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「第9回ナースのおしゃべりティータイム」終了しました。
午前中の大雨、深夜明けで疲れて、仕事が長引いて、と、参加できない方がいましたが、今回も少人数で開催しました。
その中の一つに「看護師を育てるとは」ということがありました。
遠い遠い昔のことを思い出しました。
私が看護学生の時、もうすぐ卒業という時でした。
学院の教員が「看護師の仕事は保健師助産師看護師法(保助看法)に定められていることと、もう一つあります。それは看護師を育てる義務があるのです。」と。
『看護師を育てる義務がある』とても強烈に響きました。
学生はみんな『エッツ??』という顔をしました。
それを先輩看護師が育てて一人前にしてくれるのよ。
実習の時もそうでしょう。先輩看護師がいやな顔もしないで教え育ててくれたでしょう。
だから順番に育てていくのよ。自分の力だけで一人前になるわけではないのよ。」と。
「機会があるたびに、自分は育ててもらったから、今があるのだ。
頑張っていることができるのだ、と育ててもらったことに感謝することを忘れないように。そして、自分が育ててもらったという気持ちで後輩を育てなさい。
それが、あなたたちに課せられた義務よ」と。
『看護師は看護師を育てる義務がある』
ことあるたびに思い出されます。
あれから40年近くなる。
私は、本当に後輩を育てられたのだろうか。
だから今、『ナースのおしゃべりティータイム』を開催しているのかもしれない。