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Feb 21, 2007
カテゴリ： 能登、そして、この町
能登に帰ってきたのは25年前。写真を見るとあの頃の記憶が甦ってくる。
仕事をしながら能登に暮らすことに漠然とした気持ちの私にできることは、身の周りのことを記録しておくこと。その一つが能登線の写真だった。
５月の帰省
川を渡る
通学路
写真は1985年前後に撮影したもの。
そうだった。高校の３年間を毎朝この能登線に乗って藤波駅まで通った。普通科高校と水産高校の２校があり、時には座ることも出来ないほど満員の状態だった。
この駅で下車し高校までの道のり15分、２つの高校の生徒達は長蛇の列となり歩いていった。
そして、母校は水産高校と統合されて無くなり、能登線、のと鉄道も無くなった。
それが、この20年の歴史。能登の過疎化の歴史。
仕事をしながら能登に暮らすことに漠然とした気持ちの私にできることは、身の周りのことを記録しておくこと。その一つが能登線の写真だった。
キリコ祭り
菜の花
５月の帰省
川を渡る
通学路
写真は1985年前後に撮影したもの。
そうだった。高校の３年間を毎朝この能登線に乗って藤波駅まで通った。普通科高校と水産高校の２校があり、時には座ることも出来ないほど満員の状態だった。
この駅で下車し高校までの道のり15分、２つの高校の生徒達は長蛇の列となり歩いていった。
そして、母校は水産高校と統合されて無くなり、能登線、のと鉄道も無くなった。
それが、この20年の歴史。能登の過疎化の歴史。
能登線・のと鉄道能登線の歴史
1959年6月15日 国鉄 能登線 穴水～鵜川間(22.9km)が開業
1960年4月17日 鵜川～宇出津間(9.9km)が開業
1963年10月1日 宇出津～松波間(13.8km)が開業
1964年9月21日 松波～蛸島間(14.5km)が開業（全線開通）
1985年7月11日 古君～鵜川間で豪雨のため盛土が崩壊、急行「能登路5号」の脱線転覆で7人死亡
1988年3月25日 JR能登線廃止、のと鉄道能登線 『のと穴水～蛸島間(61.0km)開業 』
2005年4月 1日 のと穴水～蛸島間(61.0km)廃止
2006年11月……線路の撤去作業が開始されており2007年8月まで続く予定
画像の無断使用、転用を禁止します。
1959年6月15日 国鉄 能登線 穴水～鵜川間(22.9km)が開業
1960年4月17日 鵜川～宇出津間(9.9km)が開業
1963年10月1日 宇出津～松波間(13.8km)が開業
1964年9月21日 松波～蛸島間(14.5km)が開業（全線開通）
1985年7月11日 古君～鵜川間で豪雨のため盛土が崩壊、急行「能登路5号」の脱線転覆で7人死亡
1988年3月25日 JR能登線廃止、のと鉄道能登線 『のと穴水～蛸島間(61.0km)開業 』
2005年4月 1日 のと穴水～蛸島間(61.0km)廃止
2006年11月……線路の撤去作業が開始されており2007年8月まで続く予定
画像の無断使用、転用を禁止します。
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[能登、そして、この町] カテゴリの最新記事
Re:能登線の記憶（その２）(02/21)
ＭｏＭｏ太郎009
さん
Re:能登線の記憶（その２）(02/21)
M-Crimson
さん
地名を地図で追いながら読ませていただきました。
富山湾を臨みながらのんびり走るローカル線だったようですね。
この通学路の写真は圧巻です。貴重な記録フォトですね。
北海道でも銀河線など鉄道好きには憧れのJR線が廃止になりました。
一方で、JR北海道も奮闘努力しています。開発費たったの1500万円で
軌道と道路の両方で走行可能な新しい乗り物を開発しました。
もし実用化されれば過疎の交通事情もまた変わるやもしれません。
(Feb 21, 2007 09:43:21 PM)
富山湾を臨みながらのんびり走るローカル線だったようですね。
この通学路の写真は圧巻です。貴重な記録フォトですね。
北海道でも銀河線など鉄道好きには憧れのJR線が廃止になりました。
一方で、JR北海道も奮闘努力しています。開発費たったの1500万円で
軌道と道路の両方で走行可能な新しい乗り物を開発しました。
もし実用化されれば過疎の交通事情もまた変わるやもしれません。
(Feb 21, 2007 09:43:21 PM)
Re[1]:能登線の記憶（その２）(02/21)
notonote
さん
ＭｏＭｏ太郎009さん
はじめまして。ありがとうございます。
廃線になって改めて鉄道の存在の大きさを思います。
地方、田舎の「限界集落、限界自治体」が急激に増えていきそうです。
(Feb 22, 2007 12:07:54 AM)
はじめまして。ありがとうございます。
廃線になって改めて鉄道の存在の大きさを思います。
地方、田舎の「限界集落、限界自治体」が急激に増えていきそうです。
(Feb 22, 2007 12:07:54 AM)
Re[1]:能登線の記憶（その２）(02/21)
notonote
さん
M-Crimsonさん
３分、５分で次の駅に停車する鈍行で、転寝して下り損ねることも度々ありました。
軌道と道路を走れるデュアル・モード・ビークルは
2007年4月から釧網本線浜小清水駅?藻琴駅間で試験的営業運行されるようですね。
もう少し早く実用化されていれば・・・せめて他の過疎地にとって有効な方法になってもらえればと思います。
(Feb 22, 2007 12:08:22 AM)
３分、５分で次の駅に停車する鈍行で、転寝して下り損ねることも度々ありました。
軌道と道路を走れるデュアル・モード・ビークルは
2007年4月から釧網本線浜小清水駅?藻琴駅間で試験的営業運行されるようですね。
もう少し早く実用化されていれば・・・せめて他の過疎地にとって有効な方法になってもらえればと思います。
(Feb 22, 2007 12:08:22 AM)
Re:能登線の記憶（その２）(02/21)
ハナママ３
さん
行ったことのない場所なのに、高校生たちの通学風景を見て、ふと懐かしい感覚にとらわれました。
「川を渡る」は、両岸の船と列車、いいタイミングをとらえましたね。 (Feb 22, 2007 06:14:59 AM)
「川を渡る」は、両岸の船と列車、いいタイミングをとらえましたね。 (Feb 22, 2007 06:14:59 AM)
失われいくものの
kunshiw
さん
記録を観ていると 当時の年齢や気持ちでタイムスリップします｡当時 考えていたことまで甦ってきますね。しばし感慨にふけること数分｡｡｡大切にしたいですね､メモリィ。画像さすがに構成が良くてドキドキします｡またヒント戴きましたm__m ＾o＾/
(Feb 22, 2007 09:03:44 AM)
Re[1]:能登線の記憶（その２）(02/21)
notonote
さん
ハナママ３さん
＞ 行ったことのない場所なのに、高校生たちの通学風景を見て、ふと懐かしい感覚にとらわれました。
記憶の底に「原風景」のようなものが、あるかもしれないですね(^^
のんびりした光景でしたが、カメラは運です！＜私の場合（笑
(Feb 22, 2007 06:55:24 PM)
＞ 行ったことのない場所なのに、高校生たちの通学風景を見て、ふと懐かしい感覚にとらわれました。
記憶の底に「原風景」のようなものが、あるかもしれないですね(^^
のんびりした光景でしたが、カメラは運です！＜私の場合（笑
(Feb 22, 2007 06:55:24 PM)
Re:失われいくものの(02/21)
notonote
さん
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