心のポテトサラダ

2009/01/07
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2日は、家内と母と私の3人で、姫路の北にある書写山圓教寺に行きました。

高速道路から何度も見ていた書写山ロープウェイ目指して出発です。

高速ICから15分ほどで下の駐車場に到着です。
70人乗りのロープウェイに乗り、山上駅に着きました。
ロープウェイのお姉さんの説明で、天台宗のお寺で、本山比叡山に続く古刹のようで、大山とここと比叡山が三大修行場だそうです。
天台宗は山の中を歩き回って修行するので、お山全体が修行場なのでしょう。
でも比叡山に比べれば山が深くなく、修行場と言えばやはり和歌山や奈良の深い山の中の方が似合います。

母の足のこともあり、そこから徒歩600mの上りをバスに乗り中心部に入り、書写山名物という山菜うどんを食べてから、点在する伽藍を巡りました。
200901Syosyazan002s

その横には、姫路城主本多家歴代のお墓が並んでいる墓所がありました。
立派な墓石を趣のある東屋が囲んでいます。

お墓を見て回ると・・・ありました。
次男君の名前を付けるときに、いろいろ調べて、決定する決め手になった方のお墓が。
姫路本多家初代城主さんです。

子供達の名前は、私の小学校の同級生のお父さんが神主さんをしてる近所の学問の神様にお願いしました。
長男君のとき、私達夫婦の名前を一字でも入れたいことや、元気はつらつで賢い人に育って欲しいと、昔から知ってる友達のお父さんという気安さから贅沢なお願いをしました。
数日後、字画などでいくつかの名前を書いた半紙をもらいました。
そこから長男君の名前を選びました。
私の一字が入り、家内の名前の読みが入り、私の2人のお婆ちゃんの名前の読みをミックスした素晴らしい名前を付けることが出来ました。
私の名前は、父の一字をもらった武将のような名前で、とても気に入っています。


そして3年後、次男君が生まれました。
同じように友達のお父さんにお願いしました。
やはりいくつか候補をもらったのですが、どうも長男君以上の名前がありません。
次に気に入った名前でもいいのですが、どうも私自身が2人の子に温度差を持ってるようで嫌でした。
次男君にも「これが一番素晴らしい」と思える名前をつけたかったのです。


漢字やいろんな読み方で・・・今ならPCで検索すれば一気に調べられるのですが、当時は辞書を引いたりして結構時間を掛けました。
長男の時はしなかった武将の名前を特に調べました。
戦国武将の懐刀的な人がいいなと。

そこから浮かび上がってきたのが、次男君の名前です。
長男君同様、私の名前の一字と家内の読みが入っています。
家内の育った播州、特に義理母の育った姫路の城主で、家康さんの重臣。
そしてもう一人、同じく家康さんの重臣で、東京の青山という地名の元になってる青山さんの名前も字は違うけど同じです。
どちらも側近中の側近です。
武将の名前では、私や長男の名前をはるかに凌駕した素晴らしい名前をつけてあげることができました。
その本多さんがココに眠っていました。
200901Syosyazan012s

200901Syosyazan019s
(映画「ラストサムライ」の館)
小修理を繰り返している感じはなく、随分ほったらかしの感じで墨絵そのものの白黒の深い雰囲気が漂っています。
修行僧の拭き掃除などはきちんとしながらも、京都の観光寺のような華やいだ雰囲気はなく、いかにも修行の寺という感じです。
「ラストサムライ」の雰囲気にピッタリです。

書写山は標高400mほどの山ですが、高い山がない播州においては姫路に開けた高峰のようで、正面に姫路の町並み、その向こうに家島、その西には小豆島が見えます。
西には岡山県の山々が、家島の向こうに四国、東に淡路島まで見えます。
更に頭を東に振ると明石海峡大橋がくっきりと見えていました。
冬の澄んだ空気とはいえ、絶景です。
大晦日から元旦に掛けて、オールナイトでロープウェイが動いていると書いてありましたが、年越しの行事見物に加え、ココからの初日の出ウォッチングもなかなかのものでしょう。

山頂駅までのバスは、往復切符になってるのですが、母を家内に頼んで、私は歩いて山頂駅まで戻ることにしました。
途中の伽藍をカメラに収めながら、眼下の景色も楽しみながら・・・それでも1km弱だったので、家内の乗ったバスより早く山頂駅に戻ることが出来ました。
200901Syosyazan027s

坂を山頂駅まで下りると、車椅子のおじいさんを押した家族が坂を見上げて思案していました。
「行く?行けるかなあ?」「俺は待ってるから」などの声が聞こえてきます。

「この坂を車椅子を押しながらでは大変ですよ。バスがあるからそっちにした方がいいですよ。私の母もそうしましたよ。使っていない切符持ってますから、これあげますよ。付き添いで誰か1人分の切符を購入されて、他の方は歩いて上られたらどうですか?」
なんてでしゃばったアドバイスをしてしまいました。
家内の乗ったバスが下りてきて「このバスですよ」と私の切符をあげて、ケーブルカーに乗って下山しました。





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Last updated  2009/01/08 04:48:05 PM
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のりまき@ Re[1]:引越し の巻(06/10) ものぐさ父さん 日記の内容変化もあり、…
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