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2005年08月20日
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カテゴリ: 6、すぽ~つ☆
一般社会ではよくある?ことのようである。

ブログとか見てると「なんで私より力量の無いアイツが上の役職につくんだ??」とかこっそり思っている人もたぶんいるのかもしれない。。。

実際に、そんな話を持ちかけられ、同じことを言っている人間も見てきた。。。

子供心に「そんな腐った発想しなくても。。。」って思いながら聞いていた。。。(;>_<;)

私はもちろん聖人君主にはなりえないし、それを目標にするつもりもない。ただ、これまで一度もそんな発想をしたことがない。。。


この人によって「納得のいかない人事」は、実はもう子供時代のクラブ活動から始まっている。。。

そう、スポーツクラブなどで、「多数部員校」の場合は、3学年合わせると100人を超えるケースはよくある話である。。。

その中から、監督が、例えば野球だと18人(地方大会だと20人?)を選別する。。。

これもまさしくクラブ活動における「人事」である。




また、100%心の底から全部員の納得を得るのはたぶん不可能だと思う。

なぜかといえば、まず「人事権」を持つ監督の側の視点で言えば。。。

純粋に個々の部員が持っている「力量」だけで選んではいない

からだろう。。。

「力量を持っていること」と、持っている力量を「実際に発揮できること」をある程度 「別の次元」 と考えているからだと私は思っている。。。

みなさんはどのようにお考えでしょうか???是非ともお伺いしたいものですm(_ _)m



(1)最上級生(3年生)が引退し、新チームで私たちが一番上になったとき、しばらく練習試合に頻繁に出してもらった人間がいた。。。

彼にとっては、 「またとないチャンス」 のはずだが、結局その人間はしばらくすると練習
試合にも出してもらえなくなり、秋の地方大会以降夏までメンバーに入ることはなかった。。。

(2)また、もう一人は、50メートルを5秒8で走るとんでもなく足の速い人間だった。。。



でも彼は秋の地方大会ではメンバーに入ったけど、結局「代走」で試合に出ただけで、以降夏までメンバーに入ることはなかった。。。


二人を例に挙げたが、実はこの二人に共通していたのは、 自己分析をせず にただやみくもに練習していたことだ。。。

野球に限らずどんな世界でも、自己分析により 自分の強み・弱み を冷静に把握


しかし、彼らにはそれがなかった。二人とも生真面目な人間であるから、怠慢で自己分析をしなかったのではなく、失礼ながら 「自己分析をする力量・分析結果を今後に活かす力量」 がなかったという方が正しいかもしれない。。。

二人とも一生懸命練習していたし、すごい力量を持っていただけに、今でも残念でならない。。。

野球も「思考力」が要求されるスポーツなのである。監督による”人事”は、「野球以外」のところで決着がついてしまっていたのである。


このような分析下手・分析活用下手、自己アピール下手は話によると善くも悪くも日本人の「国民性」にもよるという。。。

1.集団の中での自己主張を善しとしない「国民性」
2.分析してもその結果をなかなか活かそうとしないあるいは活かせない「国民性」

国民性は変えようがないから仕方がない。また、言うまでもないが、自己主張と言っても根拠も無く「俺をメンバーにしてくれ」的ないやらしいアピールは正直いただけないと思う。。。

ただ、
「自己の強みを強調するアピール」、
「弱みをフォローする姿勢を示すアピール」は多いに評価すべきと思う。

先ほどの(2)の例でいえば、足が速いという”強み”があるなら

出塁の精度を高めるため「セフティーバンド」の練習を「全体練習以外」で積極的に行い、いざというときに実践して指導者にアピールする

ことなども考えられるが、彼はそれをしていかなかった。。。



一方で彼には「肩が弱い」をいう”弱み”をもっていた。

肩の弱さは「投げ方の矯正」と「毎日の遠投」である程度のレベルまで持っていけるはずだが。。。

彼は「全体練習以外」で毎日遠投したりして自分の”弱み”を補強することもしなかったし、

また、肩が弱いのに足が速いという理由で「外野」にこだわった。。。

実際のところ、肩が弱い人が「外野からホームまでできるだけカットを使わずに力強い送球を投げる力量」を身に着けるのと、

例えば内野のセカンドをやって「ベース間で力強い送球を投げる力量」を身に着けるのと、

どっちが近道かを考えれば、失礼ながらたぶん内野をやる方だと私は思った。。。


個人の「好み」の問題もあるし、考え方の違いもあるから、こればっかりは人に口を挟む問題ではないが。。。


(1)の彼は、本当に生真面目だったが、分析下手、自己アピール下手の典型で一生懸命だが何も考えずにただやみくもに練習しているのが周囲から見ててもわかった。。。

彼も力量はあったが、結果を出せずにそのまま終わった。

最後の夏のメンバーに選ばれた顔ぶれをみたとき、監督もさすが「人を見る目があるな」と思ったのを覚えている。。。

監督は当時企業の人事課課長をやっていたそうなのでなおさらである。。。

メンバーの中にはこれまで地方大会や春のセンバツではメンバーに入ったこともなかったが、春からメキメキ頭角を現し、結果を出してきたメンバーもいた。

ある意味、入部当初のときは「想定もしていなかった」顔ぶれだったかもしれない。

彼らに共通していたのは、以下の3点を実践し、3年間考えながら練習・試合に臨んできたことだと思っている。

1.自己分析をして、自分の”強み””弱み”を冷静に把握し、
2.強みを積極的にアピールし、弱みは平均値まで上げまたはフォローする方法を考える
3.強みが「チーム方針」に合致している部分もあった

私たちの世代は、実力が拮抗している選手が多く、見方によっては誰が入ってもおかしくない状況だった。

最後の夏のメンバーに外れた人間も、他のチームであれば余裕でメンバーに入れたほどの力量はもっていたと思う。

でも、結局「どうすればよいか」日々考えながら練習し、何をやっても平均以上のことが穴無くできるようになった「考える力」「考えたことを実践できる力」を持ち合わせた人間が最後の夏のメンバーに入った。

彼らであれば、持っている力量を「実際に発揮できる」だろうと監督が考えたからだろう。。。

一生懸命に頑張ることは素晴らしいが、それがやみくもであっては良い結果にはならない。日々考えながら物事を進めることが大事なのだと当時学んだ。。。(*^-^*)















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最終更新日  2005年08月20日 01時55分04秒
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