐葉土を用いていましたが,完熟のバーク堆肥なら腐葉土と効果は変わりませんし,腐葉土よりも安価ですので(アースファットンは某ホームセンターで 40L 298円 でした),今年はバーク堆肥を用いてみる事に.w
尚,それぞれの比率は,古土5~6割,新品の培養土2割前後,完熟堆肥2割前後,古土再生材1割前後 で混合しました.



一昨年 は古土5割,新品の培養土3割,腐葉土1割,古土再生材1割の割合で混合しました.
また 昨年 は古土4割,新品の培養土4割,腐葉土1割,古土再生材1割の割合で混合しています.
本当は昨年のようにもっと古土の割合を減らしたかったのですが,古土の絶対量が多すぎて,相対的に他の割合を減らさざるを得なかったのです.
だってあまり大量の再生土を作っても使い切れませんし,置き場所にも困りますからねぇ~.
結局25Lの培養土の袋(以前購入した土の袋の再利用)4つが満タンになりましたし.w



まぁ~一般的に古土再生材を用いる場合は古土の割合を8割程度とするようですので,古土の比率が5割を超えていても問題にはなら無いと思います.


一方, ゴールデン粒状培養土 の古土は,古土8割,バーミキュライト1割,専用の古土再生材( ゴールデン粒状シリーズ 土の再生材

アイリス ゴールデン粒状培養土 : 理想的な団粒構造で根張り良く育ちます(根腐れや乾燥を防ぎます). 肥料持ちがいいので生育の偏りがほとんどありません(完全に堆肥化したミネラル分豊富な「天然有機物」配合で未発酵成分がなく,窒素成分が無駄に消費される事はありません). 製造工程中に200℃で加熱殺菌しているので病原菌や雑草の種の混入が無い!
ゴールデン粒状培養土


ゴールデン粒状シリーズ 土の再生材 20L


混合前


混合後



とりあえず古土再生の全行程を通じて言えるのは,一般の土(?)に比べて粒状培養土の処理の方が楽だという事.
特に,最も辛い第一工程は短時間で終える事ができるので,非常に『楽』と感じます.
古土になっても微塵成分が殆ど出ないのは素晴らしいですね.

ただコストはかかりますけど….

ゴールデン粒状培養土は高いっす!

最近はアイリス製品以外でも粒状培養土が出てきましたし(ホームセンターでも見かけます),手持ちのアイリス製品が無くなったら他社のリーズナブルな製品に浮気しちゃうかも.w







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Last updated  September 8, 2009 03:48:06 AM
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