仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.02.10
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カテゴリ: 宮城
栗駒山麓の温泉経営者の方々が、地震で被災して温泉の復興に向けて、「栗駒五湯復興の会」を組織し、栗原市に支援を求めたという報道があった。

温湯温泉佐藤旅館、湯ノ倉温泉、湯浜温泉、駒の湯温泉、くりこま荘。

いずれも栗駒山の観光に欠かせない、地元の名湯だ。昨年の地震で、考えられないような被害に見舞われてしまった。

でも経営者の方々の前を向いた想いには、敬服する。

私の手元に、1冊の山岳ガイド本がある。
(八島寛『宮城 山形 福島 南東北の山歩き』河北新報出版センター、2008年)

最初に栗駒山が出てくるのだが、山歩きの案内とあわせて、駒ノ湯の倒壊、湯ノ倉温泉湯栄館の水没などが記されている。いたましい現実が、ここにもある。

栗駒山は3県にまたがり、いわば東北のど真ん中。豊かな緑に恵まれ、温泉や湿原など多彩な自然も楽しめる。復旧にはまだ年月を要するだろうが、栗駒が栗駒として復興するためには、やはり温泉の再生があって欲しいと願う。





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最終更新日  2009.02.11 01:02:53
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