仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.05.18
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カテゴリ: 宮城


前回に引き続き、自分の見聞も広めようと鹿島台(大崎市)で1カ所立ち寄りました。道路地図に記してある「竹谷の町並み」。書かれている場所がちょっと違うのですが、鳴瀬川の西岸一帯に、堀を中央に配する直線道路を中心に南北に延びた集落。鹿島台から美里町(南郷)、石巻市方面を結ぶ木間塚橋に近い。橋に至る県道が堤防の高さに達するよう高架されているので、その直交オーバーパスする県道を見上げるように、佇んでいるのが竹谷の集落なのです。

仙台藩の大身侍、茂庭氏の家中が集住した町並み。現在、住宅の多くはすでに改築・新築されているが、中には茅葺民家の姿も見られ、道路の中央には用水路(堀割)が敷かれ、旧集落・旧町並みが依然としてそのかたちを残している、ということです。

前回も思ったが、旧佐沼街道とはどういうルートだったのだろう。現在の鹿島台駅の東口から国道346を斜めに横切るように伸びる道路がそれだっただろうか。東北本線と、それをオーバーパスしてカギ型に進む国道346号によって、昔の街道筋が分断されているのだと思われます。

とすると、この竹谷の武家屋敷はそれからは外れていると思うのですが。わざわざ川土手沿いに、堀を引き込んで町を作ったということでしょうか。

写真は集落の北端と南端から、それぞれ撮影しました。中央の掘り割りをあえて暗渠にしないで残しています。風情があります。

■関連する過去の日記
エリアスタディ鹿島台駅東口 (08年5月5日)





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最終更新日  2008.05.18 10:42:28
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