仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2013.05.25
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カテゴリ: 東北
深浦町の中心部を後に北に向かうと、大岩です。国道から歩道を渡って行くことができます。時間の都合で渡りませんでしたが、右は行合崎、正面に水平線、左に入前崎と180度のパノラマが楽しめるとガイドブックにありました。

130571ooiwa.jpg

さらに進むと行合崎。奇岩に囲まれ、芝生に囲まれたこの海岸には、6月頃からニッコウキスゲの大群落が美しい花を咲かせます。変化に富んだ271種の植物相を持つ貴重な海岸です(ガイドブック)。

130571ikiaizaki.jpg

ここで、国道沿いにある看板の説明を転記しておきます。


この崎は藩政期から明治の中頃まで関西地方から特産の食用品・雑貨等を北海道松前・江差方面に運ぶ船と、北海道から特産品やニシン粕・昆布など満載していく船が行き交うので「行逢い崎」と呼ぶようになったと言う説と、秋田方面から吹く南西風(能代ダシ)と北海道から吹く南東風(松前ヤマセ)が吹き合う所から「行合崎」と呼ばれるようになったとも言い伝えられています。
岬が抱く色彩ゆたかな風景、秋田方面へ続く大岩小岩の優美な景観は他に類のないものです。
深浦町教育委員会


さらに北に車を進めると、追良瀬(おいらせ)のあたりで国道がゆるやかに内陸に膨らんでいきます。海をそばに山を背に、なぜか心に残る情景です。

130571oirase.jpg

やがて国道は再び海に出会います。驫木(とどろき)地区でしょう。ふと車を停めて振り返ると、ゆるやかに湾曲する海岸線を五能線の列車がゆっくりと進み去って行きました。
(この画像では列車はわかりにくいかも知れませんが、青い車両です。)

130571todoroki.jpg

偶然ですが、深浦町の観光ガイドブックに掲げられたリゾートしらかみの写真の背景が、まさにこの場所でした。同じポイントで撮影しているもののようです。





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最終更新日  2013.05.25 08:00:12
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