心のポテトサラダ

2005/07/13
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
また今年も梅雨が過ぎ夏がやってくる。

ヨットの楽しみに、数泊クルージングがある。

海図などを持って慎重に行動するが、夜走ることもある。
その時、フェリーなどでも見ることはあるが、ヨットの引き波で光る夜光虫には、キレイでゾッとすることがある。

目的地に着き、漁港などで停泊し、近所の銭湯で風呂を浴び、漁師町のうまい物を食し、船に帰って休む時、幸せを絵に描いたような気持ちになる。
ソヨソヨと風が吹き込んでくると、なお更いい気持ちになります。
海は蚊がいないので、網戸などなしでもなかなか快適です。
まあ、風がないと、ひどいもんだけど、これが自然の生活です。


瀬戸内海を巡ったそうだが、広島の倉橋島には遣唐使船の実物大が展示されているようです。
源氏と平氏の合戦でも、信長の時代にも出てくる海の民の本拠地が瀬戸内海に点在している。
特に広島は島が多く、潮も強く、天然の要塞になっているので、日頃は漁師をしながら、時には物資や兵士を運ぶ運搬役であったり、海賊に変身することもあるのだろう。

遣唐使船の船乗りはこのような島の人が担っていた。
第14次遣唐使派遣までで、のべ3700人が大陸に派遣され、1700人しか戻って来なかったそうだ。
5割の確率。

もう一つ、呉市に大和ミュージアムと言うのがオープンしたそうだ。
1/10スケールの戦艦大和が展示されているらしい。
かなり巨大なものですね。
その中に、呉市の造船の歴史が展示され、「佐久間艦長の遺言」という一文があるそうだ。
明治43年、潜水艦の潜水訓練中に故障により沈没した艦の中で発見された艦長のログ(航海日誌の事をログと呼びます)。



ログは午前10時の事故から、呼吸困難で意識が薄れていく12時40分まで、刻々と書き綴られている。
当時潜水艦事故はあり、イギリスでは艦員が死を逃れようと、水明かりの漏れる窓の下に折り重なっていたと言う。
ところが、佐久間艦長の艦を引き上げると、艦長以下クルー全員が自らの持ち場を離れず、窒息絶命していたという。

当時このニュースは世界を駆け巡り、浸水とガソリンの充満する中の手記全文と、艦員の最後の姿が世界に感動を与えたという。
さらに、現在でも各国で、最も尊敬すべき潜水艦乗りの姿として教育されていると言う。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/07/13 07:48:48 PM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Archives

2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07

Category

カテゴリ未分類

(1382)

yacht

(85)

moter bike

(290)

bicycle

(113)

travel

(31)

movie

(3)

trekking

(8)

family

(39)

books

(3)

Profile

のりまきターボ

のりまきターボ

Favorite Blog

福島へ New! 岡田@隊長さん

「人生は山登りだ」… New! 森の声さん

子供と共に育つ "共… モアイ2463さん
イワンノバックの回… 紅の豚8734さん
蘇る金狼さん
遥への手紙:かっこ… mon-pereさん
丸くとも一角あれや… 双葉学習院の村松さん
エレファントピア ねぴゅうさん
うれしいこと いー… ほわほわ (-o-)さん
里山暮らし、ときど… rimin(リミン)さん

Comments

のりまき@ Re[1]:引越し の巻(06/10) ものぐさ父さん 日記の内容変化もあり、…
ものぐさ父 @ Re:引越し の巻(06/10) いつの間にか、お引っ越しされていたので…
のりまきターボ @ Re[1]:引越し の巻(06/10) ハッピーサクセスゆみさん 長い間ありが…
ハッピーサクセスゆみ @ Re:引越し の巻(06/10) 久々に、訪問したら最後のご挨拶でびっく…
のりまきターボ @ Re[1]:引越し の巻(06/10) モアイ2463さん こちらこそ、長い間あり…

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: