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カテゴリ: カテゴリ未分類
このところ携帯からの書き込みばかりだったので、



指が滑ってまた長文になるかもしれませんが、
どうぞお付き合いくださいますようよろしくお願いします。



今、不登校で苦しんでいらっしゃるご家族に直接や間接の形で関わっています。



子どもたちの行動から見えてくるのは、

「存在そのものを認めて!生きてていいって言って!」

というささやかな願いなのです。



直接、相談相手をさせていただいてる場合は、まだいいんです。


そこから何かを感じていただければいい。

ご家族の愚痴や悩みや葛藤を受け止め、
子どもの気持ちを代弁して伝えるだけで、
元々は子どもを愛する親御さまですから、
徐々に『子どもを丸ごと受け止める』ことの意味をご理解いただけます。



私の友人を介し、その友人だけがそのお子さまの『信頼できる人』の場合、
親御さまにお子さまを『丸ごと受け止める』ことの意味をご理解いただきにくく、
直接関わって、直接そのお子さまの気持ちを受け止めることができないことに、
苦しいジレンマを感じています。



友人は、子どもの心や苦しみを受け止めることに関しては本当に信頼できる人なので、

「あなたがその子の気持ちの受け止め手でいて」




友人の存在が無かったら、私自身もその子に関われなかったかもしれない。



友人のお子さんが、その子との友人関係をつなぎ続けていてくれたことで、
そのお子さまと会えるかもしれないチャンスをもらいました。



そのチャンスを与えてくれたのが、友人のお子さんでした。



先日、夜半に、友人宅にお邪魔した時に、

このことがご縁をつなぐきっかけになったようです。



友人のお子さんは、あまりにもマニアックな大人の漫画フリークがいる事に驚きつつも、
自分と同じ感覚で語れる大人がいることにすごく喜んでくれたようです。


その子が前述のお子さまに、

「こんなおもしろい大人がいたよ。今度、『鋼の錬金術師』を貸してくれるって」

と連絡してくれたことで、もしかしたら、繋がれるかもしれないご縁をいただきました。



子どもと繋がりたいと思ったら、大人は子どもの興味・関心に寄り添い、
必要なら、子どもが関心を持つものを一緒に体験するくらいの心構えを持たなければ、
子どもからの信頼はいただけません。


今回の漫画のことは本当にたまたま興味・関心が一致した稀有な例ですが、
我が家の子どもたちが関心を持っている漫画なり、ゲームなどは、
私自身、必ず自分で体験しています。


漫画なら、いつも子どもたちが読んでいるものを私自身も読み、ネタを振られたら、即、呼応できるようにする。

ゲームなら必ず一度は一緒にやり、私自身が「教えて」と言う機会を作り、子どもたちが自慢しやすい環境を与える、などです。



子どもから大人への近寄りやすさって、そんな『楽しみを共有できる大人』であるかどうかだと思うんです。



遊びボランテイアでほんの少し、小学校に行っていますが、
そこでもまず私自身が遊ぶことを楽しんでいると、

「なんでそこで大人が楽しんでるの?楽しむのは子どもでしょ?」

と笑顔で叱られ、

「楽しい遊びに大人も子どももないも~ん」

と笑顔で返すことで、子どもたちに呆れられながらも楽しいコミュニケーションが生まれます。




こどもの楽しみを否定しないで、まず大人が子どもの楽しみや興味・関心のあることや物に、少しでも楽しい気持ちを持ってくれるといいな、と願っています。


そうしたらきっと、子どもと大人の間に、もっともっと楽しいコミュニケーションが増えると思うのです。



楽しいコミュニケーションができる大人の言うことは、
子どもたちも素直に受け入れることができるでしょう。


また、一緒に楽しいコミュニケーションをしたい、と子どもたちが願ってくれる限り、
『この人の期待に応えてみようかな』という気持ちが、
きっとほんの少しでも、その子の中に生まれてくると思うのです。



子どもたちの心に芽ばえたこのささやかな『やる気』を認め、褒めることで、
私たち大人も、子どもたちの期待に応えることが出来、信頼を得ることが出来る。


こんな楽しい循環が、優しい社会を作り出してくれるような気がしています。














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最終更新日  2009年12月12日 21時19分44秒
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